今宵、若様は恋におちる 第13話 あらすじ/ネタバレ

聶桑楡(にえ さんゆ)は目覚めると、庭に美しい花々が咲き誇っていることに驚き、喜びをあらわにします。寧钰轩に尋ねると、それは新しい執事の仕業だと笑います。食卓にはご馳走が並び、寧钰轩は彼女を誘いますが、聶桑楡(にえ さんゆ)は店のことばかり気にして、料理を手に店へと急ぎます。

鬼白(おにしろ)は、秦大人に手紙を送ったことを明かし、寧钰轩が嫉妬から行動を起こすのではないかと推測します。

皓雪堂

皓雪堂は閑古鳥が鳴いており、聶桑楡(にえ さんゆ)は帳簿を見て、深刻な損失を心配します。

そこへ寧钰轩が訪ねてきて、お茶を所望しますが、聶桑楡(にえ さんゆ)はわずかしか注ぎません。寧钰轩は彼女のケチぶりを笑います。船舶税の話題になると、聶桑楡(にえ さんゆ)は税額が予想をはるかに超えていることに気づき、寧钰轩に説明を求めます。

蛟龍幫

蛟龍幫の首領、沈連成は部下の失態に激怒します。そこに袁朗(えんろう)が訪れ、旅の商人だと名乗り、海の商機を利用して銀を贈り、誼を結びたいと申し出ますが、裏には別の思惑があります。

李三の店

聶桑楡(にえ さんゆ)は李三に会い、船舶税が高すぎるのではないかと疑問を呈します。李三は一艘あたり20両が相場だと言い張りますが、劉(リウ)主簿が介入して話をはぐらかそうとします。聶桑楡(にえ さんゆ)は公開の場で真相を明らかにしようと主張し、実際には2両しか支払っていないことを暴露します。商人たちは驚き、寧钰轩に公正な裁定を求めます。劉(リウ)主簿はしぶしぶ、余分な銀が蛟龍幫に流れていることを認めます。

蛟龍幫

寧钰轩は商人たちを連れて蛟龍幫に乗り込みます。沈連成は官府が匪賊の取り締まり費用として徴収したと弁解しますが、寧钰轩は帳簿の確認を要求します。沈連成は聶桑楡(にえ さんゆ)の存在を気にして、しぶしぶ帳簿を渡します。聶桑楡(にえ さんゆ)は帳簿を調べ、5000両の大金が不足していることに気づき、沈連成が汚職をしていると指摘します。寧钰轩は旧規則を廃止し、銀の返還を命じます。

黄漢典当行

袁朗(えんろう)は阿狼に変装し、沈連成を利用して黄漢典当行を訪れます。そこで茶の合図で自分を認識させ、蛟龍幫を浄化する計画を立てます。黄漢はかつての約束を思い出し、袁朗(えんろう)に従い、蛟龍幫が茶幫の名を汚していることを正すことを誓います。

水宴居

胡大は沈連成に、燃眉の急を解決するために「歸海号」を奪うことを提案します。鬼白(おにしろ)は、沈連成の仲間が水宴居に集まるという情報を掴みます。

聶桑楡(にえ さんゆ)は男装をして水宴居に行き、そこで偽物の化粧品を売る歡顔に出くわします。聶桑楡(にえ さんゆ)は科学知識を使って詐欺を暴き、歡顔を謝罪させます。その隙に、聶桑楡(にえ さんゆ)は自分の作ったクリームを売り込み、水娘子(すいじょうし)は興味を示します。

第13話感想

第13話は、聶桑楡(にえ さんゆ)と寧钰轩の恋の進展と、蛟龍幫との対決が描かれた見応えのある回でした。

まず、聶桑楡(にえ さんゆ)の庭に咲く花々は、寧钰轩の彼女への愛情の表れであり、ロマンチックな演出でした。また、寧钰轩が聶桑楡(にえ さんゆ)に料理を振る舞うシーンは、二人の距離が縮まっていることを感じさせます。

一方、蛟龍幫との対決は、聶桑楡(にえ さんゆ)の機転と寧钰轩の権力を駆使して、見事勝利を収めました。特に、聶桑楡(にえ さんゆ)が公開の場で真相を明らかにするシーンは、彼女の勇気と正義感が印象的でした。

つづく