マリアージュ・ブラン~嘘つき弁護士の愛の法則~ 第22話 あらすじ/ネタバレ

方方(ファンファン)の結婚と婚前契約

丁先生は娘・方方(ファンファン)の結婚を前に、婚前契約を結ぶことを決意し、弁護士事務所を訪れます。方方(ファンファン)は仕事はできるものの、恋愛ではいつも失敗ばかり。丁先生は娘の幸せを願って、婚前契約という形で将来を守ろうとします。

この案件は、秦施(チン・シー)と陶俊輝(タオ・ジュンフイ)が担当することになりました。しかし、呉菲(ウー・フェイ)は秦施(チン・シー)の加入に不満を抱き、自分の実力を証明するために、この案件にも参加することを主張します。

秦施(チン・シー)は方方(ファンファン)と直接会って話をしたいと考えていましたが、呉菲(ウー・フェイ)の主張を受け入れ、電話で連絡を取ることにしました。二人は喫茶店で会う約束をし、方方(ファンファン)と婚約者の曹以任(ツァオ・イーレン)について詳しく知ることにします。

陽華(ヤン・ホワ)の就職と蔡亮(ツァイ・リャン)の助言

一方、陽華(ヤン・ホワ)は就職活動で苦戦していました。彼は学歴も経験も豊富ですが、内向的な性格が災いして、多くの企業から断られてしまいます。友人である蔡亮(ツァイ・リャン)は、陽華(ヤン・ホワ)の状況を心配し、自分のコネを使って銀行への就職を斡旋します。

蔡亮(ツァイ・リャン)は、職場では適度に自分を偽装してチームに溶け込むべきだとアドバイスしますが、陽華(ヤン・ホワ)は自分の本性を曲げたくないと主張します。

曹以任(ツァオ・イーレン)の秘密

齐大剛(チーダーガン)

陶俊輝(タオ・ジュンフイ)と呉菲(ウー・フェイ)は、斉大剛の調査を通じて、曹以任(ツァオ・イーレン)の秘密を暴きます。曹以任(ツァオ・イーレン)は方方(ファンファン)より10歳年上で、過去に結婚歴があり、娘もいることが判明します。しかし、驚くべきことに、彼は離婚後、財産をすべて元妻に譲り、帰国後は実力で起業し、億単位の資金を調達することに成功していました。さらに、方方(ファンファン)が経営するインテリア会社も、曹以任(ツァオ・イーレン)の人脈によって支えられていることが明らかになります。

方方(ファンファン)の決意と秦施(チン・シー)の提案

方方(ファンファン)は父親の婚前契約に仮発し、曹以任(ツァオ・イーレン)との愛は本物だと主張します。秦施(チン・シー)は、方方(ファンファン)が曹以任(ツァオ・イーレン)の人柄と愛を信じているのであれば、それを武器に丁先生と交渉し、結婚とビジネスを結びつけることで、双方にとってwin-winの状況を作り出すことを提案します。

陽華(ヤン・ホワ)の銀行での生活

陽華(ヤン・ホワ)は銀行での生活に馴染めず苦労していました。彼の個性的な性格はすぐに同僚たちの注目を集め、特に彼が既婚者であることを公表した時には、同僚たちは驚愕しました。

秦施(チン・シー)は陽華(ヤン・ホワ)をランチに誘い、真実の愛と経済の関係について話し合います。陽華(ヤン・ホワ)は現実の世界では、どんな決断も経済的な影響を受けざるを得ないと理性的に分析します。純粋な愛でさえ例外ではないと。

呉菲(ウー・フェイ)と秦施(チン・シー)の対立

呉菲(ウー・フェイ)は曹以任(ツァオ・イーレン)の情報を調べた後、彼は方方(ファンファン)にふさわしい相手だと考え、方方(ファンファン)の方が高嶺の花だと感じます。しかし、プロの弁護士である秦施(チン・シー)は、婚前財産協議の重要性を理解しており、それは感情ではなく財産を守るものだと主張します。彼女は曹以任(ツァオ・イーレン)に協議書に署名させるという仕事を最後までやり遂げようとしますが、その態度は呉菲(ウー・フェイ)を怒らせ、二人は険悪な雰囲気になります。

秦施(チン・シー)と斉大剛の協力

秦施(チン・シー)は斉大剛の情報諮询サービスに目をつけ、協力関係を提案します。

陽華(ヤン・ホワ)の不屈の精神

一方、陽華(ヤン・ホワ)は銀行でも波乱を経験します。彼は残業や過度な社交を拒否したことで、上司からクレームを受けますが、蔡亮(ツァイ・リャン)のサポートもあり、自分らしさを貫き続けます。職場では馴染めなくても、陽華(ヤン・ホワ)は常に心の純粋さと信念を持ち続けていました。

第22話の感想

第22話は、登場人物たちのそれぞれの葛藤が描かれていて、見応えのある回でした。特に印象に残ったのは、以下の3点です。

  1. 方方(ファンファン)と曹以任(ツァオ・イーレン)の愛

    方方(ファンファン)と曹以任(ツァオ・イーレン)は、年齢差や過去など様々な障害を乗り越えようとする姿が感動的でした。特に、方方(ファンファン)が曹以任(ツァオ・イーレン)への愛を貫き通そうとする決意は、多くの視聴者の共感を呼んだのではないでしょうか。

  2. 秦施(チン・シー)と呉菲(ウー・フェイ)の対立

    秦施(チン・シー)と呉菲(ウー・フェイ)は、婚前財産協議に対する考え方の違いから対立しました。秦施(チン・シー)はプロの弁護士として、財産を守る必要性を主張する一方、呉菲(ウー・フェイ)は方方(ファンファン)の幸せを優先すべきだと考えました。二人の対立は、婚前財産協議の意義について考えさせられるものでした。

  3. 陽華(ヤン・ホワ)の不屈の精神

    陽華(ヤン・ホワ)は、銀行という組織の中で自分らしさを貫こうとする姿が印象的でした。彼は残業や過度な社交を拒否したことで上司からクレームを受けましたが、それでも自分の信念を曲げませんでした。陽華(ヤン・ホワ)の不屈の精神は、多くの視聴者に勇気を与えたのではないでしょうか。

つづく