今宵、若様は恋におちる 第12話 あらすじ/ネタバレ

寧鈺軒(ねい ぎょくけん)は王錦堯(おう きんよう)の寿宴に招かれ、聶桑楡(にえ さんゆ)を連れて参加します。これは、聶桑楡(にえ さんゆ)を海坊の上流社会に溶け込ませる良い機会だと考えたからです。聶桑楡(にえ さんゆ)は盛装で出席し、その美しさに寧鈺軒(ねい ぎょくけん)も心を奪われますが、それを口には出しません。

宴会の料理は主にベジタリアン向けのもので、聶桑楡(にえ さんゆ)は少し不満げです。王錦堯(おう きんよう)は自分の慈善活動を自慢し、前任の県令の死について曖昧な発言をし、官僚社会の暗部をほのめかします。席間、王小姐が酒を勧めますが、面紗の下には肌の傷跡が見えます。聶桑楡(にえ さんゆ)は非晚霜を贈って助けようとしますが、誤解されて王小姐は怒って席を立ってしまいます。

寧鈺軒(ねい ぎょくけん)は王錦堯(おう きんよう)に故郷の土を贈り、深い意味を込めます。そして、聶桑楡(にえ さんゆ)が水粉鋪を開店することを発表し、皆に協力を求めます。帰り道、聶桑楡(にえ さんゆ)は王家の表面的な質素さと実際の贅沢さを分析し、彼らのやり方に疑問を抱きます。

寧鈺軒(ねい ぎょくけん)は聶桑楡(にえ さんゆ)を使って海坊の情勢をかき乱そうという計画を明かします。聶桑楡(にえ さんゆ)は彼の意図を理解しますが、「放出」という言葉に不快感を覚えます。

王小姐は父親に不満を訴えますが、王錦堯(おう きんよう)は聶桑楡(にえ さんゆ)との友好関係の重要性を強調します。その後、聶桑楡(にえ さんゆ)を誘う多くの招待状が届きますが、そこには思惑が隠されています。

聶桑楡(にえ さんゆ)は鋪の仕事で忙しく、家に帰るのも遅くなります。寧鈺軒(ねい ぎょくけん)は鋪の出資元を心配し、袁朗(えんろう)が何か企んでいるのではないかと疑い、自分の名義で経営することを提案します。そして、聶桑楡(にえ さんゆ)に招待状を利用して各家の情報を集めるように指示します。

聶桑楡(にえ さんゆ)は黄小姐を訪ねて非晚霜を売り込みますが、そこに王小姐が乱入してきて、争っているうちに足首を捻挫してしまいます。商品は売れず、気分が落ち込んだ聶桑楡(にえ さんゆ)は酒で憂さを晴らしますが、寧鈺軒(ねい ぎょくけん)が迎えに来てくれます。

鋪では、寧鈺軒(ねい ぎょくけん)が真珠と非晚霜を交換し、聶桑楡(にえ さんゆ)は大喜びします。鋪は活気を取り戻します。外食に出かけると、袁朗(えんろう)が加わり、3人で食事をします。寧鈺軒(ねい ぎょくけん)は聶桑楡(にえ さんゆ)が袁朗(えんろう)と楽しそうに話しているのを見て、嫉妬して先に席を立ってしまいます。聶桑楡(にえ さんゆ)が帰ってきて、食べ物で慰めようとしますが、寧鈺軒(ねい ぎょくけん)は素直になれず、結局は嫉妬を隠しきれずに、一緒に食事をして雰囲気は和やかになります。

第12話感想記事

第12話は、聶桑楡(にえ さんゆ)と寧鈺軒(ねい ぎょくけん)の関係が大きく進展する重要な回でした。王錦堯(おう きんよう)の寿宴で、聶桑楡(にえ さんゆ)は海坊の上流社会にデビューし、その美しさで注目を集めます。しかし、王家の人間関係の複雑さや官僚社会の暗部を垣間見て、不安を覚えます。

一方、寧鈺軒(ねい ぎょくけん)は聶桑楡(にえ さんゆ)への想いを募らせながらも、それを隠そうとします。しかし、袁朗(えんろう)との絡みを見て嫉妬心を露呈し、二人の関係に変化が訪れます。

また、聶桑楡(にえ さんゆ)は水粉鋪を開店し、新たな挑戦を始めます。しかし、袁朗(えんろう)の介入や王家の思惑など、様々な困難が待ち受けています。

つづく