風起花抄~宮廷に咲く瑠璃(るり)色の恋~ 第27話 あらすじ/ネタバレ
東宮の危機
東宮で起きた事件で、裴行倹(はいこうけん)が邪魔をしてきます。裴行倹(はいこうけん)は疑念を抱き、様子を探ることにします。
屋上に上った裴行倹(はいこうけん)は、李治(りち)と庫狄瑠璃(るり)が媚薬の影響で苦しんでいる場面を目撃します。裴行倹(はいこうけん)は窓から飛び降り、媚薬を解除し、氷で二人を目覚めさせます。
李世民(りせいみん)と李明(りめい)の尋問
李世民(りせいみん)を使って李治(りち)の疑いを晴らし、さらに李治(りち)の孝行と慈悲をアピールします。
武媚娘(ぶびじょう)は疑念を抱きますが、王内侍(おうないし)の説明で李治(りち)と庫狄瑠璃(るり)の潔白を信じます。
刺客の襲撃
孫徳成(そんとくせい)を探していた庫狄瑠璃(るり)は、刺客に襲われます。裴行倹(はいこうけん)が駆けつけ、刺客の縄を断ち切り、昏倒した庫狄瑠璃(るり)に人工呼吸を施します。刺客が残した曹王(そうおう)府の腰牌から、裴行倹(はいこうけん)は李明(りめい)の仕業だと推測します。
刺客は孫徳成(そんとくせい)と遭遇しますが、逃走します。孫徳成(そんとくせい)は裴行倹(はいこうけん)の行動を疑います。庫狄瑠璃(るり)は裴行倹(はいこうけん)を信じますが、孫徳成(そんとくせい)は庫狄瑠璃を気遣い、注意を促します。
裴行倹(はいこうけん)の笛の音
夜、庫狄瑠璃は事件のことで不安になりますが、裴行倹(はいこうけん)が屋上で笛を吹いて心を落ち著かせます。
宮中で庫狄瑠璃が襲われたという噂が広まり、李明(りめい)と楊妃(ようひ)が疑われます。李明(りめい)は否定しますが、噂は止まりません。
尚服(しょうふく)局での戦い
怪我から回復した卓錦娘(たくきんじょう)は庫狄瑠璃を守り、尚服(しょうふく)局で知恵と策略の戦いが繰り広げられます。庫狄瑠璃は安氏(あんし)との関係を巧みに隠し、仙女の夢のお告げと言って卓錦娘(たくきんじょう)の追及をかわします。
孫徳成(そんとくせい)の企み
裴行倹(はいこうけん)を疑う孫徳成(そんとくせい)は、裴行倹(はいこうけん)を殺害しようと企みます。彼は薬入りの桂圓紅棗湯を尚服(しょうふく)局に送り、小順子(しょう じゅんし)を使って裴行倹を消そうとします。
果たして孫徳成的計画は成功するのか?裴行倹、庫狄瑠璃、そして宮廷の運命は?
次回へ続く
第27話 感想
第27話は、緊迫感と感動が交錯する見応えのあるエピソードでした。裴行倹の機転と勇気、李治(りち)と庫狄瑠璃の絆、そして宮廷の権力争いが巧みに描かれています。
特に印象に残ったのは、裴行倹が李治(りち)と庫狄瑠璃を救うシーンです。迷情香の影響で苦しむ二人を目撃した裴行倹は、果敢に窓から飛び降り、機転を利かせて二人を救います。このシーンは、裴行倹の冷静さと勇気を際立たせており、視聴者を釘付けにしました。
また、李治と庫狄瑠璃の絆も感動的でした。刺客に襲われた庫狄瑠璃を助けるため、裴行倹は人工呼吸を行います。このシーンは、二人の強い絆を象徴しており、視聴者の心を温めました。
つづく