蓮花楼 第6話 あらすじ/ネタバレ

朴鋤山に不気味な影が忍び寄る。7体の無頭死体が発見され、江湖は騒然となる。普段は冷静沈著な百川院(ひゃくせんいん)も、この事件に動揺を隠せない。若き天才、方多病(ほうたへい)がこの事件に介入する噂が飛び交う。

一方、李蓮花 (りれんか)は故郷に夫の遺骨を埋葬するため、一人朴鋤山へ向かう。彼はそこで、笛飛声(てきひせい)が生きていることを知っていることを明かし、未来への迷いを吐露する。

山麓で医者として診療を始めた李蓮花 (りれんか)は、患者の口から無頭死体事件の詳細を聞く。事件の全容を把握した彼は、朴鋤山で何が起こっているのかを探り始める。

同じ頃、朴鋤山への道を尋ねる方多病(ほうたへい)は、善行活動に出くわす。彼は参加しようとするが、華やかな服装が原因で、侍女に冷たくあしらわれてしまう。帰路、彼は李蓮花 (りれんか)と出会い、食事を共にする。李蓮花 (りれんか)は方多病(ほうたへい)の持つ玉を保証金として使い、機転を利かせて闇号を駆使し、黒市への潜入に成功する。方多病(ほうたへい)は彼の能力に感心する。

黒市で方多病(ほうたへい)は李蓮花に無頭死体事件の捜査協力を求めるが、断られてしまう。しかし、運命のいたずらで二人は庄の宴席で再会する。宴席には謎めいた少年が現れ、李蓮花の注意を引く。彼は少年の背後に何かあると感じ取る。

夜が訪れると、庄で事件が発生する。無頭死体が発見され、静寂が破られる。李蓮花は落ち著いて人々を指揮し、入口を調べさせる。すると、通風口の近くに、小柄な仮面をつけた少年の姿が。皆が少年を捕まえようとすると、庄主が現れ、百川院(ひゃくせんいん)に内通者がいるという衝撃的な事実を明かす。方多病(ほうたへい)は少年を庇うが、逆に疑われてしまう。

複雑な状況に陥った李蓮花は、夜明けまでに真相を暴くことを決意する。彼は方多病と共に現場を詳しく調べ、鋭い洞察力によって事件の真相に迫っていく。そして、無実の少年に罪を著せようとする何者かの陰謀が明らかになる。

無頭死体事件の黒幕は、百川院(ひゃくせんいん)の内部に潜む内通者だった。彼は少年を利用して事件を起こし、李蓮花に罪を著せようとしていた。しかし、李蓮花の推理によって、彼の計画は阻止される。少年は事件とは無関係であることが証明され、事件は解決する。

第6話の感想

第6話は、ミステリー要素が強く、ハラハラドキドキする展開が続きました。李蓮花の鋭い推理と、方多病とのコンビネーションが見どころです。特に、黒市での闇号のやり取りや、庄での事件解決シーンは手に汗握る展開でした。

また、謎めいた少年の登場や、百川院(ひゃくせんいん)の内通者の存在など、今後の展開が気になります。少年の正体や、内通者の目的が明らかになるにつれて、物語はさらに盛り上がりを見せていくでしょう。

つづく