今宵、若様は恋におちる 第30話 あらすじ/ネタバレ
涙の別れ、二人の恋の行方は?
季曼(き まん)は、寧鈺軒(ねい ぎょくけん)の言葉に衝撃を受け、泣き崩れてしまう。寧鈺軒(ねい ぎょくけん)は、雨の中彼女を探し出し、なぜ逃げ出したのかと問い詰める。季曼(き まん)は、帰海一刀(きかい いっとう)が二人の交際を反対していることを明かし、その理由は自分が蔡聞正(さい ぶんせい)の娘であるからだと告げる。寧鈺軒(ねい ぎょくけん)は、その事実を知り愕然とする。
季曼(き まん)は、自分たちには縁がないと断言し、寧鈺軒(ねい ぎょくけん)の元を去ってしまう。寧鈺軒(ねい ぎょくけん)は、失意のあまり気を失い、2日間も昏睡状態に陥ってしまう。目を覚ました寧鈺軒(ねい ぎょくけん)は、鬼白(おにしろ)に季曼(き まん)とのことを打ち明け、彼女に関するすべての物を撤去するよう命じる。二人とも、深い悲しみに暮れる。
千怜雪(せん れん せつ)は、季曼(き まん)にいつ帰るのかと尋ねる。季曼(き まん)は、自分が聶桑楡(にえ さんゆ)ではなく季曼(き まん)であることを明かし、誥命夫人の身份のために侯府に留まっているが、いつか自分を取り戻す決意をしていると打ち明ける。千怜雪(せん れん せつ)は、寧鈺軒(ねい ぎょくけん)の想いの深さを説得するが、季曼(き まん)の決意は固く、涙ながらに別れを告げる。
聶将軍(じょうしょうぐん)は、皇帝の海坊への行幸の準備を命じられる。凌剣星(りょうけんせい)も海坊に向かい、商家を操って檀王(だんおう)を支援する計画を企てる。寧鈺軒(ねい ぎょくけん)と季曼(き まん)の仲違いを知った凌剣星(りょうけんせい)は、二人の様子を探ろうとする。
季曼(き まん)は、寧鈺軒(ねい ぎょくけん)の様子を鬼白(おにしろ)に尋ねる。実は、季曼(き まん)は寧鈺軒(ねい ぎょくけん)を密かに助けていたが、それを隠していたのだ。鬼白(おにしろ)は、寧鈺軒(ねい ぎょくけん)は心身ともに疲弊しており、薬も効かないと告げる。
銭一明(せん いちめい)は、水娘子(すいじょうし)に会いに行く。昔の恋が再燃し、水娘子(すいじょうし)の本名である「清清」と呼び、もう一度チャンスをくれと懇願するが、拒否されてしまう。
凌剣星(りょうけんせい)は、季曼(き まん)の様子を伺うために寧鈺軒(ねい ぎょくけん)を訪ねる。季曼(き まん)は、寧鈺軒(ねい ぎょくけん)を守るために、凌剣星(りょうけんせい)の前で仲睦まじいふりをする。凌剣星(りょうけんせい)が去った後、季曼(き まん)は本当の気持ちを露わにし、涙ながらに侯府を後にする。
皇商大会では、如月郡主が華麗に登場する。なんと、その正体は温婉(おんえん)だった。季曼(き まん)は驚愕する。温婉(おんえん)は季曼(き まん)を捕らえようとするが、寧鈺軒(ねい ぎょくけん)と凌剣星(りょうけんせい)が介入して阻止する。季曼(き まん)は、自分一人だけで逃げるわけにはいかないと決意し、仲間と共に困難に立ち向かうことを誓う。
温婉(おんえん)は去り、季曼(き まん)は責任を回避せず、水娘子(すいじょうし)たちと共に未知の挑戦に立ち向かう決意をする。
第30話の感想
第30話は、季曼(き まん)と寧鈺軒(ねい ぎょくけん)の切ない恋の行方に焦点が当てられた回でした。二人の間に横たわる大きな壁、そして季曼(き まん)の決意に胸が締め付けられました。
季曼(き まん)の涙ながらの告白、寧鈺軒(ねい ぎょくけん)の失意、そして二人の別れは、見ていて胸が痛くなるほどでした。しかし、季曼(き まん)の決意は強く、自分自身を取り戻すために一歩を踏み出した姿は、とても頼もしく感じました。
また、温婉(おんえん)の登場により、物語は新たな展開を迎えることになりました。温婉(おんえん)の目的が何なのか、そして季曼(き まん)とどのように関わっていくのか、今後の展開が気になります。
つづく