蓮花楼 第2話 あらすじ/ネタバレ

霊山派掌門・王青山(おうざんせい)が殺害されたという衝撃的なニュースに、方多病(ほうたへい)は疑念を抱く。目の前にいる李蓮花 (りれんか)は、まるで事件の真相を知っているかのように振る舞っており、方多病(ほうたへい)は彼の関与を疑い始める。しかし、方多病(ほうたへい)が詳しく尋ねる前に、李蓮花 (りれんか)は王青山(おうざんせい)の生前のケチな性格を分析し、協力関係を提案する。李蓮花 (りれんか)は方多病(ほうたへい)を解放する代わりに、事件の謎を解き明かす手伝いをしてほしいと申し出る。

方多病(ほうたへい)はしばらく沈黙した後、決意したように李蓮花のツボを封じ、王青山(おうざんせい)の死因を独自に追跡することを決意する。李蓮花 (りれんか)は驚きながらもすぐに状況を把握し、方多病(ほうたへい)の後を追って霊山派へ向かう。

霊山派に到著すると、門下生たちが「霊童(れいどう)」を探していることに気づく。霊童(れいどう)を見つければ賞金がもらえるという噂に、皆が興奮している。方多病(ほうたへい)は、この行為によって無実の子供たちが危険にさらされるのではないかと察知し、阻止しようとするが、すでに遅かった。突如発生した火災により、現場は混乱に陥る。火はすぐに消し止められたものの、数人の無実の市民が負傷し、方多病(ほうたへい)の部下は怪我をしていないことから、誤って霊童(れいどう)と間違えられてしまう。方多病(ほうたへい)はすぐに誤解を解き、百川院(ひゃくせんいん)の生徒であることを明かし、事件の真相を究明するために捜査を引き継ぐことを宣言する。

そのとき、李蓮花 (りれんか)が神医を名乗り、その名声で人々を威圧し、王青山(おうざんせい)の遺体を直接調べて死因を究明することを提案する。王青山(おうざんせい)の住居で、二人は綿密な調査を行い、真犯人が王青山(おうざんせい)の4人の側近であることを突き止める。真相をさらに明らかにするため、彼らは掌門が「登仙」したという場所へ向かうことにする。

李蓮花 (りれんか)は巧妙な計画を立て、方多病(ほうたへい)と息を合わせて芝居を打つことで、犯人の注意を引くことに成功する。李蓮花 (りれんか)は、人々の前で霊山派の執事が掌門の登仙を偽造した陰謀を暴き、さらに証拠を突きつけて執事を黙らせる。しかし、執事は罪を認めようとせず、仮撃を試みるが、方多病(ほうたへい)が身を挺して阻止し、執事を製圧する。

執事は捕らえられた後も口を閉ざしたままで、李蓮花 (りれんか)は個人的に師匠の骨のありかを尋ねる。捜査中に李蓮花の正体が、武功を失った元剣侠・李相夷(りしょうい)であることが明らかになる。その場面を偶然目撃した方多病(ほうたへい)は、ためらうことなく行動し、執事が李蓮花 (りれんか)に緻命傷を負わせるのを阻止する。

事件後、李蓮花 (りれんか)は一人去り、方多病はその後を追う。二人は客栈に戻り、テーブルを囲んで酒を酌み交わす。その中で、方多病は単孤刀(ぜんことう)が自分の舅であることを告白する。この事実に李蓮花 (りれんか)は心を動かされ、二人の関係はより深まる。

酒が進むにつれて、方多病は李蓮花 (りれんか)に正式に協力関係を提案し、江湖の謎を一緒に解き明かそうと持ちかける。李蓮花の口元に、わずかに咲みが浮かぶ。彼はこの突然現れた仲間に対して、期待を抱いているようだ。夜幕が降りる中、二人の姿は静かに遠ざかり、新しい江湖伝説の幕が静かに開く。

蓮花楼 第2話 感想

第2話は、衝撃的な展開と伏線回収が満載でした。方多病の疑念、李蓮花の謎めいた行動、そして霊山派の騒動と、物語が一気に加速した印象です。特に、李蓮花の正体が明らかになったシーンは、大きな驚きとともに今後の展開への期待が高まりました。

また、方多病と李蓮花のコンビネーションも見どころでした。二人は性格も目的も異なるものの、互いに信頼を深めながら事件に挑む姿は、今後の物語をより一層面白くしてくれるでしょう。

第2話で気になったのは、単孤刀(ぜんことう)と方多病の関係です。単孤刀(ぜんことう)が方多病の舅であるという事実が明らかになり、今後の展開に大きな影響を与えそうです。単孤刀(ぜんことう)はどのような人物なのか、方多病との関係はどのように変化していくのか、注目したいポイントです。

つづく