双燕秘抄 乱世を舞う二羽の絆 第14話 あらすじ/ネタバレ
丁一苑の生徒は、学業よりも装いに熱心。 一方、丁二苑では、丁一苑の入学の経緯が不審であり、多くの生徒の出自が不明であると噂されている。 茉喜(まほろ)はこれを聞き、磬州女学に何か秘密が隠されていると感じ、陳文德(ちんぶんとく)もまた身を潜めている。
茉喜(まほろ)は、鳳瑶(ほうよう)に課題を届ける機会を利用して、丁一苑の生徒に近づき、呉吟(くれ・ぎん)に馮銘(ふうめい)の死について尋ねるが、答えを得られず逆に警告を受ける。 陳文德(ちんぶんとく)が現れ、茉喜(まほろ)はトラブルメーカーだと笑うが、女学には危険人物が多く潜んでいると告げ、速やかに去ることを勧める。 茉喜(まほろ)も不安を感じ、荷物をまとめて鳳瑶(ほうよう)に丁一苑の入学の不正を告げる。 沈書墨(しんしょぼく)もまた、試験の不正を指摘し、丁三苑の劣悪な答案用紙を見せる。 3人とも、孫景雲(スゥン・ジンユン)の失踪と山長(さんちょう)の汚職に関連があると疑っている。
孫景雲(スゥン・ジンユン)が危険な目に遭っているのではないかと恐れた茉喜(まほろ)は、鳳瑶(ほうよう)に退学するように強く勧める。 鳳瑶(ほうよう)は責任感から、授業が終わったら退学すると主張する。 呉吟(くれ・ぎん)はこれを聞き、孫景雲(スゥン・ジンユン)の遺品を茉喜(まほろ)に渡すように脅迫する。 陳文德(ちんぶんとく)は呉吟(くれ・ぎん)の企みに気づき、鳳瑶(ほうよう)が危険な状態にあるのではないかと感じ、茉喜(まほろ)と共に彼女を探す。 茉喜(まほろ)は、鳳瑶(ほうよう)が山長(さんちょう)の馮嫣(ふう・えん)に囚われていることを発見する。 陳文德(ちんぶんとく)は遺品を探そうとするが、すでに誰かが持ち去った後だった。
茉喜(まほろ)は一計を案じ、陳文德(ちんぶんとく)と沈書墨(しんしょぼく)を馮宅に連れて行き、馮嫣(ふう・えん)が女学を利用して財産を蓄え、屋敷を購入し、作品を偽造していることを暴露する。 馮嫣(ふう・えん)の密室で、3人は鳳瑶(ほうよう)が囚われているのを目撃し、沈書墨(しんしょぼく)は孫景雲(スゥン・ジンユン)が馮嫣(ふう・えん)によって殺害されたことを知る。 馮嫣(ふう・えん)は、孫景雲(スゥン・ジンユン)が自分の汚職を暴露し、太后の遺品を借りて赦免を求めたが拒否されたため、殺害したのだった。
陳文德(ちんぶんとく)は、明德侯(めいていこう)鍾毓麒(钟毓麒)がまもなく到着し、馮嫣(ふう・えん)は彼に気に入られた女性を献上して権力を固めようとしているのではないかと推測する。 呉吟(くれ・ぎん)は男装に戻り、女学の捜索を強化する。 陳文德(ちんぶんとく)は、鍾毓麒(钟毓麒)の暗殺を諦めることを条件に馮嫣(ふう・えん)に鳳瑶(ほうよう)を解放するように求めるが、拒否される。 馮嫣(ふう・えん)は茉喜(まほろ)が持っている遺品を欲しがっていて、取引の後、仕掛けを作動させて全員を溺死させようとする。
第14話の感想
第14話は、物語が大きく動き、衝撃的な展開が続きました。
まず、丁一苑の生徒の身分や入学の経緯に疑問が投げかけられ、磬州女学の闇が明らかになり始めました。 茉喜(まほろ)と陳文德(ちんぶんとく)は、馮嫣(ふう・えん)の不正を暴こうとしますが、危険な目に遭います。
特に、鳳瑶(ほうよう)が馮嫣(ふう・えん)に囚われたシーンは緊迫感があり、ハラハラさせられました。 沈書墨(しんしょぼく)が孫景雲(スゥン・ジンユン)の死の真相を知ったことで、物語はさらに複雑になりそうです。
また、馮嫣(ふう・えん)が明德侯(めいていこう)鍾毓麒(钟毓麒)に気に入られた女性を献上しようとしていることも明らかになりました。 茉喜(まほろ)たちは、馮嫣(ふう・えん)の陰謀を阻止できるのでしょうか?
つづく