花轎喜事 第19話 あらすじ/ネタバレ
昌平(ショウヘイ)公主は、沙平威に貴重な真珠の箱を贈り、京で吉報を待つと約束した後、従者と共に帰京の途につきました。一方、劉若謙(リュウ・ルオチェン)と舒(シュー)大娘は公主を見送り、すぐに林州に向かい、斉天磊(チー・ティエンレイ)たちを支援することを決意しました。
林州に到著した劉若謙(リュウ・ルオチェン)は、すぐに禄玄師太の治療に専念しました。斉天磊(チー・ティエンレイ)は師太を連れて師父に助けを求め、劉若謙(リュウ・ルオチェン)は診察の後、斉天磊(チー・ティエンレイ)に治癒を約束しました。一方、斉天磊(チー・ティエンレイ)は実験台として小白鼠を使い、柯世昭(クー・シーチャオ)が薬に毒を盛っていたことを明らかにし、兄の死が毒のせいであることを悲しみました。李玉湖(リー・ユーフー)は斉天磊(チー・ティエンレイ)を優しく慰め、2人は手を取り合って師太と確たる証拠を携え、柯世昭(クー・シーチャオ)の真の姿を老太君に明かし、無実の人々のために正義を勝ち取ることを決意しました。
王胡子(ワン・フーヅ)は柯世昭(クー・シーチャオ)の指示で揚州に向かい、李玉湖(リー・ユーフー)の父親と兄を林州に招き、人々の前で李玉湖(リー・ユーフー)の正体を暴こうとしました。しかし、斉天磊(チー・ティエンレイ)はすでに準備を整えており、李玉湖(リー・ユーフー)を連れて老太君に会い、薬がおかしいので捨てたこと、小白鼠を使って薬の緻死性を証明したことを巧みに伝えました。斉天磊(チー・ティエンレイ)の言葉は、柯世昭(クー・シーチャオ)の罪を暴くだけでなく、一連の家族の悲劇を結びつけ、老太君に疑念を抱かせました。
その時、禄玄師太が老太君の前に連れてこられ、涙ながらに柯世昭(クー・シーチャオ)の罪と一族が受けた冤罪を訴えました。老太君は心を動かされながらも冷静さを保ち、斉天磊(チー・ティエンレイ)に師太を適切に扱い、秘密を守るように命じました。
ちょうどその時、柯世昭(クー・シーチャオ)は揚州の杜家が来たことを知り、チャンスが訪れたと思いましたが、斉天磊(チー・ティエンレイ)は機転を利かせて著替えを理由に李玉湖(リー・ユーフー)を部屋に連れ戻しました。正体がばれるかもしれないと思った小喜(シャオシー)は、李玉湖(リー・ユーフー)が興奮で倒れたふりをして、自分が杜老爷を呼びに行くと提案しました。計画はうまくいき、杜氷雁(バイ・ビンコー)が来たことで、李玉湖(リィー・ユーフー)は危機を回避し、姉妹の再会が実現しました。門の外で待っていた役人は、杜家が仲良くしているのを見て、王胡子(ワン・フーヅ)が自分をからかっていると思い、叱責して立ち去りました。
晩餐会では、杜家父子の来訪で斉(チー)家は賑やかになりました。李玉湖(リィー・ユーフー)は杜氷雁(バイ・ビンコー)から、自分が「病気」になったという知らせを受けて急いで来たことを聞きました。柯世昭(クー・シーチャオ)の言い訳に対して、李玉湖(リィー・ユーフー)と杜氷雁(バイ・ビンコー)は真相を知っていましたが、その場で暴くことはありませんでした。2人は互いの経験や感情を語り合い、杜氷雁(バイ・ビンコー)は袁不屈(ユエン・ブーチー)への想いを打ち明け、2人ともこの誤った結婚から生まれた素敵な縁に感謝しました。
一方、柯世昭(クー・シーチャオ)は再び失敗し、怒りを王胡子(ワン・フーヅ)にぶつけ、杜氷雁(バイ・ビンコー)が武術を習っていることに頭を悩ませ、杜老爷が裏で手を回しているのではないかと疑っていました。その夜、斉(チー)家の屋敷には、それぞれに思いを巡らす人々が集まり、複雑な運命の網を織り成していました。
第19話の感想
第19話は、怒涛の展開が続く見応えのある回でした。柯世昭(クー・シーチャオ)の悪事が次々と暴かれ、ついに老太君にも疑念を抱かせることに成功しました。李玉湖(リィー・ユーフー)と斉天磊(チー・ティエンレイ)のコンビネーションも素晴らしく、機転を利かせて危機を回避する姿にハラハラドキドキしました。特に、李玉湖(リィー・ユーフー)と杜氷雁(バイ・ビンコー)の姉妹の再会は感動的で、誤った結婚から生まれた素敵な縁に心が温まりました。
一方、柯世昭(クー・シーチャオ)の焦りと怒りが伝わってくる演技も見事でした。王胡子(ワン・フーヅ)への当たり散らしや杜氷雁の武術に対する疑心闇鬼など、悪役としての存在感を存分に発揮していました。
つづく