斛珠夫人~真珠の涙~ 第5話 あらすじ/ネタバレ

海市(かいし)、帝旭(ていそく)、方鉴明、テイ蘭の複雑な関係が動き出す

海市(かいし)は、重傷を負った師匠?方鑑明(ほうかんめい)を看病しながら、帝旭(ていそく)を殺すことを決意する。一方、帝旭(ていそく)は海市(かいし)が宮殿に侵入したことを知り、方鑑明(ほうかんめい)に問い詰める。

海市(かいし)は、偶然出会ったテイ蘭から帝旭(ていそく)の暴虐さを聞き、さらに怒りを募らせる。帝旭(ていそく)は、海市(かいし)と方鑑明(ほうかんめい)を呼び出し、テイ蘭を方鑑明(ほうかんめい)に賜うと宣言する。

しかし、方鑑明(ほうかんめい)はテイ蘭の身分を理由に拒否し、海市(かいし)も帝旭(ていそく)の暴虐さを糾弾する。帝旭(ていそく)は、海市(かいし)に殺意を抱きながらも、方鑑明(ほうかんめい)に彼女を殺さないように命じる。

テイ蘭は、帝旭(ていそく)の態度に絶望し、自害を図るが、帝旭(ていそく)に阻止される。帝旭(ていそく)は、海市(かいし)と方鑑明(ほうかんめい)に、実力を磨くように告げ、彼らを解放する。

方鑑明(ほうかんめい)は、海市(かいし)の帝旭(ていそく)に対する反抗心を危惧し、彼女を霽風館から追い出そうとする。しかし、海市(かいし)は師匠への忠誠を貫き、長剣で自分を刺そうとする。方鑑明(ほうかんめい)は、海市(かいし)を置いて立ち去る。

穆德慶は、海市(かいし)に武举人として科挙に参加するよう命じる。方鑑明(ほうかんめい)は、海市(かいし)に任務を与え、それを遂行すれば霁風館に残れると告げる。

海市(かいし)は、暗殺の任務で趙叔(ちょうしゅく)と対峙する。趙叔(ちょうしゅく)は、海市(かいし)に自分が尼華羅の細作であると告白し、自害する。海市(かいし)は、趙叔(ちょうしゅく)の死を悲しみ、方鑑明(ほうかんめい)にその理由を問う。方鑑明(ほうかんめい)は、霽風館を出て帝旭(ていそく)に忠誠を誓った者は、情けをかけるべきではないと告げる。

第5話では、海市(かいし)と帝旭(ていそく)の対立が激化し、方鑑明(ほうかんめい)と海市(かいし)の師弟関係にも亀裂が生じ始める。また、趙叔(ちょうしゅく)の死によって、海市(かいし)は帝旭(ていそく)への復讐心をさらに強めることになる。

第5話の感想

第5話は、海市(かいし)と帝旭(ていそく)の対立が激化し、方鑑明(ほうかんめい)と海市(かいし)の師弟関係にも亀裂が生じ始めるなど、物語が大きく動き出す重要なエピソードでした。

海市(かいし)は、帝旭(ていそく)の暴虐さを目の当たりにし、彼への憎しみを募らせていきます。しかし、方鑑明(ほうかんめい)は帝旭(ていそく)への忠誠を貫き、海市(かいし)を諫めようとします。二人の間に溝が生じ、師弟関係が危うくなる様子は、見ていて胸が痛くなりました。

また、趙叔(ちょうしゅく)の死は、海市(かいし)に大きな衝撃を与えます。趙叔(ちょうしゅく)は、海市(かいし)にとって大切な師匠であり、父のような存在でした。彼の死は、海市(かいし)にとって大きな喪失であり、帝旭(ていそく)への復讐心をさらに強めることになるでしょう。

つづく