今宵、若様は恋におちる 第19話 あらすじ/ネタバレ

季曼(き まん)は街を散策中に袁朗(えんろう)と偶然出会う。屋台のビーズのネックレスを見て、寧ギョク軒との思い出が蘇る。袁朗(えんろう)はネックレスをプレゼントしようとするが、季曼(き まん)は鑑賞するだけと断る。その後、袁朗(えんろう)は花束を贈ろうとするが、季曼(き まん)は再び断り、受け取れないと告げる。袁朗(えんろう)は少し気まずくなり、友だちとして贈ろうとするが、季曼(き まん)は笑って必要ないと答える。袁朗(えんろう)は一緒にどこかに行こうと誘うが、季曼(き まん)は店の用事があると言って断る。

一方、水娘子(すいじょうし)は鬼白(おにしろ)に一緒に花灯を買おうと提案するが、鬼白(おにしろ)は淡々と答える。水娘子(すいじょうし)は笑顔を見せるべきだとからかい、鬼白(おにしろ)を笑わせようとする。ようやく鬼白(おにしろ)の口角が上がり、水娘子(すいじょうし)は笑顔が素敵だと褒め、もっと笑うように勧める。

季曼(き まん)が帰ろうとすると、寧ギョク軒と出会う。寧ギョク軒は散歩中だと答え、袁朗(えんろう)は一緒に花灯を流そうと提案する。寧ギョク軒も同意し、3人は輪投げの屋台へ行き、一番大きな花灯を競い合う。最後の1つの輪を残し、緊張が高まる。その時、裏庭から火事の知らせが聞こえ、2人は急いで戻る。

火は激しく燃え上がり、季曼(き まん)は火の中に入ろうとするが、寧ギョク軒はそれを制止し、1人で消火に向かう。季曼(き まん)は外で不安そうに待ち、寧ギョク軒の勇敢な姿を見て感動する。水娘子(すいじょうし)と鬼白(おにしろ)が駆けつけ、鬼白(おにしろ)は1人で火の中へ入って救助に向かい、水娘子(すいじょうし)は怪我をしてしまう。鬼白(おにしろ)は水娘子(すいじょうし)の傷の手当てをし、跡が残るかもしれないと告げるが、自分が支えると約束する。

火はようやく消し止められ、原因を調べると焦げた花灯が見つかり、事故と判断される。寧ギョク軒と季曼(き まん)は2人きりになり、季曼(き まん)は寧ギョク軒が火を恐れていることを尋ねる。寧ギョク軒はそれを認め、以前台所で火事を消してくれたことに感謝する。季曼(き まん)はなぜ火を恐れているのかと尋ねるが、寧ギョク軒は答えず、季曼(き まん)の出現が自分の人生に大きな変化をもたらしたと告げる。

寧ギョク軒は聶桑楡(にえ さんゆ)の死を伝え、聶桑楡(にえ さんゆ)との愛のない結婚を悔やむ。季曼(き まん)は同情する。寧ギョク軒は花灯を流そうと提案し、季曼(き まん)は快諾し、2人で美しい灯火を眺める。

千怜雪(せん れん せつ)は目を覚まし、500両の銀票を見つけ、弟に手紙を書き、これが最後の援助になることを伝える。皓雪堂は再開するが、客足は途絶えてしまう。実は、2度の火事は温婉(おんえん)の仕業だった。寧ギョク軒は季曼(き まん)を連れ出して気分転換に出かけ、季曼(き まん)はひらめき、庶民にも手が届く代用品を開発して人々の役に立ちたいと考える。

第19話の感想

第19話は、感動と驚きが詰まった回でした。季曼(き まん)と袁朗(えんろう)の出会いは偶然でしたが、2人の関係が少しずつ近づいていると感じました。袁朗(えんろう)の季曼(き まん)への想いは明らかですが、季曼(き まん)は寧ギョク軒への想いを断ち切れていない様子。一方、水娘子(すいじょうし)と鬼白(おにしろ)のやり取りは微笑ましく、2人の関係も今後進展していくのではないかと期待させます。

寧ギョク軒の火への恐怖は、彼の過去と深く関わっていることがわかりました。季曼(き まん)との出会いが彼に変化をもたらすことを願う一方で、聶桑楡(にえ さんゆ)の死は寧ギョク軒に大きな影を落としていると感じました。

皓雪堂の火事は温婉(おんえん)の仕業だったという衝撃の事実。温婉(おんえん)の目的は何なのか、今後の展開が気になります。季曼(き まん)のひらめきは、人々の生活を豊かにする可能性を秘めており、彼女の活躍に期待が高まります。

つづく