玉面桃花 ~福を呼ぶ契約結婚~ 最終回 結末 第36話 あらすじ/ネタバレ
翠は嬌が妊娠したと聞き、継笙を連れて京城へ急いだ。しかし到着すると、嬌が毒に侵され、解毒剤が手に入りにくいことを知る。解毒剤には8種類の薬が必要で、そのうち3種類は非常に珍しく、残りの5種類も高価なものだった。
継笙は迷うことなく資金調達を引き受け、継芳も協力することになった。皆で力を合わせ、京城周辺をくまなく探し回り、ようやく薬草を集めることができた。しかし、今度は解毒剤の配合比率が問題となった。黄薬師は髪の毛が抜けるほど悩み、間違った配合をすれば毒が強まると言う。
その時、革桑が名乗りを上げ、自分が試しに飲むと申し出た。天の助けか、彼女は成功し、解毒剤の配合比率が決定した。清嘉は革桑に感謝し、革桑は清嘉に傅太師の狡猾さと周鳴安が命を守る証拠を持っていることを告げた。
清嘉は太子に会いたいと革桑に伝えさせた。周鳴安は傅太師に知らせ、傅太師は証拠によって自滅した。
翌日、清嘉は皆に見送られながら宮殿へ入り、太子に謁見した。傅太師はすでにそこに待っていた。清嘉は証拠を提示し、傅太師の罪を暴いた。傅太師は強弁するが、太子は门外で聞いており、複雑な心境であった。
太子は外祖父を庇うことをやめ、傅太師に罪を認めるよう命じた。傅太師はついに失脚し、老齢の皇帝は太子に帝位を譲った。清嘉たちの騒動はようやく終結した。
3ヶ月後、賈家親子は和解し、継芳は崔五郎のために女装に戻ることに同意した。高正と玉娘(たまむすめ)は玉満楼で結婚式を挙げ、賑やかな雰囲気に包まれた。清嘉はそれを見て、嬌との結婚を思い出し、簡素ながらも一生忘れられない思い出だと感じた。
喜びに満ちた清嘉は嬌に告白し、生生世世彼女を守ると約束した。嬌は花のように微笑み、「はい」と答えた。
最終回 第36話の感想
感動と安堵のラスト
最終回は、ハラハラドキドキの展開から一転、感動と安堵のラストを迎えることができました。特に、革桑の自己犠牲と清嘉の傅太師への糾弾シーンは、見応えがありました。
革桑の自己犠牲
革桑は、解毒剤の配合比率が分からず悩む黄薬師を救うため、自ら試しに飲むことを決意しました。これは、命を懸けた自己犠牲であり、清嘉や視聴者に強い印象を残しました。
清嘉の傅太師への糾弾
清嘉は、傅太師の罪を暴くために、証拠を提示して糾弾しました。傅太師は強弁するものの、太子がそれを聞いていたため、失脚することになりました。清嘉の勇気と正義感が光るシーンでした。
ハッピーエンド
最終的には、傅太師が失脚し、賈家親子は和解、高正と玉娘(たまむすめ)は結婚式を挙げ、清嘉と嬌は幸せな結末を迎えることができました。ハッピーエンドで終わることで、視聴者はすっきりとした気持ちでドラマを終えることができました。
その他の感想
- 継芳の女装姿は、最初は違和感があったものの、次第に可愛らしく見えてきました。
- 玉娘(たまむすめ)と高正の結婚式は、とても華やかで幸せそうな雰囲気でした。
- 清嘉と嬌の告白シーンは、シンプルながらも心温まるものでした。
総合的に、最終回は感動的で安堵感のある内容でした。ハラハラドキドキの展開から一転、ハッピーエンドを迎えることで、視聴者に満足感を与えてくれました。