中国ドラマ「神隠し」23話ネタバレと感想

神隠し第23話あらすじ/ネタバレ

古晋(こしん)は心を痛めながらも、阿音(あいん)の命を救うため、弑神花の地へ再び向かう。弑神花は藤蔓のように絡みつき、彼は身動きが取れなくなる。最終的に彼は自分の血を捧げることで陣を破り、魔髄を手に入れる。去ろうとしたその時、遠くから彼の行動を責める声が聞こえてくる。大沢山の安危を顧みず、阿音(あいん)を救うことが本当に正しかったのか、そして真神の力がまだ安定していないことを嘲笑する声だった。

宴爽(えんそう)は青雲(せいうん)を連れて天宮から飛び立つが、半神の鴻奕(こうえき)に阻まれる。かつての親友の変化に、宴爽(えんそう)は信じられず、青雲(せいうん)を守るために戦う。鴻奕(こうえき)の手のひらから放たれる寂滅輪の炎は凄まじく、宴爽(えんそう)は抵抗できない。絶望の中、彼は遺言を残す。しかし、鴻奕(こうえき)は宴爽(えんそう)の涙を見て、少しだけ正気を取り戻し、魔気を抑え込もうとする。宴爽(えんそう)は希望を取り戻し、彼に呼びかけるが、鴻奕(こうえき)の正気は一瞬で消え、魔気が再び彼を支配し、二人は再び危機に陥る。

御風(ぎょふう)仙尊たちが駆けつけ、鴻奕(こうえき)を捕らえる。鴻若(ひかり)は鴻奕の体内の半魔の気を天界に渡すまいと現れ、彼を救出するが、敵が多すぎて負傷し、逃亡する。

九淵煞獄から戻った古晋(こしん)は、碧波(へきは)の力によって阿音(あいん)の命を繋ぎ止める。魔髄から作られた神丹は効果を発揮し、阿音(あいん)の白髪は黒に戻る。目を覚ました阿音(あいん)は、傷だらけの古晋(こしん)を見て、二人は抱き合って泣き、お互いの気持ちを確かめ合う。その時、天帝の鐘が鳴り響き、大事が起こったことを告げる。古晋(こしん)は阿音と共に大沢山へ向かうと、山門は破壊され、門下生はほとんど死んでおり、仙霊の陣だけが輝いていた。これは仙霊たちが輪廻転生を拒否し、大沢山を守ろうとした証だった。

仙霊たちは静かに立ち尽くし、御風(ぎょふう)仙尊は鴻奕の悪事を語る。古晋(こしん)は黙っており、阿音は心配し、彼の袖に触ろうとするが、彼は大殿に入り、跪いて頭を下げる。すると、神光が輝き、古晋(こしん)の真神の封印が解かれ、元啓真神が復活する。古帝剣の剣霊は彼を主人と認め、仙霊たちは跪拝する。華姝(かしゅう)はこれを機に鴻奕を厳罰に処すよう訴えるが、阿音は一人、鴻奕を擁護する。

鴻奕は天宮に連行され、必死に弁明するが、誰も信じない。阿音だけが彼を支持する。宴爽と青雲(せいうん)が重傷を負っていることを知った古晋(こしん)は、鴻奕を鎖妖塔に閉じ込め、九天玄雷で彼の潔白を証明する時を待つ。

古晋(こしん)は元啓真神として復活し、仙霊たちは彼を畏敬するが、阿音は彼の高嶺の花のような姿に距離を感じ、心が離れていく。青霖(せいりん)は古晋(こしん)の身世を知り、心配しながら、林墨(りんぼく)と協力して鴻奕を救う方法を相談する。紅綢(こうちょう)が山門の巻物を携えて到着し、古晋(こしん)はそれを見て故人を思い出し、悲しみが込み上げる。門の外で阿音が面会を求めるが、古晋は彼女の意図を察して会わず、心中複雑な思いを抱く。