『卿卿(きょうきょう)日常 ~宮廷を彩る幸せレシピ~』第38話 あらすじ/ネタバレ

主上と四少主

主上は四少主に四方巡視を命じますが、四少主は乗り気ではありません。主上は、四少主は優秀な臣下であるものの、雜念が多く、良兵になるには修身養性が必要だと告げます。

実は主上は、四少主が安曦元(あん・きげん)に唆されていることを知っています。さらに安曦元(あん・きげん)が無理な出産を強行したことも把握しており、四少主に新しい夫人を迎えることを考えていました。

しかし、四少主は安曦元(あん・きげん)をかばうあまり、すべての罪を被ってしまいます。主上はしぶしぶ、安曦元を許すことにしますが、四少主には今後心を正すよう釘を刺します。

主上と尹崢(いん・そう)

主上は尹崢(いん・そう)を呼び、来月の新川(しんせん)巡視について相談します。尹崢(いん・そう)は主上と同行する準備も、新川(しんせん)に残って政務を執る準備も整えていました。

主上は尹崢(いん・そう)に、自分が代理で政務を執らせたいと提案します。尹崢(いん・そう)は落ち着いて自分の計画を述べ、主上はそれを高く評価し、新川(しんせん)の玉印を託します。

尹崢(いん・そう)と李薇(り・び)の婚礼

巡視に出発する前に、主上は尹崢(いん・そう)と李薇(り・び)の結婚式を執り行うことを希望します。尹崢(いん・そう)は李薇(り・び)の父である李文弼に挨拶するため、霽川(せいせん)に向かいます。

李薇の家族は尹崢(いん・そう)を歓迎しますが、李文弼だけは快く思っていません。尹崢(いん・そう)は李文弼に、霽川(せいせん)の慣習に従い一夫一妻制を貫くことを約束しますが、李文弼はそれを拒否します。

尹崢(いん・そう)は李文弼の信頼を得るため、家事や農作業を完璧にこなします。さらに、危険な獵狼山で李薇のために槐の花を採りに行き、狼から村人を救うという勇敢な行動を見せます。

尹崢(いん・そう)と李薇の誓い

尹崢(いん・そう)と李薇は月老廟(げつろうびょう)を訪れ、結婚の誓いを立てます。尹崢(いん・そう)は、主上から玉印を託され、今後困難な道が続くことを李薇に告げます。

李薇は迷うことなく、尹崢(いん・そう)を支えると答えます。そして、尹崢(いん・そう)と共に月老に永遠の愛を誓うのでした。

第38話の感想

四少主は、安曦元への愛情のため、主上の命令に背き、修身養性することを拒否しました。主上は、四少主の頑固さを心配しながらも、彼の気持ちを受け入れました。

尹崢(いん・そう)は、主上の信頼を得て、新川の玉印を託されました。彼は、主上の期待に応えるため、責任感を持って政務を執り行う決意を固めました。

尹崢(いん・そう)と李薇は、結婚式の前に、李薇の父である李文弼の厳しい試練を受けました。尹崢(いん・そう)は、李文弼の信頼を得るために、様々な困難を乗り越え、最終的に彼の心を動かしました。

尹崢(いん・そう)と李薇は、月老廟(げつろうびょう)で永遠の愛を誓いました。二人は、困難な未来に立ち向かう決意を固め、新たな一歩を踏み出しました。

つづく