猟罪図鑑~見えない肖像画~ 最終回 第20話 あらすじ/ネタバレ
技術分析で、杜城(ドゥー・チョン)がMを殺害したという音视频と周俊(ジョウ・ジュン)のアリバイ証明が偽造であることが判明し、銅城(トンチョン)公司とそのトップである陳舟(チェン・ジョウ)が疑われる。沈翊(シェン・イー)は、Mのノートにある「?」が陳舟(チェン・ジョウ)のことだと推測する。銅城(トンチョン)公司は、北江(ベイジャン)の8割の携帯電話のプライバシーを掌握する目的で、銀鷹セキュリティシステムをリリースしようとしており、杜城(ドゥー・チョン)は危機感を抱く。
沈翊(シェン・イー)は、陳舟(チェン・ジョウ)の過去を遡り、彼の大学のウェブサイトが犯罪の温床であることを発見する。陳舟を阻止するためには、彼の犯罪の証拠が必要であり、その証拠は特定のパソコンに隠されている。ネット警察の努力により、そのパソコンが陳舟のオフィスにあることが判明する。
杜城(ドゥー・チョン)は捜索令を要請するが許可されず、陸海洲(ルー・ハイジョウ)が市警察署に掛け合って成功させる。警察は銅城(トンチョン)公司に突入し、杜城(ドゥー・チョン)は沈翊(シェン・イー)から入手した指紋を使って陳舟のオフィスに入る。オフィス内で、杜城(ドゥー・チョン)は賞杯に注目し、それが密室の鍵であることに気づく。密室にはパソコンがずらりと並んでおり、技術者は信号がもうすぐ回復すると警告する。
杜城(ドゥー・チョン)は、重要な情報が保存されていると思われる旧式のパソコンを選択する。技術部門は指紋分析により、よく使われる数字キーを特定する。沈翊(シェン・イー)は発表会に現れ、陳舟を混乱させる情報を提供し、重要な数字を提示して彼の陰謀を暴露する。契約が迫る中、沈翊(シェン・イー)は立ち上がり、陳舟がセキュリティシステムという名目でプライバシーを盗んでいることを暴露する。
陳舟は急いでパスワードを変更するが、杜城は最後の瞬間にパソコンのロックを解除し、重要なファイルを入手する。ファイルには、陳舟の人身売買、周俊(ジョウ・ジュン)への殺人教唆、杜城への陥れ罪など、数々の犯罪が記録されていた。動かぬ証拠を突きつけられても、陳舟は依然として言い逃れをしようとする。沈翊(シェン・イー)は、陳舟がパスワードを変更したときの心理的慣性、つまり大学のウェブサイトに対する深い記憶が解読の鍵になったと説明する。
事件が解決し、陸海洲(ルー・ハイジョウ)は去り、警察署内には安堵の空気が漂う。杜城は雷一斐(レイ・イーフェイ)の事件ファイルを取り出し、沈翊と共に雷一斐(レイ・イーフェイ)の肖像画の前で追悼する。杜城にとって、雷一斐(レイ・イーフェイ)は師であり父のような存在であった。沈翊もまた、雷一斐事件が画家から肖像画家へと転身するきっかけとなったことを深く感じている。夜、黒ずくめの男が沈翊のアトリエに侵入し、事件の肖像画をひっくり返す。そして、ある一枚の絵に切り込みを入れ、表面を剥がすと、隠された白黒の眼が現れ、新たな謎を残す。
第20話感想
第20話は、緊迫感と感動が入り混じった素晴らしい最終回でした。杜城の無実が技術分析で証明され、真犯人である陳舟の悪事が暴かれる展開は、ハラハラドキドキしながら見守りました。特に、沈翊が発表会に現れて陳舟の陰謀を暴露するシーンは、痛快そのものでした。
また、雷一斐の事件が解決したことで、杜城と沈翊の心の傷が癒されたことも印象的です。しかし、ラストシーンで新たな謎が現れたことで、今後の展開が気になります。
この新たな謎は、もしかしたら第二シーズンの伏線