蓮花楼第38話 あらすじ/ネタバレ

李蓮花 (りれんか)は目を覚ますと、鋭い視線で2人の子供を見つめた。巧みな話術で、自分が深い山の中にいることを聞き出した。単孤刀(ぜんことう)が山を下り、捕らわれている重要人物に興味を持っていることを悟る。

一方、皇城では単孤刀(ぜんことう)たちが権力を掌握し、軒辕大人を操って朝廷を脅かしていた。公主は父王が重臣を捕らえていることに疑念を抱き、李蓮花 (りれんか)から貰った秘宝を使って父王の寝宮に侵入する。そこで、父王が毒に侵され、弱っている姿を見て事態の深刻さを知る。しかし、軒辕大人に連れ去られてしまう。

李蓮花 (りれんか)は牢獄に入れられ、角麗譙(かくれいしょう)が毒入りの粥を持って来たが、李蓮花 (りれんか)は見破り拒否する。怒った角麗譙(かくれいしょう)は、笛飛声(てきひせい)との結婚と毒虫の秘密を明かし、去っていく。

李蓮花 (りれんか)は笛飛声(てきひせい)の安否を気遣う。公主は幽閉されながらも、楊大人に李蓮花を探すよう指示する。楊大人はわざと情報を漏らし、師匠に李蓮花たちを探すよう命じさせる。

李蓮花 (りれんか)は牢から脱出し、屏風の後ろから角麗譙(かくれいしょう)が笛飛声(てきひせい)を拷問する様子を目撃する。重傷を負った笛飛声(てきひせい)を背負って婚房に戻り、秘技を使って功法の限界を突破させる。2人で協力して脱出し、婚房の隠し部屋を発見する。

角麗譙(かくれいしょう)と雲彼丘(うんひきゅう)が現れ、百川院(ひゃくせんいん)の者たちと対峙する。角麗譙(かくれいしょう)は笛飛声(てきひせい)に選択を迫るが、拒否されたことで激怒し、配下に攻撃を命じる。笛飛声(てきひせい)は再び毒に侵され、鉄壁に閉じ込められる。

方多病(ほうたへい)が現れ、角麗譙(かくれいしょう)に降伏を勧めるが、拒否される。笛飛声は週りの者たちを退かせ、自らの手で角麗譙を倒す。

百川院(ひゃくせんいん)の援軍が到著し、楊大人から師匠の拘束と陛下の危機が報告される。李相夷(りしょうい)は、単孤刀(ぜんことう)たちを倒すため、皇城に戻ることを決意する。

第38話 感想

第38話は、緊張感あふれる展開と衝撃的な事実が明らかになる、見応えのあるエピソードでした。

まず、李蓮花の洞察力と機転には感心させられました。彼は子供たちとの会話から重要な情報を引き出し、単孤刀(ぜんことう)の動向を把握します。また、牢獄に入れられても諦めず、脱出に成功するなど、彼の行動力と知恵は圧巻でした。

一方、皇城では単孤刀(ぜんことう)の陰謀が明らかになり、朝廷は混乱に陥ります。公主は父王の異変に気づき、真相を確かめようとしますが、軒辕大人に阻まれてしまいます。彼女の勇気と正義感は、視聴者の共感を呼ぶでしょう。

また、笛飛声の苦悩と葛藤も描かれていました。彼は角麗譙の策略に翻弄され、窮地に立たされます。しかし、李蓮花の助けと自身の強い意誌によって、困難を乗り越え、成長していく姿が印象的でした。

さらに、角麗譙の悪辣さと狂気も際立っていました。彼女は自分の目的のためなら手段を選ばず、多くの人々を犠牲にします。彼女の最期は、悪の結末を象徴するものでした。

つづく