楽遊原 第6話 あらすじ/ネタバレ
韓立(かんりつ)の屋敷に捕らわれている崔琳(さいりん)を救出するため、柳承鋒は崔家軍の旗を掲げた使者を送り込む。しかし、韓立(かんりつ)と崔琳(さいりん)が話している最中に、孫靖(そんせい)の使者が乱入し、韓立(かんりつ)を崔倚と内通していると非難する。窮地に陥った韓立は、李嶷(りぎょく)と崔琳(さいりん)を前に出す。李嶷(りぎょく)は崔琳を抱きかかえ、屋敷から脱出しようとするが、崔琳の足の怪我でうまくいかない。呂成之(りょせいし)は、韓立は単に崔琳と李嶷(りぎょく)を前厅に招いただけだと弁明する。李嶷は半信半疑ながらも、崔琳を連れて前厅へ向かう。
崔家軍の使者は、崔琳の仕草を見て、目の前の「崔公子」が崔琳ではないことに気づく。孫靖(そんせい)の使者は、「崔公子」を京に招こうとするが、李嶷は崔琳の怪我を気にして相手にしない。軽視された孫靖(そんせい)は激怒し、「崔公子」が謀仮を企てていると責める。李嶷は剣舞を披露し、崔琳が伴奏する。
剣の舞と歌声に酔いしれる中、李嶷は孫靖の首を切り落とす。宴席は騒然となるが、韓立は動じず、李嶷と取引をしていたことを明かす。約束通り、韓立は崔琳を崔家軍の陣営に送り届ける。崔琳は、李嶷に母の遺品である簪を贈り、無事を祈る。
韓立は、崔琳を救出した「崔公子」が別人だったことに気づき、激怒する。李嶷は、何氏女の指示で崔公子になりすましたことを告白する。何氏女は、李嶷を置き去りにして軍営に戻っていた。韓立は半信半疑ながらも、李嶷の言葉を信じる。李嶷は、並州の危機を救う方法があると提案する。
韓立は、李嶷の提案を受け入れ、裴源(はいげん)と交渉する。裴源(はいげん)は、崔家軍と前后から挟み撃ちにすることを条件に、並州への道を提供する。李嶷は、韓立に裴源(はいげん)の軍を霞洛穀に誘い込み、前後から挟み撃ちにするよう進言する。韓立は李嶷の策略に感心し、戦いが終わったら幕僚に迎え入れることを約束する。李嶷は、喜んで韓立に仕えることを表明する。
崔琳は、李嶷が自分の簪をなくしたことに気づき、柳承鋒から価た簪をもらう。しかし、崔琳は、新しい簪は元の簪の代わりにはならないと話す。一方、李嶷は崔琳の簪を手に取り、戦いが終わったら崔琳にどう説明するか考えていた。その頃、戦いの音が響き渡っていた。
第6話の感想
第6話は、緊張感と策略が入り混じった、見応えのあるエピソードでした。李嶷と崔琳の連携、韓立の思惑、そして孫靖の介入など、様々な要素が絡み合って物語が展開していきます。
特に印象的だったのは、李嶷の剣舞のシーンです。美しい舞と殺気が入り混じった剣さばきは、見ていて圧倒されました。また、韓立の狡猾さも見どころでした。彼は自分の利益のために崔琳を利用しようとしますが、最終的には李嶷の策略に敗れてしまいます。
つづく