将軍府で沈沁しん・しんと再会したねい王は、思わず彼女を物陰に連れ込みますが、沈沁しん・しんは激しく抵抗します。蕭寒声しょう・かんせいが通りかかり、沈沁しん・しんは咄嗟にねい王を突き放して難を逃れます。

その夜、ねい王は鎏金坊で憂さ晴らしをし、新入りの舞姫・十七じゅうしちを女にします。その様子を十七じゅうしちの親友・盈袖が目撃していました。

沈沁しん・しん十七じゅうしちの合図で山荘を訪ね、十七じゅうしちから皇太子の遺品を見つけられないことを知ります。沈沁しん・しんは協力して遺品を探すことを約束します。

その夜、沈沁しん・しんは恩人である将軍と人質になった姉との板挟みで途方に暮れます。そこに、蕭寒声しょう・かんせいの娘・圓宝が現れ、沈沁しん・しんを新しい母と認めます。圓宝は蕭寒声しょう・かんせいの養女で、本当の父親は戦死した秦副将であることが判明します。

蕭寒声しょう・かんせいと軍師・雲諾は、皇太子の死の裏に相国がいると疑っています。雲諾は沈沁しん・しんを利用した妙策を提案しますが、将軍に却下されます。

圓宝は、蕭寒声しょう・かんせい沈沁しん・しんを天幕に呼び出します。天幕の中では、蛍が灯籠代わりとなって明るく照らしています。圓宝は沈沁しん・しんに蛍の話をしてもらうように頼みます。

蕭寒声しょう・かんせいの蛍の話が終わる頃には、沈沁しん・しんと圓宝は眠っていました。沈沁しん・しんを見つめる蕭寒声しょう・かんせいは、沈沁しん・しんの肩に恩人と同じ傷跡があることに気づきます。

蕭寒声しょう・かんせい沈沁しん・しんの腕をつかんだその時、宮中から使いが来たという知らせが入ります。

子衡は山荘に海内監を呼び出し、賄賂を贈って当直日誌を閲覧させます。十七じゅうしちはこっそり酒瓶に媚薬を混ぜていました。

蕭寒声しょう・かんせい沈沁しん・しんと夫婦の杯を交わし、皇帝から賜った酒を飲みます。蛍の件でばつが悪い沈沁しん・しんは早々に出て行こうとしますが、蕭寒声しょう・かんせいに引き止められます。

蕭寒声しょう・かんせいは、蛍の話を聞かせてくれた恩人を探していることを沈沁しん・しんに打ち明けます。沈沁しん・しんは秘めた想いを隠し切れず、蕭寒声しょう・かんせいに抱きつきます。二人は結ばれます。

一方、媚薬を仕込んだ十七じゅうしちも山荘でねい王と枕を共にしていました。

実は、海内監は将軍府で酒瓶を落としていました。慌てて車に戻り、花彫酒を入れてごまかしますが、こぼれた媚薬入りの酒を猫が舐めてしまいます。

つづく