春家(しゅんけ)はトキメキざかり~四つ葉に咲く恋~ 第12話 あらすじ/ネタバレ

朝陽が世子(せし)府に差し込む。春佩蘭(しゅんはいらん)は豪華な部屋で目を覚ます。

侍女たちが彼女の世話をしようと待機しているが、春佩蘭(しゅんはいらん)は緊張してうっかりうがい薬を飲んでしまう。侍女たちは優しく彼女を導き、府での生活に慣れさせようとする。

一方、路不平(ろふへい)は侍衛たちの姿を見て憧れを抱く。彼は掃除をしている下人と出会い、その動きから武術の達人だと勘違いして勝負を挑む。しかし、下人は一咲に付して相手にしない。

春佩蘭(しゅんはいらん)は買い物に出かけようとするが、侍女たちに止められ、代わりに彼女たちが買い物に行く。春佩蘭(しゅんはいらん)は複雑な気持ちで彼女たちを見送る。路不平(ろふへい)は府の下人の出自に興味を持ち、特に武術の腕前に興奮する。しかし、春佩蘭(しゅんはいらん)は自分がこの家で居場所を失ったのではないかと不安に駆られる。

杜如玉(とじょぎょく)は世子(せし)府内を興味津々に観察する。辛管事(しんかんじ)の丁寧な対応に驚き、春錦栄(しゅんきんえい)の横暴な態度に不快感を覚える。春錦栄(しゅんきんえい)は春佩蘭(しゅんはいらん)に朝食の準備を手伝わせようとするが、辛管事(しんかんじ)の製止を無視して新しい侍女に指示を出す。杜如玉(とじょぎょく)は不安を感じ、春錦栄(しゅんきんえい)の真意を疑う。

厨房で春佩蘭は下人と間違われそうになるが、機転を利かせて母親の口が肥えていることを理由に手伝いを断る。主厨は奮起して腕前を披露しようと決意する。

昼食時、豪華な料理が並ぶ。杜如玉(とじょぎょく)は贅沢さに驚きつつも、不安を募らせる。春錦栄(しゅんきんえい)に家賃の調査を依頼し、負担を減らそうとする。

食後、郭振生は春錦栄(しゅんきんえい)が行方不明だった宝石箱を持って府に戻る。宝石箱は杜如玉(とじょぎょく)が偶然見つけて持ち帰っていたことが判明し、春錦栄(しゅんきんえい)は落胆する。

一方、世子(せし)が屋敷を他人に貸し出したことを知った王爷(おうや)は激怒し、世子(せし)を問い詰める。世子(せし)は相手の身分を理由に弁明するが、王爷(おうや)の怒りを鎮めることはできず、世子(せし)は屋敷からの退去を命じられる。

第12話の感想

第12話は、春家(しゅんけ)はトキメキざかり~四つ葉に咲く恋~ の物語が大きく動き出す重要な回でした。春佩蘭と杜如玉(とじょぎょく)の世子府での生活が描かれ、それぞれの立場や心情が明らかになりました。

春佩蘭は、慣れない環境に戸惑いながらも、徐々に新しい生活に馴染んでいきます。一方、杜如玉(とじょぎょく)は豪華な暮らしに驚きつつも、春錦栄(しゅんきんえい)の横暴な態度に不安を覚えます。

郭振生が持ち帰った宝石箱の行方や、王爷(おうや)の怒りによって世子が屋敷を退去することになったなど、今後の展開が気になる終わり方でした。

つづく