今宵、若様は恋におちる 第18話 あらすじ/ネタバレ

寧鈺軒(ねい ぎょくけん)は漁網の修理について季曼(き まん)に相談するが、彼女は県衙に行くのを拒否し、皓雪堂に滞在することに。他の水夫たちは客栈に泊まる。寧鈺軒(ねい ぎょくけん)は季曼(き まん)に糕点を持って訪ねるが、拒否されてしまう。しかし、苜蓿(ぼく しゅく)の助けを借りて、なんとか季曼(き まん)に糕点を食べてもらうことに成功する。

夜、皓雪堂に泊まった季曼(き まん)は、桑葚(くわ)が夢の中で布団を奪い、寧鈺軒(ねい ぎょくけん)と鬼白(おにしろ)がそっと季曼(き まん)に布団をかけて去っていく様子を目撃する。

翌日、季曼(き まん)一行は外出する。ちょうど上巳の節句で、街は賑わっている。桑葚(くわ)は、この日に男女が一緒に河灯を流して良縁を祈る風習があると説明する。季曼(き まん)は水娘子(すいじょうし)をを訪ね、彼女の助けに感謝を述べる。そして、自分が聶桑楡(にえ さんゆ)ではなく、崖から落ちて記憶を失った季曼(き まん)であり、帰海一刀(きかい いっとう)の娘であることを明かす。さらに、水娘子(すいじょうし)に一緒に皓雪堂を経営することを提案する。水娘子(すいじょうし)は最初は自信がない様子だったが、季曼(き まん)の言葉に励まされ、一緒に頑張ることを決意する。

季曼(き まん)は分担を決める。水娘子(すいじょうし)が経営、千怜雪(せん れん せつ)が帳簿、季曼(き まん)が商品開発を担当する。過去の出来事を乗り越え、皆は皓雪堂を大きくすることを誓う。

寧鈺軒(ねい ぎょくけん)は袁朗(えんろう)の正体を疑い、鬼白(おにしろ)に調査を命じる。鬼白(おにしろ)は調査を進め、袁朗(えんろう)がかつての敵である阿狼ではないかと疑う。千怜雪(せん れん せつ)は家族からの手紙を受け取る。弟が賭博で借金を作り、500両の援助を求めてきたのだ。千怜雪(せん れん せつ)は悩んでしまう。

上巳の夜、温婉(おんえん)は寧鈺軒(ねい ぎょくけん)を誘うが断られてしまう。聶青雲は陶思維(とう し い)を誘おうとするが、彼が別の女性を想っていることを知り、断念する。千怜雪(せん れん せつ)は酔っ払って街をさまよっているところを秦奕閑に助けられる。彼女は彼にお金を渡して助けてもらう。聶青雲は偶然、陶思維(とう し い)が流した河灯を見つけ、そこには「聶」の字が書かれていた。彼は喜びを隠せない。

水娘子(すいじょうし)は舞台で踊り、花を客席に投げる。鬼白(おにしろ)がその花をキャッチするが、水娘子(すいじょうし)の露出の多い衣装を理由に着替えるように勧める。水娘子(すいじょうし)は最初は怒るが、その後は嬉しそうな表情を見せる。二人は微妙な雰囲気に包まれる。

第18話の感想

第18話は、物語が大きく動き出す重要な回でした。季曼(き まん)が寧鈺軒(ねい ぎょくけん)に自分の正体を明かし、水娘子(すいじょうし)と一緒に皓雪堂を経営していくことを決意したシーンは、今後の展開を期待させるものでした。また、千怜雪(せん れん せつ)の弟の借金問題や、聶青雲の恋模様など、サブストーリーも盛りだくさんで目が離せません。

特に印象に残ったのは、季曼(き まん)と水娘子(すいじょうし)の関係です。最初は互いに不信感を抱いていた二人ですが、徐々に心を通わせていく様子が丁寧に描かれていました。水娘子(すいじょうし)が季曼(き まん)の提案を受け入れるシーンは、二人の絆の強さを感じさせる感動的なものでした。

一方、千怜雪(せん れん せつ)と聶青雲の恋模様は、複雑な展開を迎えています。千怜雪(せん れん せつ)は弟の借金問題に悩んでおり、聶青雲は陶思維(とう し い)に想いを寄せている様子。二人の恋がどうなるのか、今後の展開が気になります。

つづく