氷雨火(ひょううか)~BEING A HERO~ 第23話 あらすじ/ネタバレ

巧妙な策略で警察を欺き、郝東(ハオ・ドン)と万賀達のもとへたどり著いた呉振峰(ウー·ジェンフォン)。容赦なく郝東(ハオ・ドン)を痛めつけ、その姿を写真に収めて林徳赞(リン・ダーザン)へと送りつける。写真を見た警察は、郝東(ハオ・ドン)の正体が故・李林凡(リー・リンファン)の息子である李顯棟(リー・シエンートン)だと突き止める。

一方、陳宇(チェン·ユー)と藍安然(ラン·アンラン)は于淼(ユー・ミャオ)を尋問。于淼(ユー・ミャオ)は自身の行方を隠すため、万萌萌(ワン・モンモン)を救った過去を明かし、その事実を公にしないよう懇願する。この情報は事件解決には直接つながらなかったものの、後の展開に重要な伏線となる。

陳宇(チェン·ユー)は万萌萌(ワン・モンモン)が襲撃されたことを王毅坤(ワン・イーコン)に伝え、背後に大きな陰謀があると示唆。王毅坤(ワン・イーコン)は犯人を知っているにもかかわらず、知らないふりをして警察の警備の不備を責める。しかし、郝東(ハオ・ドン)が万萌萌(ワン・モンモン)を邪魔者扱いしていたことを思い出し、郝東(ハオ・ドン)に対する冷酷な感情を隠せない。

郝東(ハオ・ドン)と万賀達は二両(アーリャン)の縄張りに連行され、生死の危機に陥る。二両(アーリャン)は郝東を殺害しようと企て、生きたまま埋めてしまう。郝東は絶望の中で万賀達に約束を守るよう呼びかけるが、万賀達の必死の懇願も二両(アーリャン)の冷酷な決意を変えることはできない。万賀達は郝東と共に死のうと土坑に飛び降りるが、その姿に心を動かされたジョウ姉は、自身の地位を固めるために郝東を始末するよう命じる。

王毅坤(ワン・イーコン)は陳宇(チェン·ユー)の尋問に対し、李凡林(李林凡(リー・リンファン))の義子であると偽り、20年前の因縁を語る。この過去は林徳赞(リン・ダーザン)に楊玲(ャン·リン)玲の母親が殺害された事件を思い出させ、郝東の真の動機に新たな疑問を抱かせる。

楊熠(ャン·イー)は楊玲(ャン·リン)玲の家でジョウ姉との写真を発見し、ジョウ姉と楊家の複雑な関係に気づく。彼は写真をそっと持ち去り、心の中で疑問と困惑を抱く。

生死の瀬戸際に立たされた郝東は、呉振峰(ウー·ジェンフォン)に陳宇(チェン·ユー)との関係を尋ねる。呉振峰(ウー·ジェンフォン)は陳宇(チェン·ユー)が自分の兄弟であり、雲河での保護者であると答える。しかし、郝東はそれを嘲咲い、ジョウ姉に呉振峰(ウー·ジェンフォン)の背景を調べるよう進言する。ジョウ姉は直接の返答はしなかったものの、内心では警戒心を強める。

尋問を終えた陳宇(チェン·ユー)は、様々な手がかりから呉振峰(ウー·ジェンフォン)が警察の内通者である可能性に気づく。林徳赞(リン・ダーザン)もまた、楊興権(ヤン・シンチュエン)の海外での経歴を徹底的に調べることを決意する。

藍安然(ラン·アンラン)は呉振峰(ウー·ジェンフォン)を肯定的に評価し、彼が関鍵的な場面で勇気と責任感を見せたことで、彼は救いようのない人間ではないと考える。

一方、劉恺華(リウ・カイホワ)と姜磊(ジアン·レイ)の父子関係は麻薬事件によって悪化。劉恺華(リウ・カイホワ)は姜磊(ジアン·レイ)に自首を勧めるが拒否される。姜磊(ジアン·レイ)は絶望の中で母親に助けを求めるが、母親の溺愛と過保護に劉恺華(リウ・カイホワ)は落胆と心を痛める。

陳宇(チェン·ユー)は万賀達の会社の帳簿を調査している際、3年前に光芒山茶廠とつながりがあったことを発見。この事実に林徳赞(リン・ダーザン)は衝撃を受け、事件が新たな展開を迎えることを予感させる。

第23話の感想

第23話は、緊張感と衝撃の連続で目が離せない展開でした。特に、郝東と万賀達が二両(アーリャン)に捕らえられ、生死の危機に瀕するシーンは手に汗握る緊迫感がありました。万賀達が郝東と共に死のうとした場面は、二人の友情の深さを改めて感じさせ、胸を打たれました。

一方、陳宇(チェン·ユー)と藍安然(ラン·アンラン)は著実に事件の真相に迫りつつあります。于淼(ユー・ミャオ)の証言や万賀達の会社の帳簿など、新たな手がかりが次々と明らかになり、事件の全貌が徐々に解き明かされていく様子は興味深かったです。

つづく