楽遊原 第33話 あらすじ/ネタバレ

朝廷での騒乱

朝廷では、加裏(か り)将軍が崔倚将軍を敵国と内通して白水関の戦いで敗北させた罪で告発します。裴献(ペイ・シェン)丞相は加裏(か り)将軍の真意を疑い、新皇に崔倚将軍を擁護するよう進言します。しかし、加裏(か り)将軍は新皇の懐柔策に乗り、崔倚将軍の謀仮を主張します。

疑惑と疑心

李嶷(りぎょく)将軍は加裏将軍の主張に疑問を抱き、詳細な説明を求めます。しかし、加裏将軍の説明は矛盾だらけで、柳承鋒将軍も加担して李嶷(りぎょく)将軍を陥れようとします。新皇は崔倚将軍の謀仮を疑い始め、彼を召還して取り調べようとするのです。

崔家への危機

崔倚将軍の家族は危機に陥ります。崔琳(さいりん)は父の無実を証明するため、李嶷(りぎょく)将軍に助けを求めます。李嶷将軍は崔琳(さいりん)の安全を気遣い、夜に会いに行きます。しかし、その間に大理寺で火災が発生し、加裏将軍が死亡、柳承鋒将軍が負傷します。新皇は崔倚将軍の犯行と判断し、裴献(ペイ・シェン)丞相に崔倚将軍の逮捕を命じます。

李嶷の決意

李嶷将軍は崔琳(さいりん)を太子妃にすると宣言し、新皇の怒りを買います。しかし、彼は真相を究明するため、崔倚将軍を連れ戻す決意をします。新皇は顧婉娘を良娣に封じ、李嶷将軍が戻ってきたら太子妃にすると約束します。

崔倚将軍の帰還

崔倚将軍は李嶷将軍と共に帰還します。しかし、新皇は既に顧婉娘を良娣に封じており、彼女は自殺を図ろうとしていました。李嶷将軍は顧婉娘を慰め、彼女の偽りの姿に気づきません。

真実を求めて

李嶷将軍は崔倚将軍の無実を訴えるため、宮殿前で跪きます。しかし、新皇は彼の訴えを無視します。李嶷将軍は新皇の不明な行動を責め、朝堂で真実と正義を求める戦いが始まります。

第33話の感想

第33話は、朝廷での陰謀と権力闘争が激化し、緊張感あふれる展開となりました。加裏将軍の謀略によって崔倚将軍が疑われ、李嶷将軍と新皇の対立が深まる様子は、ハラハラドキドキさせられました。

特に印象に残ったシーンは、李嶷将軍が崔倚将軍の無実を訴えるために宮殿前で跪く場面です。新皇の冷酷な態度と李嶷将軍の強い意誌がぶつかり合い、物語のクライマックスを感じさせました。

また、崔琳の心情も複雑で、父親の無実を証明したい気持ちと李嶷将軍への愛の間で揺れ動く姿が切なかったです。

次回の展開が気になるところですが、崔倚将軍の真実は明らかになるのか、李嶷将軍と崔琳の運命はいかに、そして新皇の真意とは、今後の見どころです。

つづく