玉面桃花 ~福を呼ぶ契約結婚~ 第21話 あらすじ/ネタバレ

湯沢は韓文芳に南封斎のことであまり悲しまないようにと説得する。韓文芳は近年では十分な利益を得ており、十分な利益を得ていると考えるべきだと。許清嘉は南封斎のオーナーが韓姓であることを聞き、韓南盛の甥の事業だと勘違いし、罠にはまってしまう。しかも、背後にはまだ企みがあることを知らない。

花朝節の日、高正は街をぶらぶらしていると、玉春楼の新茶を皆が話題にしているのを聞き、店に入って一杯飲んでみる。玉娘(たまむすめ)は冗談を言い、もしはまってしまったら上庸の外では手に入らないだろうと言う。しかし、高正が何も言わなくても、玉娘(たまむすめ)の心は徐々に柔らかくなり、彼を連れてあちこち遊び、二人はとても楽しそうだった。

休憩中、少女が花を売りに来て、高正は玉娘(たまむすめ)に一輪の花をプレゼントし、玉娘(たまむすめ)は夢中になってしまった。玉娘(たまむすめ)は突然考えを変え、自ら彼にお茶を淹れ、阿麟との出来事を話すと、高正は心が痛む。高正は襄州に行くことを決意し、玉娘を誘い、出かける日も決めた。高正が去ると、玉娘はお茶と食事を見ながら考え込む。

胡嬌は薬局の準備に忙しく、查辟たちに多めに支払って決着をつけ、永寿と臘梅に手伝ってもらおうと考えている。臘梅は永寿が胡嬌にプロポーズしたと勘違いし、恥ずかしさと怒りで彼を追いかけて殴る。皆は臘梅が永寿を好きなのだとわかる。胡厚福も胡嬌にお金を渡し、小遣いとして渡したと言い、胡嬌は感動する。

許清嘉は南封斎のオーナーの好意がおかしいと思い、韓南盛に尋ねる。韓南盛はすぐに理解し、顔色が変わる。邪魔することも、踏み台になることもないと答える。韓文芳は許家が返済したことを知り、不安になるが、湯沢は許清嘉が知っても問題ないと考える。

3日後、高正は城門の外で玉娘を待っていたが、昼になっても玉娘は来なかった。高正が帰ろうとしたまさにそのとき、玉娘が馬車で現れる。彼女はすべての手配を終え、阿麟を医師に預け、襄州に落ち着いてから迎えに行くつもりだった。

胡嬌と林翠は村で薬草の調査をしていると、華拓に出会い、南封斎が薬草を独占していることを知る。村人たちは抵抗したいが、州府は田を売ることを許可していない。胡嬌は急いで家に帰って許清嘉に報告する。許清嘉は途方に暮れ、胡嬌は夜中に皆を起こして相談するが、誰も良い案が出ない。許清嘉は玉娘がいればよかったのにと言うと、その直後に玉娘と高正が現れ、皆は大喜びする。

玉娘が高正と一緒に襄州に来たことを、胡嬌は冗談を言って高正の顔を赤らめる。許清嘉と高正は韓南盛に事情を聞くために会いに行くことを相談し、胡嬌も賛成する。夜遅くまで話し合った後、玉娘と高正は客栈に泊まり、翌日許家に引っ越すことを決める。許清嘉はベッドに横になっても眠れず、高正が襄州に来たのは自分のせいだと考え、少し自責の念に駆られる。

第21話の感想

高正と玉娘の恋の進展

高正と玉娘の恋がついに進展を見せました。高正は玉娘を襄州に誘い、玉娘も快諾。阿麟を医師に預け、すべての手配を終えて襄州へ向かいました。二人が一緒に新しい生活を始める姿は微笑ましく、今後の展開が楽しみです。

胡嬌の活躍

胡嬌は薬局の準備に奔走し、查辟たちへの支払い、永寿と臘梅の雇用など、手腕を発揮しています。また、南封斎の薬草独占を知り、許清嘉に報告するなど、問題解決にも貢献しています。胡嬌の行動力と賢さは頼もしく、これからも活躍が期待されます。

許清嘉の葛藤

許清嘉は南封斎のオーナーの好意に疑問を抱き、韓南盛に真相を尋ねます。韓南盛は罠を仕掛けたことを認め、許清嘉は複雑な心境に陥ります。さらに、高正が襄州に来たのは自分のせいだと考え、自責の念に駆られます。許清嘉の葛藤は今後のストーリーにどのような影響を与えるのでしょうか。

つづく