中国ドラマ「マリアージュ・ブラン～嘘つき弁護士の愛の法則～」各話あらすじネタバレ

マリアージュ・ブラン～嘘つき弁護士の愛の法則～第1話あらすじ/ネタバレ

繁華な都市で、摩天楼が人間の夢の延長のようにそびえ立つ。特にアジア、特に中国では、そびえ立つ建築物への執著が強い。しかし、この街の片隅で、離婚弁護士の秦施(チン･シー)はキャリアの中で最も厄介な一日を過ごしていた。

早朝、秦施(チン･シー)は緊急の電話でホテルに呼び出された。友人でありクライアントでもある任梅梅(メイメイ)は激昂し、夫である秦文宇(ウェンユー)の部屋に無理やり侵入しようとしていた。任梅梅(メイメイ)の代理人弁護士として、秦施(チン･シー)はすぐに介入し、起こりそうな衝突を阻止した。彼女は離婚協議書を秦文宇(ウェンユー)に直接渡そうとしたが、秦文宇(ウェンユー)は姿を消し、部屋に閉じこもってしまった。秦施(チン･シー)は仕方なく、部屋に一人で入り、秦文宇(ウェンユー)と直接話し合うことにした。

部屋の中で、秦施(チン･シー)はクローゼットに隠れている女性を発見した。この光景は、秦文宇(ウェンユー)の裏切り行為を確信させる決定的な証拠となった。秦文宇(チン・ウェンユー)は彼女の兄であるにもかかわらず、職業倫理から彼女はためらうことなく写真を撮った。その後、秦文宇(チン・ウェンユー)を連れて階下に行き、まだ待っている任梅梅(メイメイ)と直接交渉した。

2人の結婚は終わりを迎えたように見えたが、経済的に自立しており子供もいない2人は、それぞれの頑固さゆえに、離婚協議書に署名することさえできなかった。秦施(チン・シー)は弁護士の専門的な視点から、2人それぞれに忠告したが、心の中ではこの結婚の無念さを嘆いていた。

一方、金融界の才子である陽華(ヤン･ホワ)は、母親の決めたお見合いに悩まされていた。彼は有名大学を卒業しているにもかかわらず、仕事には興味がなく、株式市場に夢中になっていた。母親は彼が早く家庭を持ち、出世することを望んでいたが、陽華(ヤン･ホワ)はそれに仮発し、株式取引を理由にお見合いを避けていた。この日、母親は再び彼にお見合いをセッティングした。相手は、なんと弁護士の李黛(リー･ダイ)だった。陽華(ヤン･ホワ)はまたしても逃げようとしたが、思いがけず大きな騒動に巻き込まれてしまった。

秦施(チン・シー)は法律事務所に戻ると、多忙な仕事の合間に上司である唐伊慧(タン・イーフイ)の様々な要求にも対応しなければならなかった。唐伊慧(タン・イーフイ)は彼女に服選びを手伝わせるだけでなく、事務所内の人事異動や、もうすぐ開かれる重要なパーティーについて漏らした。パーティーでは、秦施(チン・シー)は自分が既婚であるという嘘を維持するために、「夫」を連れて出席しなければならないという気まずい現実に直面した。そしてその時、夫と間違えられた陽華(ヤン･ホワ)が偶然現れ、2人は大勢の目の前で「仲睦まじい夫婦」を演じることになった。

実は、2年前、秦施(チン・シー)は職場で地位を確立するために、先輩の卞静(ビエン・ジン)の助言に従い、自分が既婚であると偽り、陽華(ヤン･ホワ)の写真を「夫」として無作為に選んだのだった。今、2人は偶然再会したことで、この秘密が明らかになっただけでなく、複雑な感情と職業上の問題に巻き込まれてしまった。

陽華(ヤン･ホワ)は秦施(チン・シー)の欺瞞に不満を感じ、「離婚」を要求し、秦施に3日間の猶予を与えた。秦施は自分の仕事上の秘密を守るために、陽華(ヤン･ホワ)と合意しなければならなかった。3日以内に離婚を発表するが、その間は夫婦の役を演じ続けることになった。誤解から生まれた「結婚」が2人の間に静かに始まり、彼らの本来の生活の軌跡を静かに変えていった。