斛珠夫人 第45話 あらすじ/ネタバレ

あらすじ

夜が明け、海市(かいし)は目覚める。师父である方鉴明は昭明宮で彼女を待っていた。数ヶ月ぶりに再会した海市(かいし)は、瀚州からの手紙を受け取る。奪洛が再び反乱を起こし、右部を襲撃したというのだ。塔拉は卓英を救うために矢を受けて亡くなり、卓英は奪洛を草原から追い出して新しい左菩敦王となった。

方鉴明は、以前海市(かいし)を宮廷に送らざるを得なかったことを謝罪する。瀚州が安定し、天下が平和になった今、海市(かいし)に今後の考えを尋ねる。海市(かいし)は、师父が自分を遠ざけようとしているのかと思ったが、方鉴明は海市(かいし)の手を取り、一生涯寄り添うことを約束する。

海市(かいし)は感動して涙を流しながら、今後はどんな危険なことも隠さずに打ち明けてほしいと願う。方鉴明はそれを約束し、海市(かいし)は念のために自筆で誓約書を書かせようとする。方鉴明は躊躇なく部屋に海市(かいし)を連れ込み、誓約書を書いた後、海市(かいし)にキスをする。

帝旭(ていそく)は方鉴明の様子を見て、海市(かいし)のおかげで元気になったことを悟る。帝旭(ていそく)は方鉴明的隠居を許可し、清海公の死を公表して海市(かいし)に琅嬛を連れて越州に行かせる密旨を出す。

しかし、方鉴明が天啓を去れば、帝旭(ていそく)は孤独になってしまう。帝旭(ていそく)は季昶の処遇に迷い、方鉴明に相談する。方鉴明は、季昶は罪を犯しており、処罰を免れることはできないと考える。

索蘭(さくらん)は注輦から果物を献上し、帝旭(ていそく)は彼女を天啓に留め、兄弟の再会を計画する。一方、季昶は牢の中で謎のメモを見つけ、誰かが彼を助けていることがわかる。

索蘭(さくらん)は、牢にいる季昶は偽物であり、本物の季昶は注輦で溺死したと帝旭(ていそく)に報告する。帝旭(ていそく)は驚き、方鉴明と海市(かいし)に調査を命じる。

海市(かいし)は琅嬛の能力を使って、季昶の記憶を調べる。すると、索ランの証言通り、季昶は溺死しており、現在の季昶は替え玉であることが判明する。

真相が明らかになった後、海市(かいし)は季昶に毒薬を届ける。しかし、季昶は高貴な生まれの者には慈悲がないと非難し、自分の出自が低いために出世を望んだと主張する。

海市(かいし)は、品性は生まれとは関係ないと反論し、漁村で育った自分でも民のために命を投げ出すことができることを証明する。しかし、彼女は母親の死を忘れられず、季昶への憎しみは消えない。

昭明宮に戻った海市(かいし)は、帝旭(ていそく)が季昶の処刑を公表しないことに疑問を抱く。方鉴明は、帝旭(ていそく)がテイ蘭のことを考えているからだと推測する。もし季昶が替え玉だと公表すれば、注輦と大徵の関係が悪化するだけでなく、テイ蘭の地位も危うくなるからだ。

方鉴明は、湯乾が幼い頃から季昶と一緒に注輦にいたことから、彼も危険人物だと考える。二人は様子を伺うことにする。

朝堂では、黄泉営の将士たちが反乱鎮圧の功績を認められ、帝旭(ていそく)から褒賞を受ける。

第45話の感想

第45話は、海市(かいし)と方鉴明の再会、季昶の替え玉発覚、帝旭(ていそく)の苦悩など、見どころ満載のエピソードでした。

特に印象に残ったのは、海市(かいし)と方鉴明的の再会シーンです。数ヶ月ぶりに再会した二人は、お互いへの愛情を再確認し、強い絆で結ばれていることが伝わってきました。方鉴明が海市(かいし)の手を取り、一生涯寄り添うことを約束するシーンは、とても感動的でした。

また、季昶の替え玉発覚も衝撃的な展開でした。索蘭(さくらん)の証言によって、本物の季昶はすでに亡くなっており、現在の季昶は替え玉であることが判明しました。帝旭(ていそく)は真相を知り、方鉴明と海市(かいし)に調査を命じます。

帝旭(ていそく)は季昶の処遇に悩んでおり、方鉴明に相談します。方鉴明は、季昶は罪を犯しており、処罰を免れることはできないと考える一方、帝旭(ていそく)がテイ蘭のことを考えていることも理解しています。帝旭(ていそく)は難しい選択を迫られています。

つづく