春家(しゅんけ)はトキメキざかり~四つ葉に咲く恋~ 第6話 あらすじ/ネタバレ

路不平(ろふへい)は下人としての生活に不満を抱き、春佩蘭(しゅんはいらん)と杜如玉(とじょぎょく)に門客になりたいと申し出る。しかし、春佩蘭(しゅんはいらん)は門客の意味を誤解し、門番と勘違いしてしまう。路不平(ろふへい)は杜如玉(とじょぎょく)に直接説明しようとするが、杜如玉(とじょぎょく)は路不平(ろふへい)の真意を疑い、追及する。路不平(ろふへい)は春佩蘭(しゅんはいらん)に助けを求めるが、杜如玉(とじょぎょく)は娘の春半夏(しゅんはんか)を連れて現れ、路不平(ろふへい)を官に突き出そうとする。

一方、春可霊(しゅんかれい)は四皇子と耀文(ようぶん)、耀武(ようぶ)を連れて夜遊びに出かける。そこで賭場(カジノ)の三兄弟に出くわし、春可霊(しゅんかれい)は罠にはまってしまう。四皇子は捕らえられ、春可霊(しゅんかれい)は必死に抵抗する。春可霊(しゅんかれい)は賭場(カジノ)の老大を負傷させ、四皇子を救出する。

家に帰った春可霊(しゅんかれい)は、部屋に隠れていた3人の男たちに驚く。杜如玉(とじょぎょく)が部屋に入ってきたため、春可霊(しゅんかれい)は隠そうとするが、耀文(ようぶん)と耀武(ようぶ)は慌ててその場を去る。酔っ払った四皇子はそのまま眠ってしまう。春可霊(しゅんかれい)は四皇子を連れ出そうとするが、四皇子は昏睡状態に陥ってしまう。杜如玉(とじょぎょく)は師叔の郭振生を呼び、四皇子の治療を依頼する。

春可霊(しゅんかれい)は最初は四皇子の怪我の理由を隠していたが、杜如玉の追及に耐え切れず、襲われた際に四皇子が庇ってくれたことを明かす。四皇子が目を覚ますと、杜如玉は彼を丁重に扱う。春可霊(しゅんかれい)は四皇子の怪我を隠していたことを責めるが、杜如玉に叱責される。杜如玉は郭振生と四皇子の無事を確認した後、娘と四皇子の会話を盗み聞きする。四皇子の文才と母親への孝行心に感銘を受ける。

一方、世子(せし)と李騰雲(りとううん)は四皇子の行方を捜し、焦っていた。そこに王爷(おうや)が現れ、二人は嘘をつこうとするが、見破られてしまう。

杜如玉は四皇子を夕食に誘い、春可霊(しゅんかれい)に家族に連絡するよう指示する。四皇子は身分を隠すため、自宅の警備が厳しく、連絡が難しいと答える。杜如玉は四皇子が貧しい家庭で育ち、両親を亡くしたと思い、同情する。春錦栄(しゅんきんえい)との相談では、四皇子が自分を「阿四(あし)」と名乗ったことから、さらに彼の境遇を哀れに思う。

杜如玉は路不平(ろふへい)に阿四(あし)のために料理を用意するよう指示するが、路不平は嫉妬心を抱く。普段は美味しい料理を食べられないのに、阿四(あし)は来たばかりなのに美味しい料理を食べられることに不満を持つ。

家の中では様々な思惑が交錯し、波乱が続く。しかし、この突然の出来事が、家族に温かさと変化をもたらす。

第6話の感想

第6話は、春家(しゅんけ)の人々の葛藤と成長が描かれた回でした。路不平は下人としての生活に不満を抱き、門客になりたいと申し出ますが、春佩蘭(しゅんはいらん)と杜如玉の誤解により、事態は混乱します。一方、春可霊(しゅんかれい)は四皇子と夜遊びに出かけ、トラブルに巻き込まれてしまいます。

この回では、それぞれのキャラクターの心情が丁寧に描かれていました。路不平は下人としての扱いを受け入れることができず、もどかしさを感じています。春佩蘭(しゅんはいらん)は路不平の気持ちを理解できず、戸惑いを隠せません。杜如玉は路不平の真意を疑い、追及します。春可霊(しゅんかれい)は四皇子のために命を懸けて戦い、勇敢な一面を見せます。

また、この回では、杜如玉と四皇子の関係にも変化が見られました。杜如玉は最初は四皇子のことを疑っていましたが、彼の文才と母親への孝行心に感銘を受け、徐々に心を開いていきます。四皇子は杜如玉の優しさに感謝し、彼女を母親のように慕うようになります。

つづく