今宵、若様は恋におちる 第23話 あらすじ/ネタバレ

季曼(き まん)は、自分が恋心を抱いている相手が寧ギョク軒であることを知り、侯府を離れることを拒否します。桑葚(くわ)は寧ギョク軒に特別な魅力を感じていないため、季曼(き まん)に侯府を離れるよう説得しますが、季曼(き まん)は寧ギョク軒の側にいることを決意します。

寧ギョク軒は碼頭で「帰海号」の修理状況を確認し、細部にまでこだわって再塗装を指示します。鬼白(おにしろ)はすでに塗装済みであると説明しますが、寧ギョク軒の強い意志に従います。袁朗(えんろう)が季曼(き まん)を訪ねてきますが、寧ギョク軒は季曼(き まん)の静養を理由に断ります。寧ギョク軒は、蛟龙帮が民衆に危害を加えれば容赦しないと袁朗(えんろう)に警告します。袁朗(えんろう)は、蛟龙帮は改心して悪を懲らしめることを使命としていると約束します。

寧ギョク軒は、貿易の発展を促進するために海坊に船舶司を設置することを計画します。皇帝はこれを高く評価しますが、寧ギョク軒の官職が低いため、直接実行することはできません。そこで皇帝は、寧ギョク軒の元の官職を回復させ、船舶司の事務も兼任させることを決定し、国益となる事業を支援することを約束します。

檀王(だんおう)は、寧ギョク軒が海坊を支配しようとしていることに不満を表明します。凌剣星(りょうけんせい)は、寧ギョク軒と「天选之子」の座をかけて勝負することを誓います。

季曼(き まん)は、薬に魚が混入していたために体調を崩します。寧ギョク軒が魚スープを作ってくれたのですが、季曼(き まん)は初めて食べたときに奇妙な味を感じます。寧ギョク軒は、過去に嫌疑を避けるために、季曼(き まん)から贈られた魚を含む不明な魚の受け取りを拒否していたことを知って不快になり、寧ギョク軒に部屋を出て行くように命じます。

「帰海号」が完成間近となり、季曼(き まん)は自分の箱が寧ギョク軒に見つかることを心配して、桑葚(くわ)と一緒に侯府に持ち帰って、誰にも見つからない場所に隠そうとします。しかし、寧ギョク軒が突然現れたため、季曼(き まん)は慌てて箱の上に座って、部屋を出ることを拒否します。寧ギョク軒は不審に思い、箱の中身を問い詰めますが、季曼(き まん)は頑なに否定します。二人は膠着状態に陥ります。

そのとき、桑葚(くわ)と檀香の口論がエスカレートし、檀香は箱を開けて、中身が寧ギョク軒の古い物であることを暴露します。鬼白(おにしろ)は、その物の持ち主が季曼(き まん)であることを認識します。季曼(き まん)は気まずい思いをします。寧ギョク軒は温婉(おんえん)に下人を厳しく管理するよう警告します。温婉(おんえん)はしぶしぶ従います。

寧ギョク軒は錦囊を詳しく調べると、自分が何年も前に持っていた物であることがわかり、季曼(き まん)がどうやって手に入れたのか疑問に思います。季曼(き まん)は記憶を取り戻したことを告白します。真実が明らかになります。

一方、聂将軍は季铭を見つけ、過去の行動を問い詰め、なぜ二人の娘に異なる態度をとるのか、家族に不和をもたらしているのかと詰問します。

第23話の感想

第23話は、季曼(き まん)と寧ギョク軒の関係に大きな進展があった回でした。季曼(き まん)は自分が寧ギョク軒に恋をしていることに気づき、侯府を離れることを拒否します。寧ギョク軒もまた、季曼(き まん)への想いを自覚し始めます。

しかし、二人の恋路は平坦ではありません。檀王(だんおう)は寧ギョク軒が海坊を支配しようとしていることに不満を抱いており、凌剣星(りょうけんせい)は寧ギョク軒と「天选之子」の座をかけて勝負することを誓います。

また、季曼(き まん)の箱の中身が明らかになり、寧ギョク軒は季曼(き まん)が自分の過去を知っていることを知ります。このことが二人の関係にどのような影響を与えるのか、今後の展開が気になります。

つづく