今宵、若様は恋におちる 第5話 あらすじ/ネタバレ
鬼白(おにしろ)が戻り、昨夜黑衣の男に襲われ財物を奪われたと報告する。聶桑楡(にえ さんゆ)は相手はただの賊ではないと推測する。寧ギョク軒は怪我を隠したまま鬼白(おにしろ)と共に屋敷に戻ることを望むが、傷が重く動けないため、しばらくそこに留まることに。
聶桑楡(にえ さんゆ)が寧ギョク軒に薬を煎じていると、温婉(おんえん)が勝手に部屋に入り、物を届けようとする。寧ギョク軒はそれを止め、温婉(おんえん)は聶桑楡(にえ さんゆ)が寵愛を受けていると勘違いし、嫉妬心を抱く。鬼白(おにしろ)が食事を届けに来るが、部屋にテーブルがなく、物を置く場所がないことに気づく。寧ギョク軒は不快感を示し、すぐに家具を揃えるように命じる。これにより、彼は単なる苦しみのためだけに来たのではないことを示す。半夏はこれを大奥様が寵愛を取り戻したと思い、喜ぶ。温婉(おんえん)は怒り狂う。
凌剣星(りょうけんせい)が檀王(だんおう)を訪ねると、檀王(だんおう)は寧ギョク軒が皇上と親密な関係にあるため重用されていると語る。凌剣星(りょうけんせい)は忠誠を誓い、命をかけて尽くすことを約束する。寧ギョク軒は夢の中で驚き、聶桑楡(にえ さんゆ)に起こされる。鬼白(おにしろ)は薬の処方に間違いがないことを確認し、医者から称賛される。寧ギョク軒は疑問を抱く。
庭で聶桑楡(にえ さんゆ)が薬をすりつぶしていると、寧ギョク軒が様子を伺っている。聶桑楡(にえ さんゆ)はそれに気づき、ある計画を思いつく。彼女は祛斑の薬膏を持ち、寧ギョク軒に塗ろうとするが、彼はそれを拒否する。聶桑楡(にえ さんゆ)はこれを理由に苜蓿(ぼく しゅく)を連れて外出するが、実際は水粉舗を探している。
市場で、聶桑楡(にえ さんゆ)は水粉舗が閉店していることを知る。そこで、舒痕膏などを売る屋台を出す。阿狼たちは偶然彼女に出会い、彼女の行動に興味を持つ。特に寧ギョク軒の行動は興味深い。阿狼は袁朗(えんろう)と名乗り、雲遊商人だと称して協力関係を提案する。聶桑楡(にえ さんゆ)は驚いたものの、失礼な態度を取ることはなかった。
寧ギョク軒は聶桑楡(にえ さんゆ)がなかなか戻らないため、鬼白(おにしろ)に探しに行かせる。袁朗(えんろう)はそれを見て立ち去り、望花楼で会いたいと伝言を残す。鬼白(おにしろ)は薬を換えることを理由に聶桑楡(にえ さんゆ)を呼び戻すが、実際には寧ギョク軒はそれを必要としておらず、試しているだけだった。聶桑楡(にえ さんゆ)は正直に、自由を得るために金を稼いでいると答える。寧ギョク軒は彼女の変化に驚き、それが吉と出るか凶と出るか分からないと語る。二人は、別れた方が良いかもしれないと考える。
凌剣星(りょうけんせい)は寧ギョク軒の風邪は怪我を隠すためのものだと疑う。朝廷で、凌剣星(りょうけんせい)は龍驤軍に褒美を与えることを提案し、寧ギョク軒を宴会に招待するよう強く勧める。皇帝はそれを認め、命令を下す。聶桑楡(にえ さんゆ)は店を買いたいと思うが、八百両の銀が必要で、資金不足が問題となる。
第5話の感想
第5話は、聶桑楡(にえ さんゆ)と寧ギョク軒の関係に大きな進展があった回でした。
まず、聶桑楡(にえ さんゆ)が寧ギョク軒のために祛斑の薬膏を塗ろうとするシーンは、二人の距離が縮まっていることを感じさせました。しかし、寧ギョク軒がそれを拒否したことで、二人の間にまだ壁があることもわかりました。
また、阿狼の登場も興味深い展開でした。彼は雲遊商人だと名乗っていますが、その真の目的は何かはまだわかりません。しかし、彼が聶桑楡(にえ さんゆ)に協力関係を提案したことで、今後のストーリーに大きく関わってくることは間違いなさそうです。
さらに、凌剣星(りょうけんせい)が寧ギョク軒の怪我を疑っていることも気になります。彼は寧ギョク軒の怪我を隠すために風邪を装っているのではないかと考えているようです。この疑惑が明らかになることで、新たな展開が生まれるかもしれません。
最後に、聶桑楡(にえ さんゆ)が店を買いたいと思っているものの、資金不足で困っているという点も気になります。彼女がどのようにして資金を調達するのか、そして店を手に入れることができるのか、今後の展開が楽しみです。
つづく