斛珠夫人~真珠の涙~ 第32話 あらすじ/ネタバレ
朝堂
翌日早朝,穆德庆宣布帝旭(ていそく)身体抱恙,免除众臣上奏。季昶は方鉴明に兄である帝旭(ていそく)の容態を尋ねるが、方鉴明は帝旭(ていそく)が風寒を患い、面会が難しいと告げる。
瀚州
奪洛(だつらく)は召風師(しょうふうし)が任務に失敗したことを知り、弟である奪洛(だつらく)と遭遇したと推測する。二人は容姿が似ているが、奪洛(だつらく)は母親譲いの黒い瞳が特徴である。召風師(しょうふうし)はかつて紅薬帝姬への忠誠を誓っており、奪洛(だつらく)を殺さなかったと考えられる。
奪洛(だつらく)は炼金師の力を借り、方鉴明と帝旭(ていそく)を捕らえる計画を立てる。この計画は都の細作に伝えられ、施内宮は小内侍に暗号が刺繍された布を処分するよう命じる。
昶王府
しかし、布は柘榴(しゃりゅう)(しゃりゅう)に拾われてしまう。施内宮は柘榴(しゃりゅう)(しゃりゅう)に気づかれないように布を取り上げ、季昶の命令で柘榴(しゃりゅう)(しゃりゅう)を昶王府に連れて行く。柘榴(しゃりゅう)(しゃりゅう)は危険に気づいていないが、蘇姨の不安を感じ取る。
季昶は施内宮の真意を問いただすと、施内宮は奪洛(だつらく)の計画を隠すために柘榴(しゃりゅう)(しゃりゅう)を朔日まで昶王府に留め置く必要があると説明する。季昶は施内宮が鵠庫の細作であることを知る。
綾錦司
方卓英(ほうたくえい)は柘榴(しゃりゅう)(しゃりゅう)が施内宮に連れ去られたことを知り、救出に向かおうとするが、方鉴明と海市(かいし)に止められる。方鉴明は衝動的な行動は危険だと諭し、海市(かいし)は季昶が王府で柘榴(しゃりゅう)(しゃりゅう)に危害を加えることはないと考える。
昭明宮
海市(かいし)は帝旭(ていそく)に方卓英(ほうたくえい)との縁談を願い出る。帝旭(ていそく)は勅命を下し、季昶は柘榴(しゃりゅう)(しゃりゅう)を解放する。方卓英(ほうたくえい)は柘榴(しゃりゅう)(しゃりゅう)を迎えに行くが、方鉴明は方卓英(ほうたくえい)に命の危険が迫っていると告げる。
方卓英(ほうたくえい)の出生
方卓英(ほうたくえい)は鵠庫王と紅薬帝姬の末子であり、奪洛(だつらく)と瓜二つの容姿から王位継承権を持つ。季昶は奪洛(だつらく)と結託し、方卓英(ほうたくえい)の身分を暴いて帝旭(ていそく)に殺害させようとしている。方鉴明は方卓英(ほうたくえい)を叔父である右菩敦王のもとに逃がそうとするが、柘榴(しゃりゅう)(しゃりゅう)への想いを断ち切れず、方卓英(ほうたくえい)は残ることを決意する。
柘榴(しゃりゅう)(しゃりゅう)の決意
柘榴(しゃりゅう)(しゃりゅう)は方卓英(ほうたくえい)を守るために自害を決意し、方鉴明に方卓英(ほうたくえい)に命を大切に生きるよう伝えてほしいと頼む。方鉴明は柘榴(しゃりゅう)(しゃりゅう)に毒薬を渡し、蘇姨も柘榴(しゃりゅう)(しゃりゅう)と共に留まることを決意する。
胡女との出会い
方卓英(ほうたくえい)は会仙楼で三花醉を購入しようとするが、売り切れとなっている。隣の席の胡女が未開封の三花醉を譲ってくれる。胡女は叔父が送り込んだ使者であり、泥封の下に各地の接応場所を示した地図が隠されていることを教える。方卓英(ほうたくえい)は地図を手に入れ、柘榴(しゃりゅう)(しゃりゅう)に贈るために胡女の步摇を盗む。
柘榴(しゃりゅう)(しゃりゅう)の死
方卓英(ほうたくえい)は綾錦司に戻るが、柘榴(しゃりゅう)(しゃりゅう)はすでに毒を飲んで死んでいた。方卓英(ほうたくえい)は柘榴(しゃりゅう)(しゃりゅう)を抱いて昭明宮に戻り、海市(かいし)に柘榴(しゃりゅう)(しゃりゅう)の面倒を託して金城宮に向かう。
金城宮
金城宮では、召風師(しょうふうし)が帝旭(ていそく)を襲撃する。方鉴明と方卓英(ほうたくえい)は召風師(しょうふうし)を追いかける。
第32話の感想
第32話は、ドラマがクライマックスに向かうにつれて、緊張感と悲劇がさらに高まった素晴らしいエピソードでした。
柘榴(しゃりゅう)(しゃりゅう)の死は、最も衝撃的な場面でした。彼女の自己犠牲は、方卓英(ほうたくえい)への深い愛と献身を証明するものでした。方卓英(ほうたくえい)の絶望と悲しみは、視聴者の心を揺さぶりました。
方鉴明と方卓英(ほうたくえい)の師弟関係も、このエピソードで重要な役割を果たしました。方鉴明は、方卓英(ほうたくえい)の命を守るためにあらゆる手段を尽くしましたが、最終的には彼の運命を変えることができませんでした。
奪洛(だつらく)と季昶の陰謀は、ますます複雑になってきました。二人は帝旭(ていそく)を操り、方(ほう)家の人々を抹殺しようとしています。方鉴明と方卓英(ほうたくえい)は、この脅威に対抗するために、あらゆる力を尽くさなければなりません。
全体として、第32話は、ドラマの最も感動的で記憶に残るエピソードの一つでした。柘榴(しゃりゅう)(しゃりゅう)の死、方鉴明と方卓英(ほうたくえい)の葛藤、奪洛(だつらく)と季昶の陰謀は、視聴者に忘れられない印象を残しました。
つづく