沈沁は刺客に襲われ、蕭寒声に救われる。しかし、寧王は沈沅の企みを知り激怒する。蕭寒声は亡き皇太子が残した玉佩を眺め、父が自分を沈沁に娶らせた理由を思い悩む。
雲諾は沈沁こそ皇太子の死を探る糸口になると考え、蕭寒声に沈沁を追い出すよう進言する。蕭寒声は沈沁の腕に残る傷痕と直感から、彼女が悪人ではないと考えるが、雲諾の忠告に従い沈沁を追い出す。
沈沁は将軍が用意してくれた衣に着替え、書き置きを残して蕭府を去る。蕭寒声は安心するが、宮中の内監が訪ねてきて、将軍と夫人に聖旨を届けに来たという。
一方、蕭府を出た沈沁は芊影山荘を訪ねると、自分の顔をした十七が現れる。激高した十七は沈沁を殺そうとするが、沈沁は自分を殺せば二度と顔が取り戻せなくなると言う。
十七の姉は中庭の湯船に浸かっていた。その肩には確かに梅の花の刺青がある。しかし、姉は毒を使って解毒中のため湯から出られず、十七も近寄ることができなかった。沈沁は十七に姉を助ける代わりに、将軍夫人を演じることを提案する。
雲諾は内監の相手をしながら時間を稼いでいたが、いよいよごまかせなくなった。仕方なく蕭寒声は厳罰を覚悟で部屋を出るが、その時、沈沁が戻ってくる。お陰で蕭寒声は無事に皇帝の聖旨を受け、十七も沈沁として誥命夫人に封じられた。
蕭寒声は沈沁に恩人と同じように右目の下に泣きぼくろがあることに気づく。雲諾は蕭寒声に、かつて将軍には想い人がいたと明かす。実はその想い人とは十七のことだった。
蕭寒声は賊の根城で人質になった十七を救う。しかし、負傷していた蕭寒声は十七を助けると倒れてしまう。狼の遠吠えが聞こえてきたが、沈沁は蕭寒声を見捨てることはできないと決意する。
翌朝、沈沁は門前の植木に縛り付けられた赤い布を見つける。沈沁は急いで山荘に駆けつけ、十七に蕭寒声が持っている太子の遺品を調べて欲しいと頼む。十七は血まみれになって死んでいる小倩を見せ、見返りとして沈沁に協力を求める。
一方、子衡は撫遠将軍を懐柔するため、蕭府に祝儀を届けにやって来る。しかし、蕭寒声は金品ではなびかず、あからさまに敬遠されてしまう。子衡は仕方なく引き上げることにしたが、回廊でばったり沈沁と出くわす。
つづく