中国ドラマ「馭鮫記（ぎょこうき）後編：月に愛を誓う」最終回20話ネタバレと感想

馭鮫記(ぎょこうき)後編：月に愛を誓う最終回第20話あらすじ/ネタバレ

激闘の末、汝鈞(じょきん)は貴重な菩提果を使って長意(ちょうい)の塞がれた経脈を開き、奇跡的に切れた尾を再生させ、長意(ちょうい)の霊力はピークに達しました。しかし、諦めない汝菱(じょりょう)は最後の切り札、朱厭(しゅえん)の残魂を宿した金鈴を取り出します。金鈴の音が響き渡ると、仙師府の弟子、万花穀の長老、多くの御霊師が駆けつけ、まるで神力を与えられたかのように北淵(ほくえん)仙衆を脅かします。

突然の事態に北淵(ほくえん)仙衆は苦戦を強いられ、空明(こうめい)は無理な戦いをしないよう呼びかけます。その緊迫した瞬間、姫成羽(せいゆう)は空明(こうめい)に製御を失って襲いかかり、洛錦桑(らくさんそう)は自分の身を顧みず空明(こうめい)を庇い、緻命傷を負ってしまいます。彼女は最後の力を振り絞って空明(こうめい)に別れを告げ、空明(こうめい)は全力で治療を試みますが、葉わず、洛錦桑(らくさんそう)は空明(こうめい)の腕の中で安らかに眠りにつきます。

一方、長意(ちょうい)と紀雲禾(きうんか)は力を合わせて汝菱(じょりょう)を負傷させます。紀雲禾(きうんか)は並外れた勇気と知恵で金鈴を破壊し、仙師府の弟子たちの支配を解き、北淵(ほくえん)仙衆は不戦勝を収めます。しかし、戦いはまだ終わっていません。汝菱(じょりょう)は諦めきれず、林昊青(りんこうせい)を召喚して汝鈞(じょきん)と戦わせます。紀雲禾(きうんか)は助けに向かいますが、林昊青(りんこうせい)に重傷を負わされてしまいます。その時、林昊青(りんこうせい)は意識を取り戻し、自分が汝菱(じょりょう)の操り人形であることに気づき、心の解放と愛する人の自由のために自害を選択します。

長意(ちょうい)は汝菱(じょりょう)を駆魔陣に追い詰め、汝鈞(じょきん)は心灯を使って汝菱(じょりょう)の肉体を完全に消滅させます。汝菱(じょりょう)は肉体は滅びましたが、魂は不滅だと宣言し、厲風となって世の中を復讐すると誓います。紀雲禾(きうんか)はこれらの残魂が人間界を脅かすのを防ぐため、自分自身を犠牲にしてすべての残魂を体内に吸収し、火山炎洞に飛び込み、心灯を使って天地の火を起こし、残魂と一緒に消滅しようと決意します。長意(ちょうい)は駆けつけますが、紀雲禾(きうんか)の決意を変えることはできず、涙ながらに承諾し、紀雲禾(きうんか)が戻ってくるのを待ちながら火山を封印します。

時は流れ、300年後、北淵(ほくえん)は新たな平和と繁栄を迎えていました。汝鈞(じょきん)は空明(こうめい)を仙師府の新仙師に任命し、洛錦桑(らくさんそう)も妊娠の知らせを携えて空明(こうめい)と喜びを分かち合います。一方、雪三月(せつさんげつ)は万花穀で平穏な生活を送っていましたが、離殊(りしゅ)にそっくりな人物が現れ、再び希望の光が灯ります。実は、これは林昊青(りんこうせい)が心を込めて手配したものでした。彼は両足を失いましたが、善意に満ちており、雪三月(せつさんげつ)と離殊(りしゅ)が再び結ばれることを願っていました。

そして、紀雲禾(きうんか)と長意(ちょうい)は、火山魔気が消散した後、ついに再会を果たします。二人は崖っぷちに座り、広大な海を眺めながら、互いへの想いと愛を語ります。紀雲禾(きうんか)は長意(ちょうい)と水泳の勝負を提案し、二人は海の中で思い切り戯れ、まるで無邪気だった頃の時間を過ごします。ドラマは、この心温まる美しいシーンで幕を閉じ、視聴者に無限の想像と感動を与えます。