神隠し 第34話 あらすじ/ネタバレ

古晋(こしん)と鳳隠(ほういん)の結婚

古晋(こしん)と鳳隠(ほういん)の結婚式が行われ、神光が降り注ぎ、仙界は祝賀ムードに包まれる。しかし、鴻奕(こうえき)は落胆し、宴爽(えんそう)は心を痛めながらも声をかけることができない。

偽りの夫婦生活

結婚後、古晋(こしん)と鳳隠(ほういん)は梧桐島に戻り、人目を欺くために夫婦を装う。華姝(かしゅう)は鳳隠(ほういん)の出現で地位が揺らぎ、孔雀王(くじゃくおう)も鳳隠(ほういん)の真の目的を疑い、鳳族の弟子を監視させる。

大婚の夜

大婚の夜、古晋(こしん)は人間界の結婚式を思い出し、鳳隠と杯を交わそうとする。しかし、鳳隠は離縁状を差し出し、古晋(こしん)の思いを断ち切ろうとする。古晋(こしん)は笑って受け取り、離縁前には婿としての権利を行使すると告げる。

鴻奕(こうえき)の苦悩

鴻奕(こうえき)は妖族に酒を飲みに行き、古晋(こしん)への怒りと宴爽(えんそう)への心配に苛まれる。その後、鷹族を訪れた鴻奕(こうえき)は、宴爽(えんそう)の即位を目の当たりにする。宴爽(えんそう)は公の場で鴻奕(こうえき)との境界線を引く発言をし、鴻奕は憤然と立ち去る。宴爽(えんそう)は涙を流しながら鴻奕を見送る。

古晋(こしん)の天罰

古晋(こしん)と鳳隠は同じ部屋にいるものの、別々に寝ている。ある朝、鳳隠は古晋(こしん)の姿が見えず、天罰を受けているのではないかと心配する。案の定、古晋は虚弱な体で天雷に耐えており、帰ってきた時には平然を装う。

孔雀王(くじゃくおう)への疑念

伏塵剣(ふじんけん)は欠席した賓客を調査し、鳳隠は孔雀王(くじゃくおう)を疑う。古晋は孔雀王(くじゃくおう)が修魔者である証拠を提示するが、打草驚蛇を避けるため、秘密裏に動くことを決意する。

紫月(しげつ)の出現

紫月(しげつ)が玄池仙境に現れ、弱水によって渡ることができない。古晋は鴻奕に狐の毛を借りる作戦を立てる。鴻奕は最初は怒るものの、最終的には承諾し、宴爽への想いを吐露する。

紅綢(こうちょう)の怒り

紅綢(こうちょう)は古晋が婿入りしたことを聞き、怒って梧桐島に鳳隠を問い詰めに来る。鳳隠は紅綢(こうちょう)をなだめ、鴻奕の宴爽への想いを指摘する。鴻奕は自分が恋に落ちていることに気づく。

鳳隠と宴爽の再会

鳳隠は宴爽を訪ね、古晋は立ち去る。鴻奕は2人を心から祝福し、片思いが叶わないことを悟る。古晋は鴻奕の宴爽への想いを指摘し、宴爽は鴻奕にチャンスを与えることを考える。しかし、宴爽は鷹族の仕事に専念することを決意する。

複雑な感情の行方

愛によって生まれた複雑な感情は、それぞれが向き合い、決断を下す必要がある。

第34話感想

第34話は、複雑な感情が絡み合った回でした。古晋と鳳隠の偽りの夫婦生活、鴻奕の宴爽への想いと失恋、そして宴爽の決意など、それぞれのキャラクターがそれぞれの思いを抱えています。

特に印象的だったのは、鴻奕のシーンです。宴爽への想いを自覚し、失恋の苦しみを味わう姿は切なく、共感できるものでした。また、宴爽の決意も、鷹族の未来を考えた上でのものであり、彼女の強さを感じさせられました。

この回は、それぞれのキャラクターが成長していく姿も描かれており、今後の展開が楽しみになりました。特に、古晋と鳳隠の関係が今後どのように変化していくのか、注目です。

つづく