双燕秘抄 乱世を舞う二羽の絆 第17話 あらすじ/ネタバレ

陈文徳、遠慮なく鳳瑶(ほうよう)が茉喜(まほろ)のために作った麺を平らげ、茉喜(まほろ)は慌てて食事をする。呉吟(くれ・ぎん)は馮嫣(ふう・えん)に、今日刺客が侵入し、一人は死亡、一人は逃亡したことを明かす。尋問の結果、学苑の文先生(せんせい)は京州の友人の推薦で、張湘南は馮嫣(ふう・えん)が私的に受け入れた生徒であり、前将軍張赫の義女だが、実は孫姓で、家族が罪を犯して救われたことが判明した。

呉吟(くれ・ぎん)は馮嫣(ふう・えん)が規則に違反して生徒を募集したことを指摘し、張湘南の入学が復讐計画に関連していることを知る。孫家の姉妹は父の仇を討つために学館に潜伏し、明徳侯の暗殺を企てていた。馮嫣(ふう・えん)も巻き込まれ、孫景雲(スゥン・ジンユン)が太后の墨宝を私蔵しているのを発見し、彼女と争って真跡を破り捨て、その後孫景雲(スゥン・ジンユン)を監禁した。馮嫣(ふう・えん)は白鳳瑶(ほうよう)の件を利用して恩怨を解決しようとしたが、しゅうばばが介入し、馮嫣(ふう・えん)を殺害して白鳳瑶(ほうよう)を連れ去った。

陳文徳と茉喜(まほろ)は夜に逃げる計画を立て、茉喜(まほろ)は鉄鉱石の地図について尋ねる。陳文徳は地図の重要性を説明し、悪人に渡らないようにしたいと話す。茉喜(まほろ)は鉄鍋の絵が実は鉄鉱石の地図であることに気づく。しゅうばばは鉄鉱石の地図を餌に、茉喜(まほろ)に鉄鍋を渡すように脅迫する。実は太后への恩返しとして、侯爵の手で地図を皇帝に献上したいのだ。陳文徳と呉吟(くれ・ぎん)は激闘を繰り広げ、鳳瑶(ほうよう)を救出して鉄鍋を奪い、急いで撤退する。

茉喜(まほろ)は呉吟(くれ・ぎん)が密告することを心配し、鳳瑶(ほうよう)を連れてすぐに逃げようとするが、明徳侯がすでに去ったことを知る。二人は女学に留まることにし、沈書墨(しんしょぼく)は友情を偲んで孫景雲(スゥン・ジンユン)の詩を残す。呉吟(くれ・ぎん)はこれを見て友情の深さに感銘を受け、茉喜(まほろ)は呉吟(くれ・ぎん)の友になりたいと率直に言う。この言葉は呉吟(くれ・ぎん)の心に響いた。

第17話 感想

第17話は、衝撃的な展開が続く回でした。馮嫣(ふう・えん)が刺客に襲撃され、しゅうばばによって殺害されてしまうシーンは、非常に衝撃的でした。また、しゅうばばが太后への恩返しとして、鉄鉱石の地図を皇帝に献上しようとしていることも明らかになりました。

陳文徳と茉喜(まほろ)は、しゅうばばから逃れるために女学を離れることを決意します。しかし、明徳侯がすでに去ったことを知り、二人は女学に留まることにします。沈書墨(しんしょぼく)は友情を偲んで孫景雲(スゥン・ジンユン)の詩を残し、呉吟(くれ・ぎん)は友情の深さに感銘を受けます。茉喜(まほろ)は呉吟(くれ・ぎん)の友になりたいと率直に言い、この言葉は呉吟(くれ・ぎん)の心に響きました。

第17話は、友情と裏切りの物語でした。馮嫣(ふう・えん)としゅうばばの因縁、陳文徳と茉喜(まほろ)の絆、呉吟(くれ・ぎん)の葛藤など、さまざまな人間模様が描かれていました。また、鉄鉱石の地図を巡る争いも激化し、今後の展開が気になります。

つづく