蓮花楼 第28話 あらすじ/ネタバレ

朝日に照らされ、李蓮花 (りれんか)は居所を後にし、蘇小雍(そしょうよう)に後事を細かく指示する。一方、方多病(ほうたへい)は寺の外で大師が現れるのを待ち続けていた。大師が現れると、方多病(ほうたへい)は李蓮花の正体と父親の死の真相を問い詰める。大師は意味深な言葉を残し、方多病(ほうたへい)に自分で答えを探すように促す。

疑問を抱えたまま方多病(ほうたへい)が戻ると、李蓮花が金鴛盟に加わったという噂が流れていた。笛飛声(てきひせい)との関係を疑う声もある中、方多病(ほうたへい)は李蓮花が南夷氷片事件の真相を明らかにするために協力したと仮論する。しかし、世間の目は李蓮花に向けられ、事件の真相究明は方多病(ほうたへい)に託される。

蘇小雍(そしょうよう)の調査結果をもとに、李蓮花は離洲小遠城へ向かうことを決意する。蘇小雍(そしょうよう)に「狐精」を託し、自身は蓮花楼と合流する予定だったが、外出中に方多病と鉢合わせしてしまう。二人は一触即発の雰囲気となり、李蓮花は四顧門への帰還を拒否し、小遠城で羅摩天氷の真相を究明すると言い張る。同行を拒否された李蓮花は、再び姿を消す。

小遠城への道を尋ねる李蓮花は、老婆から重要な情報を聞き出す。さらに、ある大師と出会い、有益な情報を手に入れる。

一方、方多病は帰宅途中に再び李蓮花と遭遇する。母親の介入により、方多病は李蓮花に手出しすることができない。家では、方母が李蓮花を気遣い、方多病が幼い頃に李相夷(李蓮花の旧名)に苦しめられたことを明かす。李蓮花は複雑な心境になる。

食事の後、李蓮花は單孤刀(たんことう)殺害を否定し、再び方多病に協力を求めるが、拒否されてしまう。実は、方多病は百川院(ひゃくせんいん)に援軍を求め、李蓮花を連れ去って尋問しようとしていた。

百川院(ひゃくせんいん)では、李蓮花は拷問に耐え、氷片の在り処を明かさなかった。方多病が母親に呼ばれて婚儀の相談をしていると、阎王娶親の不吉な事件が起き、人々は恐怖に包まれる。

第28話 感想

第28話は、李蓮花と方多病の対立がさらに深まり、物語が大きく動き出した回でした。

李蓮花は、南夷氷片事件の真相を明らかにするため、離洲小遠城に向かいます。一方、方多病は李蓮花を疑い、真相究明のために李蓮花を捕らえようとします。

二人の対立は、李蓮花の旧名である李相夷(りしょうい)が方多病の幼少期に苦しめられていたことが明らかになったことでさらに複雑になります。李蓮花は單孤刀(たんことう)殺害を否定し、方多病に協力を求めますが、拒否されてしまいます。

一方、百川院(ひゃくせんいん)では、李蓮花が拷問に耐え、氷片の在り処を明かしません。しかし、閻王(えんおう)娶親の不吉な事件が起き、物語は新たな展開を迎えます。

つづく