祝卿好~永遠の幸せを君に~ 第11話 あらすじ/ネタバレ
劉泠(リウ・リン)は沈宴(シェン・イエン)への想いを胸に秘めながらも、距離を保とうとします。毎日、霊璧(リン・ビー)に頼んで精心な料理を沈宴(シェン・イエン)の屋敷に届け、体力回復を願います。しかし、沈宴(シェン・イエン)は劉泠(リウ・リン)の冷たい態度に怒り、料理をそのまま返してしまいます。
一方、陸銘山(ルー・ミンシャン)は刑部の劉大人ら官僚たちと手を組み、太子に沈宴(シェン・イエン)を中傷します。陸公も加わり、沈宴(シェン・イエン)を追い落とそうとします。陸公は、陸チエン(ルー・チエン)が劉泠(リウ・リン)を見逃したことで沈宴(シェン・イエン)から攻撃を受けていると恨んでいます。陸チエン(ルー・チエン)は陸銘山(ルー・ミンシャン)の策略に同意せざるを得ません。
夜、沈宴(ジェン・イェチョン)は陸府に侵入します。陸銘山(ルー・ミンシャン)は沈宴(ジェン・イェチョン)の動きを察知しており、沈宴(ジェン・イェチョン)の行動は陸(ルー)家を威嚇する効果をもたらします。
徐時錦(シュー・シージン) は玉珏の謎を解くため、南典正司を訪れ沈昱(シェン・ユー)の協力を求めます。沈昱(シェン・ユー)は花びらの雨で徐時錦(シュー・シージン) を楽しませようとしますが、徐時錦(シュー・シージン) は興味を示しません。二人は古文書を調べ、徐時錦(シュー・シージン) は沈昱(シェン・ユー)との幼い頃の思い出を振り返ります。古文書の中で、玉珏と乾坤玉珏宝匣に関する重要な手がかりを発見します。宝匣の中には火薬が隠されており、玉珏はそれを開ける鍵となります。
北地の公輸後裔である魯鶴(ルー・ホー)は、からくり技術に長けていました。彼の弟子である魯連山(実は雲奕(ユン・イー))は陸(ルー)家に雇われましたが、後に「病死」しました。しかし、実は偽装死して潜伏していた可能性があります。この発見は事件をさらに複雑にします。
沈昱(シェン・ユー)は魯連山(ロ・レンザン)に関する情報を沈宴(ジェン・イェチョン)に伝え、陸府を再び探る時機を待つことを提案します。沈宴(ジェン・イェチョン)は表面上は平静を装っていますが、劉泠(リウ・リン)の状況を心配しています。
朝廷では、陸公らは沈宴(ジェン・イェチョン)と金鱗衛(きんりんえい)を非難します。太子は圧力に屈し、沈宴を普通の役人に降格させます。刑部の劉大人はこの機会に沈宴を侮辱し、古い事件の調査を命じますが、沈宴はそれを受け入れます。
劉泠(リウ・リン)は沈宴の降格を知り、焦ります。徐時錦(シュー・シージン) と共に新しい手がかりを探し、劉泠(リウ・リン)の何気ない一言から沈昱(シェン・ユー)は魯連山(ロ・レンザン)が雲奕(ユン・イー)である可能性と、乾坤玉珏宝匣が玄武鎮に隠されているのではないかと推測します。
推測を確かめるため、三人は魯連山(ロ・レンザン)の墓地を訪れ、棺を開けて遺体を調べます。棺の中の遺体は魯連山(ロ・レンザン)ではなく、雲奕(ユン・イー)が魯連山(ロ・レンザン)であることが判明します。この発見は事件の転機となり、三人は真相を明らかにするために協力して行動します。
第11話の感想
第11話は、沈宴と劉泠(ユエン・ビンイエン)の複雑な関係がさらに深まった回でした。沈宴は劉泠(ユエン・ビンイエン)の心を知りながらも、彼女の冷たい態度に傷つき、距離を置いています。劉泠(ユエン・ビンイエン)は沈宴への想いを胸に秘めながらも、彼の怒りを恐れて距離を保とうとします。二人のすれ違いが切ない一方で、互いへの想いが伝わってくるシーンもあり、今後の展開が気になります。
また、陸銘山(ルー・ミンシャン)と沈宴の対立も激化しました。陸銘山(ルー・ミンシャン)は沈宴を陥れるためにあらゆる手段を使っており、沈宴は窮地に立たされています。しかし、沈宴は諦めずに事件の真相を追い求め、劉泠(ユエン・ビンイエン)や徐時錦(シュー・シージン) の協力も得て、少しずつ真実へと近づいていきます。
つづく