猟罪図鑑~見えない肖像画~ 第1話 あらすじ/ネタバレ

北江(ベイジャン)分局の刑事隊長・杜城(ドゥー・チョン)は、冷静沈着な若手警官。彼は現在、スーツケースに入った男性死体の事件を全力で捜査している。推理を検証するため、彼は実際に浴槽に浸かって現場をシミュレートするほど熱心だ。

そんな中、玲瓏マンションで女性の遺体が発見される。遺留品は携帯電話のみで、手がかりは少ない。しかし、出前配達員が犯人らしき人物を目撃したと証言。杜城(ドゥー・チョン)は監視カメラの映像から、犯人が近くのマンションに入ったことを突き止める。

一方、警察界の肖像画のスペシャリスト・沈翊(シェン・イー)が、張(チャン)局長に緊急招集される。沈翊(シェン・イー)は、出前配達員の曖昧な描写をもとに、犯人の顔を詳細に描き出す。何度も調整を重ね、ついに犯人の正面像が完成する。しかし、杜城(ドゥー・チョン)は最初は肖像画の力を信じず、独自に捜査を続ける。

しかし、犯人は風を察知して逃走を図る。彼は障害者を装って検問を突破しようとするが、杜城(ドゥー・チョン)に見破られてしまう。激しい追跡の末、杜城(ドゥー・チョン)は犯人を袋小路に追い詰め、逮捕する。

事件解決後、張(チャン)局長は沈翊(シェン・イー)の才能を高く評価し、北江(ベイジャン)分局への加入を要請する。取調官の老閆は、犯人が殺し屋だったことを突き止める。杜城(ドゥー・チョン)は、復元された携帯電話の通話記録から真犯人を特定し、迅速に逮捕に向かう。

7年前、沈翊(シェン・イー)は過去の事件で杜城と因縁があった。当時、沈翊(シェン・イー)は幼少期の写真をもとに、成人後の雷一斐(レイ・イーフェイ)隊長の肖像画を描いた。しかし、それが原因で雷隊長は殺害されてしまう。雷隊長の弟子である杜城は悲しみに暮れ、沈翊(シェン・イー)に不信感を抱く。沈翊もまた、この事件に深く心を痛め、苦しんでいた。

北江(ベイジャン)分局に赴任した沈翊は、雷隊長の旧オフィスに配属される。それを知った杜城は、張(チャン)局長に抗議し、異動を希望するほどだった。しかし、新たな事件が発生し、杜城は私怨を一時的に棚上げせざるを得なくなる。張(チャン)局長は、杜城と沈翊に現場への同行を命じる。

杜城は沈翊を待たずに現場に向かうが、2人は事件現場で合流する。今回の事件は、整形病院の院長・梁毅(リャン・イー)の死に関するものだった。死因はシアン化物中毒で、現場は病院5階のプライベートスペースにある密室。そこには大量のいかがわしいビデオが隠されていた。プライバシー保護のため、病院内には監視カメラが設置されておらず、唯一、病院外の監視カメラに女性容疑者のぼやけた姿が映っていた。

沈翊は、このぼやけた映像をもとに肖像画を描こうと決意する。杜城は懐疑的だったが、沈翊は主張(チャン)局長を曲げず、女性警官の李晗(リー·ハン)にモデル協力を依頼する。沈翊はこれを機に、肖像画が成功すれば雷隊長の旧オフィスを使い続けたいと提案するが、杜城は明確な返答を避ける。

果たして、沈翊は肖像画を完成させ、真犯人を突き止めることができるのか?杜城と沈翊の複雑な関係はどのように変化していくのか?今後の展開に注目だ!

第1話の感想

第1話は、猟罪図鑑の始まりにふさわしい、緊迫感とミステリーに満ちた内容でした。杜城は冷静沈着な刑事として、事件解決に全力を尽くす姿が印象的でした。一方、沈翊は天才的な肖像画家として、杜城の捜査をサポートする存在として登場しました。

2人の関係は、過去に因縁があることが示唆されており、今後の展開が気になります。また、事件の真相もまだ明らかになっておらず、今後の捜査に注目です。

つづく