美人骨~前編:周生如故~ 第19話 ネタバレ
周生辰(ジョウション・チェン)の決意
周生辰(ジョウション・チェン)は漼府を訪れ、漼三娘(スイ・サンニャン)に自分の計画を打ち明けます。彼は新帝を立て、太后を廃位し、漼家の協力を得たいと考えていました。
宮内では盛大な儀式が行われ、重臣たちが参内します。漼三娘(スイ・サンニャン)は彼らを前に、太后が皇子を偽っていたことを暴き、惑わされないよう訴えます。
朝堂の騒乱
朝堂では、皇子の正体について疑問の声が上がり、時宜(シーイー)に証言を求めます。時宜(シーイー)は丞相の命で朝堂に呼び出され、周生辰(ジョウション・チェン)からの手紙を受け取ります。手紙には、劉徽(リウ・キ)が皇子を殺害したことを記していました。
時宜(シーイー)は周生辰(ジョウション・チェン)の計画を理解し、劉徽(リウ・キ)の死を証言します。彼女の言葉は朝臣に衝撃を与え、彼らは太后ではなく漼氏を信じます。丞相は太后を問い詰めようとしますが、周生辰(ジョウション・チェン)が中州にいることを知ります。
太后的屈服
周生辰(ジョウション・チェン)の存在を恐れた太后は、戚氏一族を守るため、劉子貞(リウ・シテイ)を新帝に立てます。偽の皇子は時宜(シーイー)に連れ戻され、彼女は彼を可愛がります。
周生辰(ジョウション・チェン)も宮中に滞在し、漼三娘(スイ・サンニャン)は時宜(シーイー)を彼のもとへ導きます。再会した二人は、劉徽(リウ・キ)の死を悲しみますが、時宜(シーイー)は周生辰(ジョウション・チェン)の行動を理解します。
新たな門出
周生辰(ジョウション・チェン)は、援軍が到著するまで中州に留まることを決意します。時宜(シーイー)は偽の皇子の将来を案じ、周生辰(ジョウション・チェン)は彼を西州に連れて帰ることを提案します。
その後、二人は劉子貞(リウ・シテイ)に会い、時宜(シーイー)を彼の師匠とすることを決めます。劉子行(リウ・ズーシン)は時宜(シーイー)に求婚し、翌月に挙式を行うことを望みます。
漼(スイ)侍中の裏切り
劉子行(リウ・ズーシン)は、漼(スイ)侍中が漼氏当主の座を狙っていることを見抜き、彼を懐柔します。漼(スイ)侍中は劉子行(リウ・ズーシン)に忠誠を誓います。
太后的最期
劉子貞(リウ・シテイ)は周生辰(ジョウション・チェン)と共に時宜(シーイー)を訪れます。その頃、戚太后は出家したとの知らせが届きます。太后は周生辰(ジョウション・チェン)に会いたいと懇願し、出家したことを伝えます。
しかし、太后は先帝殺害を認めず、秦厳(シン・ゲン)を犯人に仕立て上げようとします。周生辰(ジョウション・チェン)は太后を殺さず、白馬寺に幽閉することを決めます。
秦厳(シン・ゲン)の死
秦厳(シン・ゲン)は南辰王軍の叛徒であり、宏曉誉(ホン・シャオユー)の部下でした。宏曉誉(ホン・シャオユー)は秦厳(シン・ゲン)を追跡し、彼を殺害します。
時宜(シーイー)の決意
劉子貞(リウ・シテイ)は、時宜(シーイー)の結婚を知り、周生辰(ジョウション・チェン)に贈り物を尋ねます。周生辰(ジョウション・チェン)は時宜が本を好むことを告げ、自分がかつて贈った叛軍の降伏文書を勧めます。
時宜は、周生辰(ジョウション・チェン)から贈られた誕生日プレゼントである降軍の印鑑を眺めます。彼女は周生辰(ジョウション・チェン)を愛していますが、二人が結ばれることはないと悟ります。
第19話の感想
第19話は、周生辰(ジョウション・チェン)と時宜の切ない恋模様に加え、政治的な駆け引きや権力闘争が描かれた、非常にドラマチックな回でした。
特に印象深かったのは、太后の悪事が暴かれ、周生辰(ジョウション・チェン)によって廃位されるシーンです。太后は最後まで権力にしがみつき、周生辰(ジョウション・チェン)に命乞いをする姿は哀れでありながらも、自業自得と言わざるを得ません。
また、時宜が劉子行(リウ・ズーシン)との結婚を決意するシーンも胸が締め付けられる思いでした。彼女は周生辰(ジョウション・チェン)を深く愛していますが、立場上、彼と結ばれることは不可能です。劉子行(リウ・ズーシン)との結婚は、彼女にとって大きな犠牲であり、今後の展開が気になります。
つづく