蓮花楼第36話 あらすじ/ネタバレ

夜に包まれた皇宮。李蓮花は部屋を出て、再び楊大人と出会う。楊大人は李蓮花の決意を知り、皇宮に残り謎を解き明かそうとする彼の意誌を尊重し、助言を与える。李蓮花は感謝の気持ちで楊大人に協力を依頼する。

二人は国師の動きを察知し、理想的な塔の建設場所を探すべく、皇宮の隅々まで探し回る。李蓮花と楊大人は闇黙の瞭解のもと、国師の正体を暴くための計画を立てる。しかし、国師も彼らの動きを察知し、すぐに異変に気づく。宮殿を去る際、李蓮花は国師のそばにあるものが失われていることに気づき、おとなしく従っている4人の職人たちに疑念を抱く。

夜が更け、李蓮花は警戒を強め、事態の推移を待つ。楊大人が戻り、4人の職人がかつての宦官であったことを明かす。二人は炉端で語り合い、極楽塔が謎めいた消失を遂げた過去の出来事を思い出す。李蓮花は楊大人から埃をかぶった草図を受け取り、注意深くつなぎ合わせると、南夷を指す奇妙なトーテムを発見し、謎はさらに深まる。

その時、4人の職人の住居から助けを求める声が響き渡る。李蓮花は急いで駆けつけるが、單孤刀(たんことう)に阻まれてしまう。單孤刀(たんことう)は冷たくあざ咲い、李蓮花の行動はすべて無駄だと断言する。李蓮花は構わずに駆けつけ、屋内には血まみれの衣服があることに気づく。背後には第三者がいるのではないかと推測する。

一方、方多病(ほうたへい)は幻境に陥り、小悪党たちと激闘を繰り広げる。危機的状況の中、師匠の教えが雷のように耳に響き、闘誌を再燃させ、敵を撃破する。脱出した方多病(ほうたへい)は、李蓮花と單孤刀(たんことう)が皇宮に入ったことを知り、急いで助けに向かう。

李蓮花は楊大人を利用して單孤刀(たんことう)の追跡をかわし、調査を加速させる。夜が更けると、公主の身分証明書を持って禁地へ侵入し、窓際に耳を当てて4人の宦官の密語を盗み聞く。しかし、行動がばれて兵士に捕らえられ、牢獄に投獄される。牢獄には殺意が渦巻いており、單孤刀(たんことう)の仲間が李蓮花を殺そうとするが、方多病(ほうたへい)が太后の聖旨を持って駆けつけ、危機を脱する。

自由を取り戻した李蓮花と方多病(ほうたへい)は、事件現場に直行し、狐の精に匂いで追跡させる。石壁の後ろには、凶暴な山猫の巣窟があり、無数の死体が散らばっている。二人は肉屋まで追跡し、手がかりを尋ねる。容疑者を特定した直後、容疑者が自殺しているのを発見する。手がかりが途絶えるが、李蓮花は死者の遺品から重い玉佩を見つけ、その中に秘密が隠されている。

今回の調査は波乱万丈だったが、李蓮花と方多病(ほうたへい)は知恵と勇気をもって真相に迫っていく。そして、何度も話題に上った古井と玉佩に隠された秘密が、最終的な答えへと導いていく。

第36話の感想

第36話は、李蓮花と方多病(ほうたへい)の調査がさらに進展し、物語が大きく動き出す重要な回でした。

特に印象に残ったのは、李蓮花と楊大人が国師の真の姿を暴こうと闇躍する場面です。二人は息の合ったコンビネーションで国師の動きを察知し、理想的な塔の建設場所を探し回ります。しかし、国師も彼らの動きを察知しており、緊迫した展開が続きます。

また、李蓮花が4人の職人がかつての宦官であったことを知り、彼らの行動に疑念を抱くシーンも興味深かったです。このシーンは、物語に新たな謎を投げかけ、今後の展開がますます気になります。

一方、方多病(ほうたへい)は幻境に陥り、小悪党たちと激闘を繰り広げる場面も見どころの一つです。危機的状況の中、師匠の教えを思い出し、闘誌を再燃させて敵を撃破するシーンは、方多病(ほうたへい)の成長を感じさせるものでした。

そして、李蓮花と方多病(ほうたへい)が牢獄に投獄され、危機に陥る場面は手に汗握る展開でした。しかし、方多病(ほうたへい)が太后の聖旨を持って駆けつけ、危機を脱するシーンは、二人の絆の強さを感じさせるものでした。

つづく