花轎喜事 第10話 あらすじ/ネタバレ
斉府では、袁不屈(ユエン・ブーチー)は杜氷雁(バイ・ビンコー)の機知に感心する。彼女は巧妙な計略で自分の正体を明かし、地位を固めるだけでなく、沙平威の心も掴み、義理の姉として認めさせた。過去の悔恨を晴らすため、袁不屈(ユエン・ブーチー)は喜堂を飾り付け、杜氷雁(バイ・ビンコー)が切り落とした髪と自分の髪の毛を合わせて、夫婦の固い絆を象徴する「結髪」の儀式を行う。生まれ変わった喜堂で二人は固く抱き合い、深いキスを交わし、遅れた結婚式を遂げる。感動的な場面だ。
一方、舒(シュー)大娘は夫である劉若謙(リュウ・ルオチェン)の出徴に備え、惜しみつつも荷造りをし、新しい衣服を縫う。別れが近づき、彼女は夫に同行したいと願うが、劉若謙(リュウ・ルオチェン)は軍営は女性の来る場所ではないと説得し、舒(シュー)大娘は林州で彼の凱旋を待つように言う。しかし、情の深い舒(シュー)大娘は密かに後を追うことを決意し、劉若謙(リュウ・ルオチェン)は仕方なく同意し、二人は一緒に辺境の城へ向かう。
斉天磊(チー・ティエンレイ)と李玉湖(リー・ユーフー)は師匠である劉若謙(リュウ・ルオチェン)を見送りに来る。劉若謙(リュウ・ルオチェン)は出発前に斉天磊(チー・ティエンレイ)に、斉府内部の陰謀を暴くようにと指示する。斉天磊(チー・ティエンレイ)は一計を案じ、老太君の柯世昭(クー・シーチャオ)への寵愛を利用することにする。彼は柯世昭(クー・シーチャオ)を商鋪の買収のために外出しさせ、それを突破口として彼の罪を暴く計画だ。
柯世昭(クー・シーチャオ)が老太君に命じられて外地へ行った後、斉天磊(チー・ティエンレイ)は準備を進める。彼は老太君と府の女眷を招き、戯曲「丁郎恩仇記」を観劇させる。劇中の登場人物の運命を現実と重ねることで、老太君の共感を呼ぶことに成功する。その後、斉天磊(チー・ティエンレイ)は李玉湖(リー・ユーフー)に方小巧(シャオチャオ)を連れ出させ、季竟棠(ジー・ジンタン)を連れて老太君に会い、柯世昭(クー・シーチャオ)が季家を陥れた真実を明かす。季竟棠(ジー・ジンタン)は涙ながらに自分の体験を語り、父の血書を証拠として提出し、老太君に公正な裁きを求める。
しかし、老太君は当初は懐疑的で、この問題は自分の手に負えないと考える。彼女は季竟棠(ジー・ジンタン)の境遇に同情するものの、家族の利益を考慮して、最終的には沈黙を選び、金銭で季竟棠(ジー・ジンタン)をなだめようとする。季竟棠(ジー・ジンタン)は老太君の銀を受け取らず、公正な裁きを求め、失望して去る。
事後、老太君は斉天磊(チー・ティエンレイ)と季竟棠(ジー・ジンタン)の関係を問い、この件にこれ以上関わらないように警告する。しかし、斉天磊(チー・ティエンレイ)は柯世昭(クー・シーチャオ)が斉府の不幸の根源であると熱心に訴え、老太君に問題を直視するよう求める。老太君は心を動かされるものの、まだ完全に斉天磊(チー・ティエンレイ)の言葉を信じていない。
柯世昭(クー・シーチャオ)は商鋪の買収任務を終えて斉府に戻り、方小巧(シャオチャオ)から斉天磊(チー・ティエンレイ)の行動を知る。彼は疑念を抱くものの、表面上は平然を装い、老太君に会いに行く。老太君は柯世昭(クー・シーチャオ)の贅沢な振る舞いに不満を示し、茶葉だけを受け取り、他の贈り物は返却する。この行動は柯世昭(クー・シーチャオ)に警戒心を抱かせ、斉府での自分の地位が脅かされているのではないかと気づかせる。
緊張とサスペンスに包まれたまま、第10話は幕を閉じる。斉天磊(チー・ティエンレイ)と柯世昭(クー・シーチャオ)の戦いは始まったばかりで、老太君の態度は勝負の鍵を握ることになる。
第10話の感想
第10話は、緊迫感と感動が交錯する素晴らしい回でした。特に、袁不屈(ユエン・ブーチー)と杜氷雁(バイ・ビンコー)の結婚式は、二人の愛の深さを改めて感じさせられる感動的なシーンでした。また、舒(シュー)大娘と劉若謙(リュウ・ルオチェン)の夫婦愛も、とても素敵でした。
一方、斉天磊(チー・ティエンレイ)と柯世昭(クー・シーチャオ)の戦いは、ますます激しさを増しています。老太君の態度も気になるところです。今後、どのような展開になるのか、とても楽しみです。
つづく