今宵、若様は恋におちる 第36話 あらすじ/ネタバレ

温婉(おんえん)は手の不調をアレルギーと主張するが、季曼(き まん)はアレルギーは潰瘍を起こさない、水銀粉の過剰摂取によるものだと指摘する。美白のために水銀粉を添加することはよくあるが、過剰摂取は有害である。季曼(き まん)はこれを基準に海坊製品を販売すれば、人々に害を及ぼすのではないかと心配し、歓顔製品の検査を提案する。温婉(おんえん)は恐れて過ちを認め、過剰摂取の害を知らなかったことを告白する。

皇帝は季曼(き まん)に製品の成分を尋ね、季曼(き まん)は自信を持って天然の草薬のみで、有害な添加物は一切ないと答える。皇帝は皓雪堂を面脂類の優勝に決定する。凌剣星(りょうけんせい)は突然「大礼」を献上し、海坊が寧鈺軒(ねい ぎょくけん)の最初の妻、聶桑楡(にえ さんゆ)を偽っていることを暴露し、牌位を証拠として提出する。聶将軍(じょうしょうぐん)と寧鈺軒(ねい ぎょくけん)は驚き、皇帝は真相を問いただす。聶将軍(じょうしょうぐん)は私的に報告することを求め、皇帝は事態の複雑さを認めて許可する。

陶思維(とう し い)は季曼(き まん)が聶桑楡(にえ さんゆ)ではないことを力説し、厳しく取り調べることを提案する。温婉(おんえん)も季曼(き まん)の正体を明かし、温婉(おんえん)は本当の郡主ではなく、寧府の旧臣であることを指摘する。皇帝は激怒し、二人を厳罰に処そうとする。寧鈺軒(ねい ぎょくけん)は情状酌量を求め、温婉(おんえん)は凌剣星(りょうけんせい)に助けを求めるが、逆に騙されたと非難される。温婉(おんえん)は檀王(だんおう)の秘密を暴露しようとするが、陶思維(とう し い)に阻止され、杖殺されてしまう。

凌剣星(りょうけんせい)は陶思維(とう し い)に県衙を捜索して証拠を探すことを提案し、皇帝は許可する。檀王(だんおう)は凌剣星(りょうけんせい)が温婉(おんえん)と結託していると反論し、二人はともに拘束される。寧鈺軒(ねい ぎょくけん)は季曼(き まん)に謝罪し、彼女の安全を確保することを誓う。陶思維(とう し い)は県衙で寧鈺軒(ねい ぎょくけん)と季曼(き まん)の結婚証明書と筆跡の照合を行い、季曼(き まん)が聶桑楡(にえ さんゆ)ではないことを証明する。寧鈺軒(ねい ぎょくけん)はこれを予見しており、以前皇帝に「免死金牌」を賜るよう願い出ており、それが実現した。

寧鈺軒(ねい ぎょくけん)は茶幫事件には別の真相があり、実は檀王(だんおう)の仕業であることを暴露する。皇帝は寧鈺軒(ねい ぎょくけん)に全権を委任し、抵抗があればその場で処刑することを許可する。檀王(だんおう)は逃げようとするが、袁朗(えんろう)に阻止され、袁朗(えんろう)の父親を利用した陰謀が暴露される。寧鈺軒(ねい ぎょくけん)は伏兵を待機させ、檀王(だんおう)を捕らえる。実は、袁朗(えんろう)は父親の冤罪を疑い、寧鈺軒(ねい ぎょくけん)と協力して調査していた。

皇帝は檀王(だんおう)を親しく尋問するが、檀王(だんおう)は手紙は証拠にならない、偽造の可能性があると狡猾に言い訳をする。寧鈺軒(ねい ぎょくけん)は人証である凌剣星(りょうけんせい)を証人として出し、檀王(だんおう)のさらなる罪を暴露する。こうして真相が明らかになり、正義が勝利する。

第36話の感想

第36話は怒涛の展開で、衝撃的な事実が次々と明らかになり、目が離せませんでした。特に印象に残ったのは以下の3点です。

  • 温婉(おんえん)の正体: 温婉(おんえん)が偽の郡主で、寧府の旧臣であることが判明しました。これまで温婉(おんえん)を信じていただけに、裏切られた気持ちになりました。
  • 檀王(だんおう)の悪事: 檀王(だんおう)が茶幫事件の黒幕で、袁朗(えんろう)の父親を陥れたことも明らかになりました。檀王(だんおう)の冷酷さと狡猾さに驚きを隠せません。
  • 寧鈺軒(ねい ぎょくけん)の活躍: 寧鈺軒(ねい ぎょくけん)は季曼(き まん)の正体を証明し、檀王(だんおう)の悪事を暴くなど、大活躍でした。彼の正義感と機転に感心しました。

また、この回では季曼(き まん)が杖殺されてしまうという悲しい結末を迎えました。季曼(き まん)は最後まで自分の信念を貫き、勇敢な女性でした。彼女の死は、この物語に大きな影響を与えると思います。

つづく