斛珠夫人~真珠の涙~ 第26話 あらすじ/ネタバレ

帝姬は方鑑明(ほうかんめい)との距離を縮めようと、点茶を教わることを提案する。しかし方鑑明(ほうかんめい)は帝旭(ていそく)の思いつきだと断り、帝姬を護衛と共に屋敷へ送り返す。

海市(かいし)は方卓英(ほうたくえい)に周幼度(しゅうようど)との面会を依頼するが、周幼度(しゅうようど)は旅から戻ったばかりで休養が必要だと告げられる。方卓英(ほうたくえい)は帝姬の言動に疑問を持ち、柘榴(しゃりゅう)(しゃりゅう)に牡丹の花を集めるよう指示する。

中衛軍に異動した海市(かいし)は、昭明宮に戻っても师父である方鑑明(ほうかんめい)を避け、平穏に過ごそうとする。方鑑明(ほうかんめい)は尼華羅で帝姬について調査を行い、海市(かいし)が落とした簪が割れたことに気づく。

昭明宮を訪れた周幼度(しゅうようど)は、海市(かいし)と瓜二つの容姿をしている。方卓英(ほうたくえい)は周幼度(しゅうようど)が帝姬が使っていた香の調合方法を知っていることに驚き、海市(かいし)は周幼度(しゅうようど)にぶつかってしまう。方鑑明(ほうかんめい)はそれを目撃し、複雑な表情を浮かべる。

方鑑明(ほうかんめい)は海市(かいし)に簪を贈り、謝罪する。しかし海市(かいし)は方鑑明(ほうかんめい)の真意を問い詰める。方卓英(ほうたくえい)は方鑑明(ほうかんめい)に、海市(かいし)はそろそろ結婚を考えている年齢であり、女性に戻るべきだと進言する。

帝姬は海市(かいし)に方鑑明(ほうかんめい)への手紙を託し、霜平湖で琴を聴きたいと伝える。方鑑明(ほうかんめい)は手紙を受け取るものの返事をせず、海市(かいし)は周幼度(しゅうようど)と共に街へ出かける。

方鑑明(ほうかんめい)は廷尉の宗裕と会談するため、帝姬との約束を破ってしまう。帝姬は落胆し、海市(かいし)の琴の腕前に感心する。海市(かいし)は帝姬の香の出どころを探るが、方鑑明(ほうかんめい)に叱責される。

柘榴(しゃりゅう)(しゃりゅう)は帝姬の常服を仕上げ、蘇姨は牡丹の香を入手する。その香は宮廷の香方で作られたもので、後に民間にも広まったという。

第26話の感想

第26話は、帝姬と方鑑明(ほうかんめい)、海市(かいし)と周幼度(しゅうようど)の関係が複雑に絡み合っていることが明らかになりました。それぞれのキャラクターの心情が丁寧に描かれていて、見応えのある回だったと思います。

  • 帝姬が方鑑明(ほうかんめい)への想いを募らせているシーン。帝姬は方鑑明(ほうかんめい)に点茶を教わることを提案し、距離を縮めようとする様子が切なかったです。
  • 海市(かいし)が帝姬を疑っているシーン。海市(かいし)は帝姬の言動に疑問を持ち、その正体を暴こうとする姿が頼もしかったです。
  • 周幼度(しゅうようど)と海市(かいし)が出会うシーン。周幼度(しゅうようど)は海市(かいし)と瓜二つの容姿をしていることが明らかになり、今後の展開が気になりました。
  • 方卓英(ほうたくえい)が方鑑明(ほうかんめい)に、海市(かいし)はそろそろ結婚を考えている年齢であり、女性に戻るべきだと進言するシーン。方卓英(ほうたくえい)は海市(かいし)のことを心配しており、その優しさが伝わってきました。
  • 帝姬が使っていた香が宮廷の香方で作られたものだったことが明らかになるシーン。この香は帝姬の正体と関係があるのでしょうか?

つづく