卿卿(きょうきょう)日常 ~宮廷を彩る幸せレシピ~ 第8話 あらすじ/ネタバレ

上官(じょうかん)妍が丹川(たんせん)への婿入りを要求したことに、尹崢(いん・そう)は困惑する。彼はすでに李薇(り・び)との婚約があることを伝えるが、上官(じょうかん)妍はそれが形だけのものだと見抜いていた。尹崢(いん・そう)は李薇(り・び)に複雑な視線を向け、李薇(り・び)はうつむいて言葉を発することができない。

尹崢(いん・そう)は李薇の手を取り、上官(じょうかん)妍の前で李薇への想いを告白し、無理強いをしないよう懇願する。李薇も尹崢(いん・そう)とこのまま一緒にいたいと付け加え、上官妍に許しを請う。そこに上官婧(じょうかん・せい)が現れ、尹岐(いん・き)と共に新川(しんせん)へ戻りたいと申し出る。

しかし上官妍は上官婧(じょうかん・せい)が丹川(たんせん)のためではなく、自分のために戻ろうとしているのではないかと疑う。上官妍は尹岐(いん・き)に最後の試練を与える。上官婧(じょうかん・せい)を心から笑わせることができれば、新川(しんせん)への帰還を許可するというのだ。

尹岐(いん・き)は上官婧(じょうかん・せい)を笑顔にする方法がわからず悩む。彼は尹崢(いん・そう)に助けを求めるが、尹崢(いん・そう)と李薇が手をつないでいる姿を見てしまう。李薇は慌てて手を離し、尹崢(いん・そう)の言葉は方便だったと説明する。尹崢(いん・そう)は怒りと戸惑いを隠せない。

最後の試練に挑む尹岐(いん・き)は、変脸の達人に弟子入りするが、すぐに逃げ出してしまう。尹崢(いん・そう)は尹岐(いん・き)を叱咤しつつも、逃げられないように部屋に閉じ込める。

玉瓶(ぎょくへい)と玉盏は上官婧(じょうかん・せい)を連れて尹岐(いん・き)の変脸を見せるが、ぎこちない動きに上官婧(じょうかん・せい)は笑うことができない。そこで尹岐は上官婧に、彼女の言葉を大切に覚えていたことを伝える。上官婧は感動し、笑顔を見せる。

上官妍は尹岐たちのために送別宴を開く。尹崢(いん・そう)は酔っ払ってしまい、李薇と並んで寝床に座る。李薇は尹崢(いん・そう)との結婚が最初は強制的なものだったと振り返り、今の気持ちを理解できないと話す。尹崢(いん・そう)は李薇が自分を嫌っていると思い、不機嫌になる。李薇は決して尹崢(いん・そう)を嫌いではないと否定する。

尹崢(いん・そう)は李薇に少しでもいいから自分を好きになってくれるかと尋ねる。李薇は「わからない」と答える。尹崢(いん・そう)は夜と酒に酔い、李薇の唇にキスをしてしまう。

翌朝、李薇は尹崢(いん・そう)に気まずさを感じるが、尹崢(いん・そう)は昨夜のことを覚えていない。李薇は夢だったのではないかと疑う。

新川(しんせん)に戻った李薇は、あの夜のことが頭から離れず、ぼーっとしてしまう。尹崢(いん・そう)を見ると落ち着かず、彼を避けてしまう。

金川(きんせん)は借金の返済を迫ってくるが、税金は丹川(たんせん)の救済に充てられており、返済することができない。尹崢(いん・そう)は過去の借金を回収することを提案する。尹嵩(いん・すう)は趙芳如(ちょう・ほうじょ)の実家の財産を狙い、主君に内緒で行動を起こそうとする。

第8話の感想

第8話は、尹崢(いん・そう)と李薇の感情が大きく揺れ動く回でした。上官妍の婿入り要求に戸惑う尹崢(いん・そう)、李薇への複雑な想いを告白する尹崢(いん・そう)、尹崢(いん・そう)の言葉に戸惑う李薇、そして酔った勢いでキスをしてしまう尹崢(いん・そう)。二人の関係は、少しずつ変化しているように感じます。

また、上官婧と尹岐の恋の行方も気になるところです。上官妍の最後の試練を乗り越え、上官婧を笑顔にすることができた尹岐。上官妍は二人の帰還を許してくれるのでしょうか。

そして、尹崢(いん・そう)と李薇が抱える問題も気になります。金川(きんせん)の借金問題、尹嵩(いん・すう)の企みなど、今後の展開が楽しみです。

つづく