花令嬢の華麗なる計画 第16話 あらすじ/ネタバレ

花琉璃(かりゅうり)は、謎めいた手書きのメモに導かれ、姬元溯 (きげんそ)との約束の場所である後山へと向かう。微風に揺れる木漏れ日の中、姬元溯 (きげんそ)は花琉璃(かりゅうり)の到著を心待ちにしていた。

花琉璃(かりゅうり)は、姬元溯 (きげんそ)が自分を想ってくれた証として、山楂雪球を差し出す。その心遣いに、姬元溯 (きげんそ)は感動を隠せない。

誤解が解け、姬元溯 (きげんそ)が花神廟を訪れたのは、亡き母后を弔うためだったことが判明する。花琉璃(かりゅうり)は、姬元溯 (きげんそ)への敬意と好感の念をさらに深める。

一方、杜琇莹(としゅうえい)は、病に伏せる雲寒(うんかん)のために薬を煎じるが、不器用な彼女は雲寒(うんかん)に薬を飲ませることができない。雲寒(うんかん)は、自分の置かれた状況を理解し、玉哨を杜琇莹(としゅうえい)に託す。玉哨は、太子である姬元溯 (きげんそ)への伝言を伝えるための重要なアイテムだった。

雲寒の侍従である青楽(せい がく)は、実は他人に操られており、雲寒をコントロールしようとしていた。雲寒が協力に応じなかったため、青楽(せい がく)は雲寒の命を狙う。その様子を偶然目撃した裴済懐(はいせいかい)は、雲寒を守るために青楽(せい がく)を排除することを決意する。

杜琇莹(としゅうえい)は花琉璃(かりゅうり)に玉哨を託し、花琉璃(かりゅうり)は姬元溯 (きげんそ)に玉哨を渡す。しかし、花琉璃(かりゅうり)の親友である鸢尾(えんび)は、花琉璃(かりゅうり)の姬元溯 (きげんそ)への想いがまだ浅いのではないかと懸念を抱く。

姬元灏(きげんこう)は、田嘉敏(でんかびん)の不在に落胆し、花琉璃(かりゅうり)に田嘉敏(でんかびん)の消息を尋ねる。花琉璃(かりゅうり)は、田嘉敏(でんかびん)の近況を察しつつも、姫元灏に瓷娃娃を贈る。

田嘉敏は、姫元灏を避けていたが、彼の誠意に心を動かされ、再会を果たす。誤解が解け、田嘉敏は咲顔を取り戻す。

花琉璃(かりゅうり)と姬元溯 (きげんそ)は、後山で再び出会い、花琉璃(かりゅうり)は姬元溯 (きげんそ)に励ましの言葉をかけ、姬元溯 (きげんそ)は決意を新たにする。

一方、青楽の死を知った賀遠亭(がえんてい)は、自分の行方がバレたことを悟り、逃亡を余儀なくされる。

京では、楽陽(らく よう)長公主が娘の謝瑶(しゃ よう)を連れて帰京し、太子との縁談を画策しているという噂が流れていた。花琉璃(かりゅうり)は、自分の愛を守るために立ち上がることを決意する。

第16話感想

第16話では、花琉璃(かりゅうり)と姬元溯 (きげんそ)の恋の行方が大きく前進しました。花琉璃(かりゅうり)は姬元溯 (きげんそ)への想いを深め、姬元溯 (きげんそ)も花琉璃(かりゅうり)への信頼を強めています。

また、雲寒の運命にも大きな変化が訪れました。雲寒は青楽の企みから逃れ、姬元溯 (きげんそ)の庇護を受けることになりました。

さらに、賀遠亭(がえんてい)の逃亡劇も新たな展開を迎えています。賀遠亭(がえんてい)は青楽の死を知り、自分の行方がバレたことを悟りました。

つづく