神隠し 第15話 あらすじ/ネタバレ

阿音(あいん)は冷静に考え直し、心がますます晴れやかになっていきました。彼女と古晋(こしん)は身分が違いますが、心は長い間通じ合っていて、簡単に諦めたくありませんでした。そこで、阿音(あいん)は天宮で働く機会をつかむことを決意し、凝云山に入る資格を得るだけでなく、古晋(こしん)に自分の気持ちを伝えたいと思いました。どんな未来が待っていようと、少なくともこの恋のために努力しなければならないのです。宴爽(えんそう)の応援は彼女の決意をさらに強くしました。鴻奕(こうえき)も理解を示しました。阿音(あいん)の古晋(こしん)への気持ちは皆が知っており、恋は強要できないからです。彼は父王が落とした寂滅輪を探し出すため、天宮に行くことを計画していました。さらに、宴爽(えんそう)は鷹族の姫なので、天宮に行くのは避けられません。4人は縁あって天宮で再会することになりました。

天宮の仙官選抜の日、阿音(あいん)は霊力が足りないため、門前払いされそうになりました。しかし、彼女の誠実な態度と勤勉な精神が御風(ぎょふう)仙尊の心を動かし、司兵殿で働くことができるようになりました。しかし、司兵殿に入るとすぐに突風が襲い、阿音(あいん)は柱にしがみついてやっと立ち止まることができました。一方、鴻奕(こうえき)は阿音と一緒にいたいと思っていましたが、御風(ぎょふう)仙尊に認められ、司風殿に入ることになりました。鴻奕(こうえき)は優れた悟性で束縛を解き、仙尊から賞賛されました。鴻奕(こうえき)は仙尊の秘密を探ろうとしましたが、今は司風殿にいるしかないと思いました。宴爽(えんそう)は鴻奕(こうえき)の傷を癒し、御風(ぎょふう)仙尊の修为は計り知れないので、軽率な行動は慎むようにと忠告しました。寂滅輪について、宴爽(えんそう)は慎重に行動するよう主張しました。会話の中で、宴爽(えんそう)は誤って鴻奕に寄りかかり、2人は結婚式の夜の温かい気持ちを思い出し、微妙な雰囲気になりました。

阿音は殿の外で一日待ち続け、ついに司兵殿に潜入する機会を得ましたが、一振りの神兵が異常なことに気づきました。戦いの後、伏塵剣(ふじんけん)が原因であることがわかりました。彼は歯痛がひどくて、それが奇妙な風を起こしていたのです。阿音は彼の治療をした後、伏塵剣(ふじんけん)の態度は大きく変わり、洗塵の話を教えてくれました。その後、阿音は糕点を持って古晋(こしん)を訪ね、勇敢に告白しましたが、断られてしまいました。しかし、愛は隠せません。古晋(こしん)に助けられてから、禁谷から大澤山、そして凡塵まで、すべてが阿音の心の中の大切な思い出です。彼女は古晋(こしん)の心の火を再び燃やすことを誓いました。たとえ前途が険しくても。

翌日、鴻奕は司風殿で霊体が悪さをしているのを発見し、ついに御風(ぎょふう)仙尊に認められ、六品護衛に昇進し、自由に出入りできるようになりました。仙尊は鴻奕の父親のことを話し、彼の心を揺さぶりました。そのとき、妖狐族の鴻媚(こうび)長老が殺害されたという知らせが入り、鴻奕は急いで狐族に戻り、疑いが妖族に向けられていることに気づき、鴻若(ひかり)との争いが再燃しました。林墨(りんぼく)は鴻若(ひかり)の安全を心配していましたが、鴻若(ひかり)が黒幕であるとは知りませんでした。鴻若(ひかり)は妖王林森(りんしん)に報告し、仙族に対する警戒を強めることを計画していました。

伏塵剣(ふじんけん)は阿音を3つの神兵の洗塵に導きました。神兵は霊智があり、性格が頑固なので、洗塵は困難を極めました。阿音は機転を利かせて霊力で器霊を鎮め、ついに彼らを納得させました。阿音の親しみやすさと知恵は、彼女と器霊の間に深い友情を築きました。瀾沣(らんふう)帝君はそれを目撃し、阿音と宴爽を大いに賞賛しました。しかし、華姝(かしゅう)は宴爽が司兵殿の掌殿に昇進したことで不満を持ち、瀾沣(らんふう)帝君の決定に疑問を呈しました。瀾沣(らんふう)帝君は確かな証拠を示して反論し、華衍(かえん)の功績は事実ではなく、宴爽は実力と貢献によってこの地位を獲得したと指摘し、華姝(かしゅう)は何も言えませんでした。

第15話の感想

第15話は、阿音と古晋(こしん)の恋の行方が気になる展開でした。阿音は天宮で働き、古晋(こしん)に自分の気持ちを伝えようと決意しました。しかし、古晋(こしん)は阿音の告白を断ってしまいました。阿音は悲しみますが、諦めずに古晋(こしん)の心の火を再び燃やすことを誓いました。

一方、鴻奕は御風(ぎょふう)仙尊に認められ、司風殿で働くことになりました。彼は優れた悟性で束縛を解き、仙尊から賞賛されました。しかし、鴻奕は父王が落とした寂滅輪を探し出すため、天宮に来たのでした。

宴爽は司兵殿の掌殿に昇進し、華姝(かしゅう)の不満を買いました。しかし、瀾灃(らんぷう)帝君は宴爽の実力と貢献を認め、華姝(かしゅう)は何も言えませんでした。

つづく