斛珠夫人 第23話 あらすじ/ネタバレ
顧陳氏の訴え
顧陳氏は方鑑明(ほうかんめい)の馬車を止め、皇帝を欺き、側近を殺した罪を訴えます。かつての六翼将のうち4人が無実の罪で殺され、すべて方鑑明(ほうかんめい)と関係があると主張します。訴え終えると、顧陳氏は毒を飲み、周りの子供たちも倒れてしまいます。
方鑑明(ほうかんめい)はすぐに子供たちを昭明宮(しょうめいきゅう)に連れて行き治療させますが、途中で子供たちが目を覚まし、方鑑明(ほうかんめい)の旧傷を刺します。このため子供たちは死亡し、方鑑明(ほうかんめい)も傷が悪化してしまいます。
海市(かいし)と方卓英(ほうたくえい)
海市(かいし)は師匠と一緒に綾錦司(りょうきんし)に行きますが、柘榴(しゃりゅう)(しゃりゅう)は彼女に特製の女装をプレゼントします。海市(かいし)は、もし将来結婚するなら、この服を妻にプレゼントすると柘榴(しゃりゅう)(しゃりゅう)に言います。そして、方卓英(ほうたくえい)が柘榴(しゃりゅう)(しゃりゅう)に思いを寄せていることをほのめかし、鮫糸(こうし)を柘榴(しゃりゅう)(しゃりゅう)に渡すように促します。
方卓英(ほうたくえい)は海市(かいし)にからかわれ、赤面して逃げ出してしまいます。海市(かいし)は柘榴(しゃりゅう)(しゃりゅう)に別れを告げますが、方卓英(ほうたくえい)が外で待っていて、文句を言われます。海市(かいし)は、方卓英(ほうたくえい)が柘榴(しゃりゅう)(しゃりゅう)を好きなら、告白すればいいと言います。
褚琳琅の登場
テイ蘭(ていらん)は海市(かいし)に会いますが、彼女を巻き込みたくないため、わざと避けます。一方、哨子(しょうし)は方鑑明(ほうかんめい)に褚琳琅(ちょりんろう)の報告をします。彼女は礼部(れいぶ)の調査で何も見つからず、まもなく帝旭(ていそく)と季昶(きしょう)に謁見することになるでしょう。
方鑑明(ほうかんめい)は、褚琳琅が帝旭(ていそく)と季昶に認められれば、大徴(たいちょう)の褚氏に皇族が増えるだろうと予想します。彼は、この騒動はまだ終わっていないし、もっと大きな問題が起きると考えています。そのため、海市(かいし)にすぐに黄泉営(こうせんえい)に戻るように言います。
海市(かいし)の告白
しかし、海市(かいし)はすでに部屋で女装に着替えていました。普段は男装をしているため、女装姿は美しく、方鑑明(ほうかんめい)は驚きます。彼は、海市(かいし)が女装をするのは危険だと注意します。
海市(かいし)は、宗少卿(そうしょうけい)に会ったことを思い出し、朝廷で何か問題が起きているのではないかと推測します。方鑑明(ほうかんめい)はそれを否定しますが、別の言い訳をします。
一方、綾錦司では、柘榴(しゃりゅう)(しゃりゅう)が鮫糸を撫でながら、真珠のブレスレットをくれた風神大人を思い出しています。方卓英(ほうたくえい)はいつも通り屋根に座って眺めています。
夜になると、方鑑明(ほうかんめい)の旧傷が再発して吐血します。医官が来て診察し、薬を処方しますが、このままでは長生きできないと言います。しかし、大徴の流觴方式(りゅうしょうほうしき)の家主は、誰もが悲惨な最後を遂げています。方鑑明(ほうかんめい)は、自分が運命から逃れられないことを知っており、海市(かいし)を守り抜くことはできないと恐れています。
帝旭(ていそく)と湯乾自
帝旭(ていそく)は弟と一緒に宗室の女性の肖像画を見ています。湯乾自(とうけんじ)が突然謁見を求め、テイ蘭を憐れんでほしいと懇願しますが、帝旭(ていそく)は不快に感じます。
