神隠し 第39話 あらすじ/ネタバレ

九宮塔は三つの関門に分かれており、最初の関門は仙基を試すためのものです。天雷が轟き、鳳隠(ほういん)と玉霞子(ぎょくかじ)が最初に塔に入りました。しかし、玉霞子(ぎょくかじ)は禁術を密かに練習していたことが天河老祖(てんがろうそ)に見つかり、塔の外に追い出されてしまいました。

鳳隠(ほういん)は一人で関門を突破し、第二の幻境に入りました。そこはまるで大澤山に戻ったかのようです。昔、閑善(かんぜん)がまだ掌教ではなく、東華(とうか)が山に住んでいた頃、師兄たちは阿音(あいん)をとても可愛がっており、東華(とうか)は皆の前で阿音(あいん)を弟子にすると宣言しました。拍手喝采が鳴り響きます。阿音(あいん)は閑善(かんぜん)から贈られた剣の房を持ち、感情が込み上げてきますが、最終的には理性を取り戻し、幻境を破りました。青穹仙尊は彼女を迎え、関門を突破したことを称賛しました。

一方、華姝(かしゅう)は万儀山荘の荘主になりすまし、幻境に陥りました。夢の中では瀾沣(らんふう)帝君と結婚しますが、後に裏切られてしまいます。青穹は幻境を終わらせ、彼女の敗北を宣告しました。華姝(かしゅう)は怒って青穹を殺し、彼の霊丹を奪いました。

魔族が万儀山を襲撃し、霊風(れいふう)が古晋(こしん)に急報します。古晋(こしん)は華姝(かしゅう)が偽装していること、宝物を奪って魔気を隠していることを知ります。古晋(こしん)は鳳隠(ほういん)に手紙を送りますが、誤って鑑武殿に落ちてしまいました。鳳隠(ほういん)は華姝(かしゅう)の正体を見破り、戦いますが敵わず、帝璽を奪われてしまいます。二人は塔から出てきました。

塔の外にいる仙人は、華姝(かしゅう)が帝璽を持って現れ、魔気が広がっているのを見て驚愕します。宴爽(えんそう)たちは孔雀王(くじゃくおう)を脅して帝璽を奪おうとしますが、孔雀王(くじゃくおう)は逆に華姝を煽てて帝璽を渡さないように仕向けます。孔雀王(くじゃくおう)は聚妖幡を広げ、束縛を振り切って傲慢な態度を見せます。

鳳隠(ほういん)たちは華姝が渡世妖門を開くのを阻止し、三界を救おうとします。孔雀王(くじゃくおう)と華姝は聚妖幡の力を借りて強くなり、鳳隠は瀾沣(らんふう)が殺された真相を明かします。孔雀王(くじゃくおう)は最初は認めることを拒否しますが、紅雀(こうじゃく)が現れて証言し、孔雀王はしぶしぶ陰謀を認めます。

孔雀王は華姝が信用できないことを知り、催心咒を使って彼女を操り、魔修を解放して妖門を開かせます。天宮は黒い霧に覆われ、仙族の聖地は影に覆われます。鳳隠は華姝を浄化して正気に戻し、自分自身を信じるように説得します。そして、華姝は一族のために魔気を浄化し、自分の手で華默を殺します。

華姝は一族を率いて鳳隠に跪き、罪を認めて許しを請い、仙元をすべて使って魔族を聚妖幡に封印し、天界に孔雀族を許してほしいと懇願します。鳳淵(ほうえん)はそれを認め、鳳隠は勅命を受けます。

恩怨が解決した後、華姝は仙元を散らす前に、自分は鳳隠には及ばないものの、すべてを捨ててくれる愛を持っていると告げます。聚妖幡は封印されますが、魔気は完全に消えていません。冥起(めいき)が現れます。

鳳隠たちは百鳥島の廃墟まで追いかけ、冥起(めいき)が魔気を吸い上げ、九淵煉獄を開こうとしているのを見ます。五人は力を合わせて三界の気を集めますが、冥起(めいき)は修言(しゅうげん)を餌にして敖歌(おうか)を騙します。戦いは続き、危機が迫っています。

第39話の感想

第39話は、怒涛の展開と衝撃の事実が明らかになる、非常に盛り上がりを見せた回でした。特に、華姝の豹変ぶりと孔雀王の陰謀は、視聴者に大きな衝撃を与えたのではないでしょうか。

華姝は、これまで穏やかで優しい性格でしたが、今回は魔力を手に入れたことで傲慢になり、帝璽を奪って渡世妖門を開こうとしました。彼女の豹変ぶりは、視聴者を驚かせるとともに、魔力の恐ろしさを改めて認識させられました。

一方、孔雀王は華姝を利用して魔族を解放しようと企んでいました。彼の狡猾さと冷酷さは、視聴者の反感を買い、今後の展開が気になるところです。

また、鳳隠と華姝の戦いは、迫力満点で見応えがありました。二人は互角の戦いを繰り広げましたが、最終的には鳳隠が勝利しました。この戦いは、鳳隠の成長と強さを示すものでした。

つづく