馭鮫記(ぎょこうき)後編:月に愛を誓う 第8話 あらすじ/ネタバレ
激しい雷鳴と共に、無量金雷が降り注ぎ、天地が裂けるかのように揺れた。離殊(りしゅ)は雪三月(せつさんげつ)を守るため、身を挺して彼女を抱きしめ、自身の身体で彼女を守ろうとする。金雷は容赦なく襲い掛かり、週囲は破壊されていくが、生死の危機に瀕しても、彼らの愛は揺るがない。
汝鈞(じょきん)は仙令の力を使い、無量金雷を阻止しようとする。しかし、仙令も無量金雷の力には敵わず、粉々に砕け散ってしまう。だが、その破片は離殊(りしゅ)と雪三月(せつさんげつ)を包み込み、彼らを金雷から守った。
雷が止み、静寂が訪れる。雷澤(らいぜき)神君は仙令の破片を拾い上げ、無念の表情を浮かべる。雪三月(せつさんげつ)と離殊(りしゅ)は、汝鈞(じょきん)に謝罪するが、汝鈞(じょきん)は彼らを優しく許し、励ます。
離殊(りしゅ)の言葉にヒントを得た汝鈞(じょきん)は、地形図の謎を解き明かし、玉露霊芝を発見する。彼は霊芝を雪三月(せつさんげつ)に託し、紀雲禾(きうんか)を救うように命じる。
思語(しご)は瞿暁星(くぎょうせい)に敵を陽動させ、自身は凌霜台に向かい、林昊青(りんこうせい)を救出する計画を実行に移す。紀雲禾(きうんか)は長意(ちょうい)と空明(こうめい)が深夜まで軍議をしていることを知り、長意(ちょうい)の負担になりたくないと思い、鲛人印記を封印して長意(ちょうい)の元を去る。
しかし、紀雲禾(きうんか)は卿瑶(けいよう)と奇鋒(きほう)に阻まれ、激闘を繰り広げる。林昊青(りんこうせい)の助けを得て脱出に成功するが、狐族の追手が迫る。その時、長意(ちょうい)と空明(こうめい)が現れる。長意(ちょうい)は紀雲禾(きうんか)を裏切ったと思い込み、怒りを露わにする。
卿玄(けいげん)は長意(ちょうい)に衝撃的な事実を告げる。卿瑶(けいよう)は卿玄(けいげん)を救うために霊力を使い果たしたのだ。長意(ちょうい)は葛藤に陥る。
一方、瞿暁星(くぎょうせい)と朱凌(しゅりょう)の対立は深まる。朱凌(しゅりょう)の残忍さに御霊師たちは恐れおののき、瞿暁星(くぎょうせい)は冷静に解決策を探ろうとする。しかし、朱凌(しゅりょう)の強硬な態度に苦戦を強いられる。
第8話の感想
第8話は、緊迫感のある展開と衝撃的な事実の連続で、視聴者を釘付けにする。特に、長意(ちょうい)と紀雲禾(きうんか)の誤解と葛藤は、今後の展開を大きく左右する重要なポイントとなるだろう。また、汝鈞(じょきん)の成長と瞿暁星(くぎょうせい)の苦悩も注目すべき点だ。
離殊(りしゅ)と雪三月(せつさんげつ)の愛は、無量金雷の脅威にも揺るがず、生死を共にする覚悟を感じさせる。汝鈞(じょきん)は仙令を犠牲にして彼らを救い、自身の器の大きさを示した。
一方、紀雲禾(きうんか)は長意(ちょうい)の負担にならないように、彼のもとを去る決意をする。しかし、林昊青(りんこうせい)の救出に成功したものの、長意(ちょうい)に誤解されてしまい、湖心島に幽閉されてしまう。
卿玄(けいげん)は長意(ちょうい)に衝撃的な事実を告げる。卿瑶(けいよう)は卿玄(けいげん)を救うために霊力を使い果たしたのだ。長意(ちょうい)は葛藤に陥るが、卿玄(けいげん)の言葉から大切なものを再認識する。
瞿暁星(くぎょうせい)と朱凌(しゅりょう)の対立は深まる。朱凌(しゅりょう)の残忍さに御霊師たちは恐れおののき、瞿暁星(くぎょうせい)は冷静に解決策を探ろうとする。しかし、朱凌(しゅりょう)の強硬な態度に苦戦を強いられる。
つづく