斛珠夫人~真珠の涙~ 第13話 あらすじ/ネタバレ
大军は一路北上し、歧钺隘口に到着。しかし、辺りは荒涼としており、商旅や遊牧民の姿が見当たらない。さらに、例年よりも早く初雪が降り、空気は急激に冷え込む。
符軍侯は、この寒さにより、浮山氷川が通行可能になっているのではないかと推測。水井屯は氷川の近くに位置しており、駐屯兵はわずか2千人。海市(かいし)は水井屯が陥落する可能性を懸念し、張承謙と符義(ふぎ)に食料の輸送を任せ、自身は少数の兵士と共に水井屯へ向かう。
一方、天啓都城では、方鑑明(ほうかんめい)が鞠典衣のもとを訪れ、婚約を断る。鞠典衣は悲痛のあまり、婚服を火にくべてしまう。
翌朝、海市(かいし)は水井屯に到着。鵠庫兵3千人は敗走し、残りの兵士は投降。水井屯の兵士は負傷しており、海市(かいし)は湯乾自に増援を要請する。
湯乾自は海市(かいし)の活躍を称え、方鑑明(ほうかんめい)との思い出を語る。海市(かいし)は方鑑明(ほうかんめい)から湯乾自を守るよう命じられていたことを思い出し、複雑な心境になる。
左菩敦王は奪洛(だつらく)の提案を受け、水井屯を奇襲。鵠庫兵は黄泉関攻略を目指し、方鑑明(ほうかんめい)は内通者を突き止めるべく動き出す。
テイ蘭は海市(かいし)の勝利を喜び、霜平湖で灯籠を流す。帝旭(ていそく)は酔った勢いでテイ蘭に紫簪(しさん)を重ね、湖に落ちてしまう。テイ蘭は帝旭(ていそく)を救助し、帝旭(ていそく)はテイ蘭に感謝の気持ちを表す。
方鑑明(ほうかんめい)は帝旭(ていそく)に鵠庫の動きを報告し、黄泉関の防衛について協議する。帝旭(ていそく)は方鑑明(ほうかんめい)に鞠典衣との結婚を勧めるが、方鑑明(ほうかんめい)は固辞する。帝旭(ていそく)は鞠典衣に鵠庫の新たな眼線の補充を命じ、方鑑明(ほうかんめい)は渋々ながらも方卓英(ほうたくえい)を鞠典衣のもとへ派遣する。
第13話は、鵠庫との戦いが激化する重要な回でした。海市(かいし)の活躍や方鑑明(ほうかんめい)の葛藤など、見どころ満載でした。また、帝旭(ていそく)とテイ蘭の関係にも進展があり、今後の展開が気になります。
特に印象に残ったのは、海市(かいし)の決断力と勇気です。水井屯が陥落する可能性を懸念し、少数の兵士と共に救援に向かう姿は、頼もしくもありました。また、方鑑明(ほうかんめい)との関係も複雑で、彼の命を守るよう命じられていたことが明らかになり、今後の展開が気になりました。
一方、帝旭(ていそく)とテイ蘭の関係にも進展がありました。酔った勢いでテイ蘭に紫簪(しさん)を重ね、湖に落ちてしまうシーンは切なくもあり、帝旭(ていそく)の紫簪(しさん)への想いが伝わってきました。また、帝旭(ていそく)は鞠典衣に鵠庫の新たな眼線の補充を命じましたが、方鑑明(ほうかんめい)は渋々ながらも方卓英(ほうたくえい)を派遣しました。この展開が今後の鵠庫との戦いにどのような影響を与えるのか、注目です。
第13話は、緊迫感と感動が入り混じった回でした。今後の展開がますます楽しみです。
つづく