神隠し 第14話 あらすじ/ネタバレ

古晋(こしん) は 阿音(あいん) の無事を確認し、安心する。 紅綢(こうちょう) はこの隙に 古晋(こしん) の青糸を抜き取り、二人の親密な記憶を消そうとするが、青糸は頑丈で破壊できず、忘念笛の中に収められる。

翌朝、 阿音(あいん) は身支度をする。 鴻奕(こうえき) は姑姑の 鴻若(ひかり) の言葉を思い出し、大澤山を速やかに離れることを決意する。 彼は 阿音(あいん) に同行を誘うが断られ、逆に 阿音(あいん) が 古晋(こしん) と契りを結ぶことを知り、嫉妬と落胆を感じる。

古晋(こしん) は情絲を失った後、 阿音(あいん) に対する態度が冷たくなる。衍天殿に向かうと、 阿音 は 古晋(こしん) が主従の契りを結ぼうとしていることに気づき、誤りだと指摘する。 阿音 は 古晋(こしん) に過去の愛情を覚えているのかと問い、積極的に近づこうとするが、拒絶されてしまう。

阿音 は 紅綢(こうちょう) に出会い、身分の低さゆえに 古晋(こしん) の好意に値しないと嘲笑される。 古晋(こしん) は説明しようとするが、 阿音 はすでに心が冷め切っており、騙されたと確信する。

閑竹(かんちく) は 阿音 のために 皖月(わんげつ) の像を彫りながら、恋の苦しみについて語る。 閑竹(かんちく) は後悔し、 阿音 に手放すよう説得して、同じ過ちを繰り返さないようにする。 閑善(かんぜん) はこれを目の当たりにして、 古晋(こしん) を天宮に派遣して 瀾沣(らんふう)帝君 の霊爻大会の準備を手伝わせることで、二人を引き離そうと画策する。

阿音 は 古晋(こしん) の旅立ちを知り、別れを告げずに旅立つ。 閑善(かんぜん) は 阿音 を凝雲山に休養させるように導き、 阿音 は 阿羽(あう) を霊湖に置いて蘇生を待つ。

鴻奕(こうえき) は 阿音 を気にかけており、妖族に戻った後も忘れられず、再び大澤山を訪れる。 彼は二人の契りが成立していないことを知り、落胆する。

阿音 は凝雲山に到着し、ここは水凝獣の修養に適した霊力に満ちていると感じ、 阿羽(あう) を安置する。 鴻奕(こうえき) が訪ねてきて、 阿音 は三生石(さんせいせき)が感情に与える影響について質問する。 古晋 の告白は石の影響を受けており、契りを結ぶのは便宜上の手段ではないかと疑う。

天宮の司察仙君は凝雲山の異変に気づき、二人に立ち去るよう命じる。 宴爽(えんそう) は天宮の官職を利用して 阿音 が山を開いて府を開くことができるように助言する。

孔雀王(くじゃくおう) は子供たちを連れて天宮を訪れ、 瀾沣(らんふう)帝君 との縁談を希望し、 華衍(かえん) を兵殿の掌司に推挙する。 瀾沣(らんふう) は公正を貫き、私情を挟まず、仙職は実力で獲得すべきだと強調する。 華姝(かしゅう) は穏便に説得し、 瀾沣(らんふう) は 華衍(かえん) が代わって掌司の職務を代行することを許可する。 孔雀王(くじゃくおう) は少し不快に感じる。

第14話:複雑な感情が交錯する展開

第14話は、複雑な感情が交錯する展開で、視聴者を釘付けにしました。古晋と阿音の関係に大きな変化が訪れ、鴻奕(こうえき)の想いが明らかになるなど、見どころ満載のエピソードでした。

古晋は情絲を失ったことで阿音への態度が変わり、阿音は傷つき、不信感を抱きます。紅綢(こうちょう)の策略もあり、二人の関係は悪化の一途を辿ります。

一方、鴻奕(こうえき)は阿音への想いを断ち切れず、大澤山に戻ってきます。しかし、阿音と古晋の契りが成立していないことを知り、落胆します。

阿音は凝雲山で阿羽(あう)の蘇生を待ちながら、自分の気持ちと向き合います。鴻奕の言葉をきっかけに、古晋の告白が三生石(さんせいせき)の影響を受けていたのではないかと疑い始めます。

天宮では、孔雀王(くじゃくおう)が華衍(かえん)を兵殿の掌司に推挙します。しかし、瀾沣(らんふう)帝君は実力主義を貫き、華衍(かえん)に代わって職務を代行させることにします。

つづく