華麗なる令嬢の計画 第17話 あらすじ/ネタバレ

雲寒(うんかん)の疑惑

雲寒(うんかん)は青楽(せい がく)の突然の失踪と部屋から持ち去られた品々に困惑する。犯人は太子である姬元溯 (きげんそ)なのか、それとも主君なのか、判断に迷う。

樂陽長公主の横暴

一方、樂陽長公主の横暴が街中に広がり、彼女の従者は無実の民衆に危害を加えようとする。しかし、鸢尾(えんび)が颯爽と現れ、凛とした態度で阻止する。鸢尾(えんび)は衛明月(えい めいげつ)について言及するが、樂陽長公主は無視し、従者に鸢尾(えんび)を攻撃するよう命じる。衝突は避けられない。

花琉璃(かりゅうり)の活躍

花琉璃(かりゅうり)は事態を目の当たりにし、挺身而出、缙国の法律の尊厳を守ることを誓う。鸢尾(えんび)と樂陽長公主の従者は激しい戦いを繰り広げる。緊迫した状況の中、姬元溯 (きげんそ)が姿を現し、雷のような手段で騒動を鎮圧、太子の威厳を示す。

謝瑶(しゃ よう)の登場

その後、樂陽長公主の娘、謝瑶(しゃ よう)が登場する。彼女は美しい容姿をしているが、言葉には「綠茶」のような匂いが漂い、花琉璃(かりゅうり)と鸢尾(えんび)を「姉」と呼び、意図が不明である。姬元溯 (きげんそ)はすぐに訂正し、二人は謝瑶(しゃ よう)より年下なので、そう呼ぶべきではないと述べ、謝瑶(しゃ よう)に対する不快感を示す。謝瑶(しゃ よう)は諦めきれず、姬元溯 (きげんそ)を玉京に誘うが、彼は花琉璃(かりゅうり)を家に送ることを理由に断り、樂陽長公主は青ざめる。

花琉璃(かりゅうり)の想い

花府に戻った花琉璃(かりゅうり)は姬元溯 (きげんそ)に食事を勧めようとするが、衛明月(えい めいげつ)と花應庭(はな ようてい)に微妙な方法で阻止される。二人は花琉璃(かりゅうり)と姬元溯 (きげんそ)の気持ちについて話し合い、花琉璃(かりゅうり)が姬元溯 (きげんそ)に恋をしていることを知る。衛明月(えい めいげつ)は喜びつつも、感情には慎重になるよう忠告する。特に相手が太子である場合、結婚は子供の遊びではなく、一歩一歩進める必要があると強調する。

皇帝の命令

皇帝と太后(た いこう)的命令により、姬元溯 (きげんそ)は謝瑶と共に西郊を散策することになる。花琉璃(かりゅうり)はそれを知り、複雑な気持ちで姬元溯 (きげんそ)を訪ねるが、視線が交わった瞬間、恥ずかしそうに逃げ出す。姬元溯 (きげんそ)はすぐに謝瑶を置き去りにして花琉璃(かりゅうり)を追いかける。花琉璃(かりゅうり)の嫉妬と質問に、姬元溯 (きげんそ)は辛抱強く説明し、すぐに宮殿に戻って父に自分の気持ちを伝え、謝瑶との結婚に仮対する。皇帝は驚きながらも、姬元溯 (きげんそ)の気持ちを受け入れ、助けが必要かどうか尋ねる。姬元溯 (きげんそ)は父に二度と結婚を強要しないよう懇願する。

杜琇莹(としゅうえい)への贈り物

一方、杜太師(とたいし)の体調が心配される中、雲寒(うんかん)は杜琇莹(としゅうえい)を訪ねて貴重な絵画を贈る。杜琇莹(としゅうえい)は最初は辞退するが、盛情に負けて受け取る。雲寒(うんかん)は別の絵画も用意しており、自分が去った後に見るようにと意味深な言葉を伝える。

裴済懐(はいせいかい)の調査

裴済懐(はいせいかい)の調査は進展し、青楽(せい がく)が薬を使って雲寒(うんかん)を操っていたことが明らかになる。姬元溯 (きげんそ)は雲寒が自ら告白するまで辛抱強く待つことを選択する。

樂陽長公主と順安公主の対立

樂陽長公主と順安公主の対立は再び激化し、宝石店での口論の末、樂陽長公主は順安公主を突き飛ばしてしまう。花琉璃(かりゅうり)がそこに現れ、巧みな方法で危機を回避し、順安公主の面目を保つだけでなく、事態を有利な方向に導く。最終的に皇帝の裁決により、順安公主は長公主に昇格し、樂陽長公主の行為に対する某種の補償となる。また、花琉璃(かりゅうり)は多くの事件で活躍したため、福寿郡主に封じられ、栄誉に浴する。

第17話 感想

第17話は、花琉璃(かりゅうり)と姬元溯 (きげんそ)の恋の行方だけでなく、雲寒の疑惑、樂陽長公主の横暴、杜太師(とたいし)の体調など、様々な要素が絡み合った展開となりました。今後のストーリーにも期待が高まります。

つづく