帝旭(ていそく)は、湯乾自に黄泉関(こうせんかん)への出発を早めるように促します。そして、清泉宮(せいせんきゅう)の廃墟となった湯池がテイ蘭の寒疾に効くかもしれないと思い、穆德慶(ぼくどくけい)にテイ蘭のために空けておくように命じます。
方卓英(ほうたくえい)と柘榴(しゃりゅう)(しゃりゅう)
方卓英(ほうたくえい)は約束通り、柘榴(しゃりゅう)(しゃりゅう)を霜平湖(そうへいこ)に連れて行き、虹を見せます。柘榴(しゃりゅう)(しゃりゅう)は目が見えないため、虹を想像するしかありませんが、方卓英(ほうたくえい)の描写によって、虹を鮮明に感じることができます。柘榴(しゃりゅう)(しゃりゅう)は、方卓英(ほうたくえい)の姿を見ることを望み、叔母が言っていたように、彼はハンサムなのかと尋ねます。
夜になると、海市(かいし)は兄弟たちと酒を飲み、会仙楼(かいせんろう)で話を聞きます。すると、語り手が佞臣(ねいしん)を清海(せいかい)公方鑑明(ほうかんめい)と呼ぶ話を始めます。海市(かいし)は、師匠が中傷されていることに腹を立て、抗議します。
張承謙(ちょうしょうけん)は、海市(かいし)を制止し、余計なことをしないように促します。その夜、海市(かいし)は眠れず、朝になると帝旭(ていそく)に会いに行き、中衛軍(ちゅうえいぐん)に一時的に異動させてほしいと願い出ます。これは、方鑑明(ほうかんめい)の冤罪を晴らすために都に留まりたいという思いからです。しかし、方鑑明(ほうかんめい)はそれを拒否し、海市(かいし)に明日黄泉関に戻るように命じます。
海市(かいし)の告白
海市(かいし)は、方鑑明(ほうかんめい)がなぜわざわざランズ城まで助けに来てくれたのか、男女の隔たりを気にせずに薬を飲ませてくれたのか、遠く離れていても桂花糖(けいかとう)を送ってくれたのか、故郷に帰省して海に飛び込んだ自分を助けてくれたのかを問います。方鑑明(ほうかんめい)は、師弟の情けだと言い訳しますが、海市(かいし)は方鑑明(ほうかんめい)が自分を盗み見たことを暴露します。
方鑑明(ほうかんめい)が躊躇している間に、海市(かいし)は思い切って告白し、キスをします。方鑑明(ほうかんめい)は驚き、海市(かいし)を突き飛ばします。海市(かいし)は傷つき、2人はただの師弟ではないと証明したにもかかわらず、一方的な思いだったことを悟ります。
感想
第23話は、予想外の展開と衝撃的なシーンが満載でした。
まず、顧陳氏の自害と子供たちの死は、視聴者に大きな衝撃を与えました。この事件は、方鑑明(ほうかんめい)の立場をさらに悪化させ、朝廷での彼の影響力を弱める可能性があります。
一方、海市(かいし)と方卓英(ほうたくえい)の恋模様も進展しました。海市(かいし)は柘榴(しゃりゅう)(しゃりゅう)に方卓英(ほうたくえい)の気持ちを伝え、方卓英(ほうたくえい)は柘榴(しゃりゅう)(しゃりゅう)を霜平湖に連れて行き、虹を見せました。2人の関係は、今後どのように発展していくのでしょうか。
また、褚琳琅の登場は、新たな謎を投げかけました。彼女は本当に帝旭(ていそく)の妹なのでしょうか?もしそうなら、大徴の皇室に大きな影響を与えることになります。
そして、最も衝撃的なシーンは、海市(かいし)の告白でした。彼女は方鑑明(ほうかんめい)にキスをし、2人の関係が師弟を超えたものであることを明らかにしました。しかし、方鑑明(ほうかんめい)は海市(かいし)の気持ちを拒絶し、2人はすれ違ってしまいました。
この回の終わりは、多くの謎を残したまま終わりました。方鑑明(ほうかんめい)はどのようにしてこの危機を乗り越えるのでしょうか?海市(かいし)と方卓英(ほうたくえい)の恋は実るのでしょうか?褚琳琅の真の目的は何なのでしょうか?次回の展開が楽しみです。
つづく